オオユスリカ(雌成虫)

オオユスリカ(雌成虫)
- セスジユスリカ Chironomus yoshimatsui MARTIN & SUBLETTE
- アカムシユスリカ Tokunagayusurika akamusi (TOKUNAGA)
- その他
家屋の照明に多数飛来して不快にさせる。また、洗濯物、窓、外壁などを汚染する。飲食店や製造施設などでは虫が商品に迷入して混入異物となる。また店舗の営業に支障がでたり、住民の苦情が高まって、地域によっては公害問題にもなる。また、成虫の死骸を吸い込むと、アレルギー性の喘息を引き起こす。
オオユスリカは最も大きなユスリカで、春に富栄養化した湖沼から発生する。年3回の発生が見られ、4月と9月下旬頃にピークが見られる。
エリユスリカ類 Orthocladius 属やフユユスリカ類 Hydrobaenus 属の仲間は冬季に飛来する。
大揺蚊
オオユスリカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 06:00 UTC 版)
オオユスリカ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Chironomus plumosus (Linnaeus, 1758) |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
オオユスリカ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
buzzer midge |
オオユスリカ(学名:Chironomus plumosus)は、ハエ目(双翅目)・ユスリカ科に属する昆虫である。
分布
特徴
体長約6.0-11.5mmで、ユスリカ科のなかでは最大[1]。体色は冬と春に現れる個体は黒色で、夏から秋にかけては明横褐色となる[1]。同属のユスリカと同様に、触角鞭節は11環節よりなる[2]。
分類
オオユスリカの分類は不確かな部分が多い。2002年、諏訪湖の個体群に基づく研究からChironomus plumosusと同定されていたものが新種であることが判明し、Chironomus suwaiとして記載された[1][3]。しかし、両種の分布域の境界はよくわかっていない。
脚注
参考文献
- 日本ユスリカ研究会『図説 日本のユスリカ』文一総合出版、2010年9月9日。ISBN 978-4829911723。
外部リンク
「オオユスリカ」の例文・使い方・用例・文例
オオユスリカと同じ種類の言葉
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