かげろ・う〔かげろふ〕
「敵意の外に、まだ認めなければならない或物が其所に—・った」〈漱石・明暗〉
2 光がほのめく。ひらめく。《季 春》「ギヤマンの如く豪華に—・へる/茅舎」
「松のたえまより、わづかに月の—・ひて見えけるを見て」〈山家集・下・詞書〉
3 日がかげる。陰になる。
かげろう〔かげろふ〕【蜉=蝣/蜻=蛉】
読み方:かげろう
1 《飛ぶ姿が陽炎(かげろう)の立ちのぼるさまに似ているところからの名》カゲロウ目の昆虫の総称。体は繊細で、腹端に長い尾が2、3本ある。翅(はね)は透明で、幅の広い三角形。夏、水辺の近くの空中を浮かぶようにして群れ飛ぶ。幼虫は川中の礫(れき)上や砂中に1〜3年暮らす。成虫は寿命が数時間から数日と短いため、はかないもののたとえにされる。糸遊(いとゆう)。
かげ‐ろう〔‐ラウ〕【陰郎】
かげろう〔かげろふ〕【陽=炎】
蜉蝣
蜻蛉
陽炎
蜉蝣
野馬
陽炎
カゲロウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 23:19 UTC 版)
カゲロウ(蜉蝣)とは、節足動物門・昆虫綱・カゲロウ目(蜉蝣目、学名:Ephemeroptera)に属する昆虫の総称。昆虫の中で最初に翅を獲得したグループの一つであると考えられている。幼虫はすべて水生。不完全変態であるが、幼虫→亜成虫→成虫という半変態と呼ばれる特殊な変態をし(後述)、成虫は軟弱で長い尾をもち、寿命が短い。
- ^ 関根一希ほか、千曲川における大量発生昆虫オオシロカゲロウの流程分布 陸水学雑誌 Vol.74 (2013) No.2 P73-84
- ^ 羽虫大量発生で一時通行止め 愛岐大橋 - 日本経済新聞2016年09月13日閲覧。
カゲロウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 05:20 UTC 版)
「害虫女子コスモポリタン」の記事における「カゲロウ」の解説
マスクをしたセーラー服の女子の姿で描かれる。羽化しても亜成虫のまま一生を終えるため成虫になれず、さらに羽化後は食事もできず、生殖のために自分を叩き売りする。すぐに滅んでしまいそうなはかない存在だが、実は3億年前から生きているゴキブリの同期。
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カゲロウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 06:09 UTC 版)
アカツキの手前に存在する秘匿された区域。AGでは考えられないほどに広大で豊かな農地が広がっているが、その実態は人工太陽に奪われた人々の「こころ」を糧に育った作物であり、働いている農夫たちは罪悪感に苛まれ苦しんでいる。アカツキ入りを選定される者が到達できる場所で、アカツキのゲートキーパーに不適格と判断された場合は、このカゲロウで要職に就くことになる。また、裏では人工精霊計画の犠牲となった失敗作や、精霊になれなかった者が廃棄される実験体廃棄場などがあり、実験もここで行われていた。AGで最も明るい場所である。
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カゲロウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/09 15:00 UTC 版)
上方に向けて蹴りを放ち、ヒットすると相手に無数のナイフを投げつけて追撃する。
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カゲロウ(蜉蝣)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 03:18 UTC 版)
「Smalltalk」の記事における「カゲロウ(蜉蝣)」の解説
カゲロウ(Ephemeron)は、どこからも参照されなくなった連想配列の要素を解放するために導入された記憶領域の管理機構でありSmalltalkで初めて実装された。例えば連想配列の添字として#keyがあったとして、#keyが連想配列以外の変数で参照されていなければ連想配列の要素は必要ない。このように不要となった要素を解放するために用いる。オブジェクトをカゲロウ状態にするには#makeEphemeronを用いる。 | association key |key := Object new.association :=Associationkey: keyvalue: Object new.association makeEphemeron. "associationがカゲロウになる。"ObjectMemory compact. "ごみ回収。この時点ではassociation keyとassociation valueは共にnilではない。" key := nil.ObjectMemory compact. "ごみ回収。この時点ではassociation keyとassociation valueは共にnilとなる。" ここでは連想配列の要素としてよく使われるAssociationを例としているが、カゲロウが消滅する基準は最初のインスタンス変数でクラスに依存しないためどんなクラスでもカゲロウにすることができる。
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カゲロウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 20:05 UTC 版)
「THE NEW GATE」の記事における「カゲロウ」の解説
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カゲロウ
「カゲロウ」の例文・使い方・用例・文例
- カゲロウ
- ある以前の分類法:カゲロウ目の名称
- カゲロウ類
- 昆虫の目の1つ:クサカゲロウ
- ウスバカゲロウ
- ウスバカゲロウ科の標準属:ウスバカゲロウ
- 薄く透き通る羽を持つ昆虫2科(脈翅目クサカゲロウ科と脈翅目ヒメカゲロウ科)の総称
- クサカゲロウの肉食幼虫
- 緑のクサカゲロウ
- 淡緑色で不快な臭いのするクサカゲロウで、幼虫は肉食性
- さまざまな緑のクサカゲロウ
- 茶色のクサカゲロウ
- 小さな暗い色のクサカゲロウの飛行
- ミズカゲロウを含むアミメカゲロウ目の節足動物科
- (トンボやカゲロウのように)不完全変態をする昆虫の幼虫
- ウスバカゲロウの幼虫
- カゲロウのページへのリンク