越冬とは? わかりやすく解説

えっ‐とう〔ヱツ‐〕【越冬】

読み方:えっとう

[名](スル)冬を過ごすこと。冬の寒さを越すこと。「南極で—する」「—地」

「越冬」に似た言葉

越冬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 03:48 UTC 版)

越冬(えっとう)とは、季節の変化がある地域において、生物が気温の低下するを乗り切ることである。


  1. ^ 猪又 (2006)、230頁
  2. ^ 尾園 (2012)、388頁
  3. ^ 猪又 (2006)、133頁
  4. ^ 最新版 はじめての果樹の育て方 著:高橋栄治 年:2021、p202
  5. ^ 植物たちの冬支度を知って、冬も花や緑を福岡で楽しもう!|フクリパ”. フクリパ|福岡の今と未来をつむぐ. 2023年2月9日閲覧。
  6. ^ Overwintering tender plants: wrapping / RHS Gardening” (英語). www.rhs.org.uk. 2023年2月9日閲覧。
  7. ^ Overwintering tender plants: lifting or mulching / RHS Gardening” (英語). www.rhs.org.uk. 2023年2月9日閲覧。
  8. ^ Cox, Martyn. “It's a wrap! Simple tricks to keep your plants snug in the cold months”. Mail Online. 2023年2月9日閲覧。


「越冬」の続きの解説一覧

越冬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 03:53 UTC 版)

ゲンゴロウ」の記事における「越冬」の解説

成虫越冬する成虫水生昆虫中でも長寿命で、飼育下では約2年 - 3年生き、長いものでは約6年近くわたって生きた記録もある。野生個体の越冬に関して詳しい生態判明していないが、以下のような考察がある。 都築谷脇猪田 (2003) は「湧水などがあり真冬でも水面以外が凍らない池沼などを選んでおり、多数個体集まって越冬することも多いようだ」と述べられいる。また飼育下では11月を過ぎると活動が鈍るようになり餌の摂食量も減るが、冬季でも完全な冬眠状態にはならず活動し続けているため、様子を見ながら餌を与え必要がある内山 (2007) で市川は「水中枯葉の下・泥の中などで冬眠しているようだ」と考察している。 都築谷脇猪田 (2003) は「自身経験では本種の越冬・産卵の関係を考えると、産卵をうまく成功させるためにはタガメ場合とは違い一定期間低温飼育して越冬させる必要がある」と評価している。

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越冬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/09 02:04 UTC 版)

エゾモモンガ」の記事における「越冬」の解説

本種は秋に越冬への準備としてドングリなどを大量に食べて皮下脂肪貯え豊富な栄養摂取することにより体重15 - 20%増加させる。 本種はエゾシマリス異なり冬(11月 - 4月)も冬眠せず、氷点下25以下にまで気温低下して髭が白く凍り付き小さな体を吹き飛ばされるほど激し猛吹雪吹き荒れる厳冬期でも餌を食べ巣穴の外へ出て活動するが、冬季活動必要最小限とどめるため活動時間極端に短くなり、活動開始終了時間とも非常に不規則になる。 また本種は体を寄せ合い保温効果高め目的1つ巣穴複数個体通常2 - 5匹、多い場合10程度)が集まり集団越冬する習性がある。本種は無駄な争い好まず冬季自分巣穴同種個体来て拒絶することなく互いに厳しい冬を乗り切る

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越冬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 14:25 UTC 版)

アムンセンの南極点遠征」の記事における「越冬」の解説

フラムハイムでは4月21日太陽沈みその後4か月現れない極夜になったアムンセンは、ベルギカ遠征で冬の氷の間に閉ざされていた時のような退屈さと士気低下気を配っていた。を動かす可能性無かったが、岸の隊は忙しくしていた。緊急を要する事項改良であり、補給所設置の旅ではうまく動かせていなかった。はこの遠征のために特別に選ばれたものに加えて1898年から1902年にやはりフラム号行ったスベアドラップの遠征使った数台をアムンセン持ってきていた。この時アムンセンはそれの方が今後任務には向いているのではないか考えた。ビアランドが木製部品に鉋をかけて古い重量をほぼ3分の1だけ減らした予備にあったヒッコリー材から独自の新たに3台作り上げもした。改装されバリアを横切るときに使い、ビアランドの新しは旅の最終段階南極台地で使うことにされた。ヨハンセンに積む食料準備しビスケット42,000 個、ペミカン缶詰 1,320 個、それに約 220 ポンド (100 kg) のチョコレートとした。他の者はブーツ調理道具ゴーグルスキー板テント改良行った壊血病危険性と戦うために、冬になる前に大量に集めて凍らせたアザラシの肉を1日2回食べることにした。コックリンドストロームは、瓶詰ホロムイイチゴクラウドベリー)やブルーベリービタミンC補い、また新鮮な酵母使って焼いた全粒小麦パン提供してビタミンB補ったアムンセンはその隊員装備信頼置いていたが、ハッセル記録しているように自分スコットモーター駆動イギリス隊を成功に導くという恐れ悩まされた。これを考えにいれたアムンセン太陽戻ってくる8月下旬になれば直ぐに南極点への旅を始め計画立てた。ただし、ヨハンセンはその季節ではあまりに寒くてバリア越えられない警告したアムンセン意見通り8月24日太陽戻ってきたときに、7台の出発できるようにしておくことになったヨハンセンの心配は正当であるよう見えた最初2週間気象条件厳しく気温は −58 °C (−72 °F) まで下がって出発妨げた1911年9月8日気温が −27 °C (−17 °F) まで上がると、アムンセンこれ以上待てないと判断し、8人の隊が出発したリンドストロームのみがフラムハイムに留まった。

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越冬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 19:58 UTC 版)

タガメ」の記事における「越冬」の解説

タガメ成虫越冬する8月末 - 9月にかけて稲刈り控えると水田落とされるため、タガメ水路・川・ため池などに移動する10月になると次第冬眠所へ移動開始するため、水辺見かける数は減少していき、11月半ばになると水辺では見られなくなる。野生個体日照時間短くなり温度低下する11月下旬ごろに入ると活動鈍り、越冬(冬眠)を開始するが、水中越冬する個体陸上越冬する個体がいる。都築 (2003) は自身らによる調査結果として活動期比べ越冬期の場合水域確認できるタガメの数が極端に少ないため、ほとんどの個体陸上越冬している可能性が高い」と推測している。 水中越冬する場合流れ緩やかな用水路淀みため池などに複数個体集まり水際枯れた植物の葉陰アシなど抽水植物寝際などにしがみついている場合が多い。水中越冬する個体水位増加により押し流されたり、逆に水位低下して体が直接空気曝されるリスクがあるため、越冬中でも完全に活動停止する仮死状態はならず人間捕獲されるしばらくして動き出す陸上越冬する場合水田脇の泥の中・石の下などのほか、水域から離れた雑木林落ち葉の中で越冬する場合もある。陸上越冬する場合水中越冬と異なり仮死状態近く採集されてもほとんど動かない場合が多いが、越冬中に鳥類などの天敵襲われたり、乾燥死したりする危険が伴う。越冬状態のタガメ日照時間長くなり温度上昇する春になる冬眠から目覚め3月下旬 - 5月上旬ごろにかけて水辺で餌を捕食し始めるようになる。しかし近畿地方場合5月初めごろまでに入っている水田少ないため、それより早く目覚めたタガメ水田水が入るまで水田横の水路ため池で過ごす。 日本など温帯に住む昆虫体内時計日照時間影響を受ける一方タガメ繁殖には冬眠は必ずしも必要というわけではなく、日照時間照明時間)が14時間以上あればどの季節でも繁殖できる可能性がある。

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越冬

出典:『Wiktionary』 (2021/11/14 12:22 UTC 版)

この単語漢字
えつ > えっ
常用漢字
とう
第二学年
音読み 音読み

発音

名詞

(えっとう)

  1. 冬を越すこと。

動詞


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