切符とは? わかりやすく解説

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きっ‐ぷ【切符】

読み方:きっぷ

金銭支払い済み証拠となる紙片乗車券入場券観覧券など。「電車の—」

品物引き換え配給などのしるしに使う券。「交通違反の—を切られる」「衣料—」

出場できる資格権利。「甲子園への—を手にする


きり‐ふ【切符】

読み方:きりふ

租税などの割り当て記した文書年貢公事支配状

割符(さいふ)

和船建造で、所要部材寸法数量などを詳細に記した書。


切符

読み方:キップ(kippu)

遠隔地送金するために用いられ為替手形

別名 割符(さいふ)


切符

読み方:キリフ(kirifu), キップ(kippu)

中世年貢などを特定の用途に切りあてることを命じた文書


切符

作者三島由紀夫

収載図書三島由紀夫短篇全集
出版社新潮社
刊行年月1987.11

収載図書決定版 三島由紀夫全集 20 短編小説
出版社新潮社
刊行年月2002.7

収載図書三島由紀夫雛の宿文豪怪談傑作選
出版社筑摩書房
刊行年月2007.9
シリーズ名ちくま文庫


切符

作者結城昌治

収載図書現代小説 1988
出版社徳間書店
刊行年月1988.5

収載図書エンドレス
出版社中央公論社
刊行年月1991.12

収載図書指揮者
出版社中央公論社
刊行年月1994.12
シリーズ名中公文庫


切符

作者連城三紀彦

収載図書背中合わせ
出版社新潮社
刊行年月1993.10
シリーズ名新潮文庫


切符

作者浅田次郎

収載図書短篇ベストコレクション現代小説2004
出版社徳間書店
刊行年月2004.6
シリーズ名徳間文庫

収載図書夕映え天使
出版社新潮社
刊行年月2008.12


切符

読み方:きっぷ

  1. 〔情・花〕芸者等級に就いていふ隠語白切符青切符赤切符など一等二等三等代りにいふ。

分類 情/花

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切符

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/11 07:09 UTC 版)

JRグループの切符

切符(きっぷ)またはチケットとは、対価が支払い済みであることや購入・受給の権利を保証するための券片。本項では歴史用語の切符(きりふ)についても述べる。

切符(きっぷ)

きっぷを買う

乗車券、周遊券、回数券、さらに劇場などの入場券あるいは預り証をいう[1]

ちなみに、明治時代は切符並びに切符売りのことを「テケツ」と呼んでいた。これは英語のTicket転訛したものである[2][3]

また、物不足の際の配給の受取書を指すこともある(配給切符)[1]。このほか交通取締における違反切符などもある。

比喩的な表現として、大会や試合への出場権を得ることを指す場合がある。

切符(きりふ)

日本史の用語としては中世の租税の割当文書(徴税令書)のこと切符(きりふ、きっぷ)といい、割符(さいふ)、切下文、切手とも言った[4][5]。「切符」や「切手」は平安時代から用いられており、当時から手形の意味を持っていた[5]。金融業者は切符をもとに国守や官長に貸した米などを取立てた[5]

10世紀から12世紀になると切符(きりふ)は、国家や寺院から所管する倉や所領に対しての米や銭の支払指図書となり、一定の流通性を持つようになった[6]。特に12世紀には切符(きりふ)は金融業者の割引の対象となったが、13世紀には切符(きりふ)は流動性を失った[6]

なお、14世紀から15世紀には畿内の商人が割符(さいふ)と呼ばれる一種の手形を運用した[6]

脚注

出典

  1. ^ a b 『類義語使い分け辞典: 日本語類似表現のニュアンスの違いを例証する』研究社、1998年、273頁
  2. ^ 思わず人に話したくなる続・日本語知識辞典(学研) 109ページ
  3. ^ 日本語雑記帳(岩波新書)テケツからチケットへ
  4. ^ 秋山高志『〈シリーズ〉日本人の手習い基礎 古文書のことば(3訂版)』柏書房、2002年、38頁
  5. ^ a b c 黒田重雄「日本のマーケティングは中世期に始まっていた:とくに,室町時代の重商主義の世界を中心にして」『北海学園大学経営論集』第15巻第1号、北海学園大学経営学会、2017年6月、47-73頁、CRID 1050564287477488512ISSN 1348-6047NAID 120006324410 
  6. ^ a b c 鎮目雅人「歴史からみた現代貨幣理論の適用可能性 : 日本の事例を中心に」(PDF)『金融経済研究』第44号、日本金融学会、2021年12月、115-130頁、CRID 1520572407493872896 

関連項目


切符

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/17 09:26 UTC 版)

ビルボバス」の記事における「切符」の解説

バスク自治州政府によって運行されるビルバオ近郊交通ネットワーク一部であり、メトロ・ビルバオ地下鉄)、ビルバオ・トラム路面電車)などもネットワーク含まれるレンフェスペイン国)、スペイン狭軌鉄道(FEVE)、バスク鉄道などの従来型鉄道ビスカイバスなども含め、各輸送機関ではクレディトランスというプリペイドカード使用できるクレディトランスは5ユーロ10ユーロ15ユーロ分のプリペイドカード機能持ちクレディトランス使用する場合は1乗車あたり55セント定額で、乗車のたびに金額差し引かれるクレディトランストラム停留所キオスクタバコ屋などで購入できる

※この「切符」の解説は、「ビルボバス」の解説の一部です。
「切符」を含む「ビルボバス」の記事については、「ビルボバス」の概要を参照ください。

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切符

出典:『Wiktionary』 (2021/06/26 02:44 UTC 版)

名詞

きっぷキップ

  1. 物品引き換え入場鉄道等の乗車といったサービスの提供を受ける際に必要な紙券。チケット
  2. 比喩的に)出場権利資格
  3. 交通違反のときなどに交付される簡単書類

類義語

翻訳


「切符」の例文・使い方・用例・文例

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