キイトトンボとは? わかりやすく解説

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黄糸蜻蛉

読み方:キイトトンボ(kiitotonbo)

イトトンボ科昆虫

学名 Ceriagrion melanurum


キイトトンボ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/17 07:41 UTC 版)

キイトトンボ[1]
キイトトンボのオス
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: トンボ目(蜻蛉目) Odonata
亜目 : イトトンボ亜目 Zygoptera
上科 : イトトンボ上科 Coenagrionoidea
: イトトンボ科[1] Coenagrionidae
亜科 : イトトンボ亜科 Coenagrioninae
: キイトトンボ属 Ceriagrion[1]
: キイトトンボ[1] C. melanurum[1]
学名
Ceriagrion melanurum[1]
(Selys1876)[1]
和名
キイトトンボ[1]

キイトトンボCeriagrion melanurum)は、蜻蛉目(トンボ目)・イトトンボ科昆虫である。和名の由来は、体色より[2]

形態

成虫

オスは全長31 - 44mm、腹長23 - 34mm、後翅長15 - 24mm[3]、メスは全長33 - 48mm、腹長25 - 38mm、後翅長16 - 26mmであり[3]、イトトンボとしては中型である[2]

胸部は未成熟で淡褐色、成熟すると明るい黄緑色である[2]。腹部はオスではあざやかな黄色[2]、メスでは個体によって緑味のある黄褐色あるいは緑色となるが、成熟との関係は調査が待たれる[2]は無色透明[2]複眼は黄緑色[3]は黄色[2]

幼虫

体長11 - 15mm[2]

生態

連結中のキイトトンボ、中池見湿地福井県敦賀市)にて

平地や低山地池沼湿地湿原に生息する[2][3]。成虫はハエから小型のトンボ(同種を含む)まで捕食する[3]

分布

日本(本州以南)・中国・朝鮮半島[3]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 日本産昆虫学名和名辞書(DJI)”. 昆虫学データベース KONCHU. 九州大学大学院農学研究院昆虫学教室. 2018年11月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 『原色日本トンボ幼虫成虫大図鑑』北海道大学図書刊行会 582-583P。ISBN 4-8329-9771-8
  3. ^ a b c d e f 『ネイチャーガイド 日本のトンボ』文一統合出版 104P-105P。ISBN 978-4-8299-0119-9

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