しひょう‐せいぶつ〔シヘウ‐〕【指標生物】
読み方:しひょうせいぶつ
⇒指標種
指標生物 (しひょうせいぶつ)
指標生物
指標生物
指標生物
指標生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 20:05 UTC 版)
指標生物(しひょうせいぶつ、indicator species、index species)とは、様々な環境条件を調べる際に、そこに生息する生物のうち、ある条件に敏感な生物を用いて調べる場合の、その生物を指していう言葉である。この方法の事を生物指標と言う。特に、河川の汚濁を調べる際の水生昆虫を中心とする淡水動物の例が有名である。
- ^ 青木淳一, 「土壌動物を用いた環境診断」, 沼田眞編「開発地域等における環境予測と評価に係る基礎調査」, 千葉県環境部環境調整課, 1995
- 1 指標生物とは
- 2 指標生物の概要
- 3 指標生物の例
- 4 微生物を利用する場合
指標生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 22:51 UTC 版)
このほか、流速や水質、底質の差によって生息する種が異なることから、河川での指標生物としてよく利用される。これは日本のカゲロウ研究の一大原動力ともなってきたと言えるもので、今もその方面の研究が進んでいる。 渓流では、カゲロウの種類が多い。それらはそれぞれに生息する環境が異なり、底質や流速などによって異なった地点に生息していることが多い。可児藤吉や今西錦司はこのことに注目し、これを棲み分けと呼んだ。このカゲロウの棲み分け研究を起源とする語は、マスメディアでも取り上げられたり、社会学などの他分野や日常語としても使われるようになった。
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指標生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 17:06 UTC 版)
河川では数の多い昆虫であり、多くの種があることから、カワゲラやカゲロウと並んで河川の水質調査の際の指標生物とされる。特に、シマトビケラやヒゲナガカワトビケラなどの造網性の種は、水中の小石が増水等で移動するような場所では安定して生活できないと考えられる。そこで水生昆虫の中にこの類の占める割合を造網係数と呼び、河川の安定を示す指標と考えている。
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