近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/20 05:16 UTC 版)
日本産のものの多くはイヌノハナヒゲなどよりひょろっとした草で、まばらに分かれた枝先に少数を頭状につけ、それぞれの小穂の数は少ない。はっきりした頭状花序をつけるものにミクリガヤ Rhynchospora malasica C. B. Cralke があるが、時に1mに達するはるかに大きい草で、花茎には複数の花序を何段にもつける。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 21:44 UTC 版)
海岸性のテンツキとしてはビロードテンツキ(F. sericea (Poir.) R.Br.)がある。全体によく似た点が多いが、花茎はより短くて太い。また、名前の由来でもあるが、葉や茎に毛が多い点ではっきりと異なる。それに、この種は海岸でもむしろ砂浜に出現する。 海岸の岩に出るものにはイソヤマテンツキ(F. ferruginea (L.) Vahl var. sieboldii (Miq.) Ohwi)があるが、こちらは根出葉が少なく、真っすぐである。また小穂が7-13mmとはるかに大きくて数が少ない。 その他の海岸性のテンツキ類は大体湿地か干潟に出るものである。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 00:43 UTC 版)
テンツキ属には多くの種があるが、ごく小さいこと、小穂が球形に近いこと、それに全体に緑色であることなどから混同されるような種はない。小穂が丸い点ではヒデリコもそうであるが、普通はもっと大きくなって小穂を多数つけるし、小穂の鱗片は褐色になる。むしろ、ヒンジガヤツリやヒメクグの成長の悪いものが間違われやすいかもしれない。小穂を分解して構造を見れば混同することはないが、如何せん小さいのでやっかいである。果実には変な突起があって特徴がはっきりしているので、これを確認すれば間違いないが、双眼実体がほしいところ。 この属の多くは果実が倒卵形で偏平であり、円柱形のものはあまりない。それらをまとめてハタケテンツキ節(sect. Dipsaceae)とすることもある。これに含まれるものとして日本にはハタケテンツキ(F. stauntoni)やその変種であるトネテンツキ(var. tonensis)があるが、それらはもう少しテンツキらしい姿をしている。 なお、上記のように一時的に干上がって生じた泥地にはこの種がよく見られるが、同時によく出現するものとしてメアゼテンツキやヒメアオガヤツリなどがある。いずれもごく小型の植物で、草姿まで似ている。また、そのような場所には他にも湿地に生えるカヤツリグサ類が出ることも多いが、成長の時間が限られるためか、ごく貧弱な姿で出現することも多い。たとえば通常は50cm位になるヒデリコも10cm以下で少数の小穂だけをつけていることがある。その結果、どれもよく似た姿になってしまうことが往々にしてあり、判別に戸惑うこともしばしばである。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 07:31 UTC 版)
白い花をつけ、葉に模様が入るスミレはいくつかあり、フモトスミレやヒメミヤマスミレなども似ているが、より明るい林内に出る。葉の表に毛があることや萼が反り返る点などは独特である。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 22:20 UTC 版)
小穂が頭状に集まるものとしては、シロガヤツリがあるが、小穂の鱗片は黒っぽくならない。メリケンガヤツリ、カワラスガナは小穂が大きく幅広い。他にアオガヤツリ、ヒメクグも小穂が頭状に集まるもので、別属ではヒンジガヤツリ等も似て見えるが、いずれもずっと小型である。いずれにしても、タマガヤツリはこれらより柔らかい植物体を持ち、印象が独特である。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/08 06:39 UTC 版)
本州、四国、九州からは同属のオオオバボタル L. accensa Gorham も比較的よく見られる。姿形はよく似るが、13-15mmと一回り大きく、前胸の斑紋もやや派手。オバボタルと同様な環境に見られ、性質も似ているが、分布がやや山地に偏る。成虫、幼虫とも形態が酷似するため、オバボタルと同種か別種かの議論が古くからあるが、両種の幼虫の生活場所はまったく異なることが知られている。オバボタルの幼虫が土壌中で生活するのに対し、オオオバボタルの幼虫は林床の腐朽木にカミキリムシの幼虫が穿った坑道に潜んで生活し、越冬、蛹化もこの中で行う。幼虫の餌もオバボタル同様ミミズ類である。生活史は八王子市在住のホタル研究家である小俣軍平らによって、オバボタルよりも詳細に明らかにされている。 他にも国内に同属のものがいくつかあるが、西表島産のナツミオバボタル L. natsumiae Chûjô et M. Satô のように南西諸島のものであったり本州中部のごく限られた湿地に生息する赤色部を欠いたコクロオバボタル L. okadai Nakane et Ohbayashi のように希少種であるから、混同することは少ないであろう。 同じオバボタル亜科に分類されているスジグロボタル Pristolycus sagulatus Gorham などの Pristolycus 属のホタルは鞘翅が赤く黒い縦じまがあり、一見ホタル科ではなくベニボタル科の昆虫のように見える。この仲間は幼虫が一応陸棲とされるが半水生の性質を持ち、一時的に潜水してゲンジボタルやヘイケボタルの幼虫のように水中のカワニナを捕食して育つことが知られている。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 05:20 UTC 版)
似た種は少なくない。特に似ているのは同属のスキバジンガサハムシ A. transparipennis (Moschulsky) で、やはりヒルガオにつく。全体に本種に似ているが、背面の盛り上がりが一様であることで区別され、またやや小型で細身である。他に、ヒルガオからはクロマダラカメノコハムシ Glyphocassis murraea L. も知られる。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 09:32 UTC 版)
特によく似ているものにアワボスゲ C. nipponica Ohwi がある。全体にも各部の特徴でもよく似ているが、果胞の嘴がはるかに短い。そのため、雌小穂にはとげとげした印象がない。名前はこの果胞のまるまるしたところをアワに見立てたものである。 勝山はこれらの種をミヤマシラスゲ節に含めている。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 15:38 UTC 版)
自生種ではスズメノコビエ、帰化種ではシマスズメノヒエなどがよく似ている。ただし本種では葉鞘から葉身にかけて荒い毛が多いのがこれらに見られない特徴となっており、区別はたやすい。スズメノコビエでは全体にほぼ無毛、シマスズメノヒエでは葉鞘の基部に毛があるのみである。また、小穂はスズメノヒエとスズメノコビエがほぼ無毛であるのに対し、シマスズメノヒエは縁に多くの長毛がある。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 17:44 UTC 版)
同属の植物はアジアからオーストラリアに数種があるが、日本産は本種だけである。また、日本の植物では、このような小柄なイネ科であること、穂の様子、それに岩の上に束になって生じる点など非常に独特であり、他に間違えそうなものはない。また、二花しかもたない小穂でありながら、芒が2本出る点も珍しい。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 17:40 UTC 版)
アシボソ属は旧世界の暖地を中心に約30種が知られる。日本では四種ほどが知られるが、ササガヤなど他の種は、穂が細長く、茎の先端からやや開いてしなだれるようになるため、見かけは随分異なる。また、どちらかと言えば山間部や林縁などに多く、人為的な環境に出ることは少ない。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/08/04 11:31 UTC 版)
近縁な種は多いが、多くはより細い棒状か、厚いさじ状の葉をつける。薄いさじ状の葉をつけるものにヒメレンゲがあるが、これは渓流植物である。また、ムカゴを生じるものは他にはないため、区別はたやすい。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/27 23:46 UTC 版)
アズチグモ属 Thomisus はカニグモ科のタイプ属で、世界に約130種、日本には3種のみが知られている。本州以外の2種は何れも琉球列島に見られ、見かけはアズチグモによく似るがやや大きい。正確な同定には生殖器の観察が必要である。 アマミアズチグモ (T. kitamurai Nakatsudi, 1943):琉球列島に分布。(画像) オキナワアズチグモ (T. okinawensis Strand, 1907):沖縄のほか、台湾・フィリピン・タイにも分布。(画像) なお旧資料では、ウスジロアズチグモ(T. onustoides Boes. et Str., 1906) の記載がある場合もあるが、これは現在はアズチグモのシノニムに含まれている。 また、シロアズチグモ (T. onustus Walckenaer, 1805) は、ユーラシア大陸のほぼ全域に分布する最も一般的な種のひとつである。 (画像)白色でないものも多いが、日本国内ではこの和名のためにしばしば誤解されやすい。 俗にアズチグモのうちの特に純白のものを指して" シロアズチグモ " と呼ばれたりして混同されている。T. onustusは、日本各地でも確認されているものの、未だ明確に整理されていないようである。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 14:17 UTC 版)
上記のようにスミレには全体に似ているが、本種の方が一回り小さく、葉の形も異なる。コスミレ(Viola japonica)はスミレ並の大きさで、より葉の幅が広い。大きさの上ではノジスミレ(Viola yedoensis)が似ているが、この種は全体に細かい毛が生えているので、判別はたやすい。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 14:17 UTC 版)
個体変異は多く、以下のような品種が記載されているが、普通の図鑑では取り上げられるほどのものではない。こういうのにいちいち名前が付いているのはスミレならでは、と言えなくもない。それぞれの特徴はその名そのままである。 f. albida (Nakai) F. Maek.:シロバナシハイスミレ f. concolor Nakash.:ミドリシハイスミレ f. versicolor E. Hama:フイリシハイスミレ 種内の変種としては以下のものがある。さらにその変種もある。 V. violacea var. makinoi (H.Boissieu) Hiyama ex F.Maek.:マキノスミレf. variegata E. Hama:フイリマキノスミレ 本州から知られる。 シハイスミレよりさらに葉が細く、萼片はより幅広く、距はより長いなどの違いがある。 他に、自然雑種が知られており、エイザンスミレ V. eizanensis とのものは以下の名を与えられている。さらにその変種も記載されている。 V. x taradakensis Nakai:フギレシハイスミレnothof. variegata E. Hana ex T. Shimizu:フイリフギレシハイスミレ ヒゴスミレ V. chaerophylloides var. sieboldiana との間には以下のものがある。なお、これは原記載の段階ではエイザンスミレとの自然雑種と考えられていた。 V. x ogawae Nakai :カツラギスミレf. nothof. variegata E. Hana ex T. Shimizu:フイリカツラギスミレ シハイスミレに似た別種にはゲンジスミレ V. vriegata var. nipponica、フジスミレ V. tokubuchiana、ヒナスミレ V. takedana などあるが、それらはより幅広い葉を持ち、有毛であるなどの点で違いがある。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 09:12 UTC 版)
「イリオモテシャミセンヅル」の記事における「近縁種等」の解説
同属は世界の熱帯域を中心に40種ほどがある。日本ではもう一種、カニクサがあり、琉球列島ではその変種のナガバカニクサが普通である。全体に似た姿ではあるが、カニクサ(ナガバカニクサは特に)では栄養葉の小羽片の先端がとがって長くなること、荒い鋸歯が出ることが多いこと、羽片が二回羽状複葉になる点などで異なる。これらの違いは幼い植物体ではわかりづらい場合があるようである。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 08:18 UTC 版)
この属には他に世界に3種ほどがあるが、日本ではこの種のみが知られる。この大きさと姿に間違うようなものは他にはない。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 08:49 UTC 版)
「ヤエヤマハナダカトンボ」の記事における「近縁種等」の解説
日本では同属のものとして小笠原諸島にハナダカトンボ R. ogasawarensis Ogua がある。本種とは頭部や胸部がほとんど黒く、黄褐色の斑紋がないなどの点で異なる。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 16:44 UTC 版)
同属のシラヒゲウニ(T. gratilla (L.))も短い棘を持つ大柄なウニで、やはり暖かい海域で普通に見られるが、ラッパ状の叉棘を持っていないので混同することがない。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 14:45 UTC 版)
国内の近縁種には、葉がはるかに厚くて固く、二回羽状複葉っぽく浅く裂けるキクシノブ(Pachypleuria repens (L.f.))がある。紀伊半島から九州まで分布する希少種である。名前は葉が菊の葉に似ることから。また、琉球列島のシマキクシノブ(P. vestita (Bl.))は葉がさらに細かく裂けることで区別できる。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 08:53 UTC 版)
ミナミカワトンボ属には葯21種があるが、日本にはこの一種のみが知られる。台湾にはナカハグロトンボ E. formosa Selys があり、本種にごく近縁と考えられる。この種の島嶼性矮小型との見方もある。国内においては、類似の小柄なカワトンボは他にもあるが、雄ではそのはっきりした体色等のために区別は容易である。雌はチビカワトンボ Bayadera brevucauda ishigakiana Asahina の雌に似ているが、翅がやや幅広く、褐色を帯びる点で区別できる。この二種は分布も生活域もやや重なる。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/05/12 06:04 UTC 版)
日本のスミレでは他にこういった姿のものはなく、混同することはないだろう。白い花をつけるスミレは少なくないが、シロスミレやアリアケスミレは茎を伸ばさないスミレのような姿であり、コミヤマスミレなどもそれをさらに小さくしたような姿である。 系統的にはツボスミレの類は東アジアからニュージーランド、タスマニアに8種があり、日本ではタチスミレ V. rddeana がこれに含まれる。花は似ているが、茎が立ち上がって時に1mにも達する。アシ原など湿った草原に生育するもので、その生育地は減少している。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/05/07 10:09 UTC 版)
最も近いものはオオイワヒトデ (C. pothifolia (Hamilt. ex D. Don) Presl) である。側羽片が6-12と多いことと、栄養葉と胞子葉の二形がはっきりしない点で区別されるが、これらを同一種と見なす説もある。四国南部と琉球諸島、それに小笠原諸島から知られ、国外ではヒマラヤ、中国南部からタイ、インドシナ、台湾、フィリピンに分布する。生育環境もほぼイワヒトデと同じである。 国内の同属の種はほとんど単葉をつけるが、裂片が横に伸びるシンテンウラボシなどはやや姿が似ている。側羽片の少ない羽状複葉の種としてはミツデヘラシダやミヤマウラボシなどもあるが、胞子嚢群が線形なものは他にない。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/29 05:20 UTC 版)
ルリミノキ属には東アジアから東南アジアを中心に多くの種があり、国内には6種がある。本種は他種と一緒に見ることが出来る。本種はその中で全体に褐色を帯びた剛毛があることと葉の基部が丸く、あるいは心形になって葉柄がないかごく短いことで容易に区別が出来る。ケハダルリミノキ L. curtisii も植物体に剛毛が多いが、この種では葉の基部は鋭く細まり、それに葉柄が明瞭にある。また毛の多いものとしてはタイワンルリミノキ L. cyanocarpus も全体に剛毛が多いが、この種では葉の基部が細くなって葉柄がある他、本種より大型で葉身の長さが11-23cmと本種の2倍にも達する。 なお日本産のものでは本種とタイワンルリミノキの2種は花序の苞葉が葉状に発達することなどからタイワンルリミノキ節 Sect. Bracteatae に纏める説がある。
※この「近縁種等」の解説は、「マルバルリミノキ」の解説の一部です。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/22 06:51 UTC 版)
いくつかの近縁種が知られている。同属ではアカガヤ A. suesoni Jaederholm は高さ4cmとはるかに小さい上に分枝がなくて全体が単一の羽状をしている。また名前の通り赤みを帯びている点で見分けがつく。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/09 05:44 UTC 版)
この属は東南アジアからオセアニアの熱帯域を中心に180種ほどが知られるが、日本ではこの種以外には以下の一種があるのみである。 ヒメツルアダン F. williamsii Merrill:ツルアダンに似てはるかに小型。花序の総苞は白、果実は棒状でなく短い。西表島の一部から知られるのみで、国外では台湾とフィリピンから知られる。RDBでは危急種に指定されている。 なお、国内のツルアダンすべて同一種としているが、小笠原諸島産のものは棘が強く葉の幅が広いことからタコヅルという別種として扱う説もある[要出典]。しかし、佐武ら(1999)は変異の範囲としてこれを認めていない。
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近縁種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/28 10:27 UTC 版)
アミホコリ属のものは胞子嚢壁に網状の構造を持つが、この種はいわゆる網状ではないため、独立したクモノスホコリ属(Dictydium)とする扱いもある。種内の変異としては胞子嚢基部近くの肋が融合して杯状体となっているものをサラクモノスホコリ var. fusca (Macbr.) という。また紫色になるものをムラサキクモノスホコリ var. purpurea (Macbr.) という。 近似種としては、肋が20-30本でその先端部でやや網状になるアミクモノスホコリ C. mirabilis (Rost.) Massee や、子実体がより小型で、肋が14-16本しかないタチクモノスホコリ C. rutila (G. Lister) Nann.-Brem. などがある。
※この「近縁種等」の解説は、「クモノスホコリ」の解説の一部です。
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