ミナミカワトンボ属とは? わかりやすく解説

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ミナミカワトンボ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/08/25 14:20 UTC 版)

ミナミカワトンボ属
コナカハグロトンボ のオス
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: トンボ目(蜻蛉目) Odonata
亜目 : イトトンボ亜目(均翅亜目) Zygoptera
: ミナミカワトンボ科 Euphaeidae
: ミナミカワトンボ属 Euphaea

ミナミカワトンボ属(Euphaea Selys)は、トンボ目均翅亜目ミナミカワトンボ科に属する昆虫の群である。小柄なカワトンボ類であるが、性的二形を示し、翅の形が雌雄で異なる。体は黒地に赤や黄色の斑紋を持ち、翅にも鮮やかな色を出すものが多い。幼虫はヒラタカゲロウに似て、腹背に扁平、腹面下側に腹側鰓をもつ。また尾鰓は肉質で太く短く、先端が少しとがる。

山間の渓流域に生息し、幼虫は流れの中の岩の表面に張り付いて生活する。

東アジアから東南アジアに21種があり、日本には一種のみが知られる。

参考文献

  • 石田昇三・石田勝義・小島圭三・杉村光俊、『日本産トンボ幼虫・成虫検索図説』、(1988)、東海大学出版会



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