エフェメラとは? わかりやすく解説

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エフェメラ【ephemera】

読み方:えふぇめら

短命なものの意》ポスターやちらしなど、長期保存前提としない印刷物


エフェメラ

作者大原まり子

収載図書吸血鬼エフェメラ
出版社早川書房
刊行年月1993.7


エフェメラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/18 17:56 UTC 版)

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エフェメラ(ephemera)は一時的な筆記物および印刷物で、長期的に使われたり保存されることを意図していないものを指す。しばしば収集の対象となり、その例としてはしおりグリーティングカード手紙写真葉書ポスターチケットパンフレットチラシマッチ箱などが挙げられる。

概要

図書館情報学におけるエフェメラとは1枚だけの印刷物で、役割を終えたら捨てられる類のものを指す言葉である。この区分には印刷されていない手紙や写真は含まれず、そちらは手稿(マニュスクリプト)やタイプ原稿(タイプスクリプト)などと呼ばれる。大学図書館国立図書館博物館公文書館などでは歴史的資料としてエフェメラを収集・整理・保存する場合がある。

ギリシャ語で1日しか存在しえないものを指す言葉がエフェメラという言葉の起源である。エフェメラ(ephemera)は名詞で、ephemeron および ephemeros の複数中性格にあたる。ギリシャ語および近代ラテン語で古くは epi = on, hemera = day を意味し、カゲロウなどの短命な、その他の1日ないし短期間のみ存在するものを指すようになった。

関連図書

  • 貴志俊彦『満洲国のビジュアル・メディア――ポスター・絵はがき・切手』吉川弘文館、2010

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク


エフェメラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 05:39 UTC 版)

ラーバ」の記事における「エフェメラ」の解説

シーズン2に登場

※この「エフェメラ」の解説は、「ラーバ」の解説の一部です。
「エフェメラ」を含む「ラーバ」の記事については、「ラーバ」の概要を参照ください。

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