寒冷紗とは? わかりやすく解説

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かんれい‐しゃ【寒冷×紗】

読み方:かんれいしゃ

織り目の粗い薄地綿布。濃いのりで仕上げをして、カーテン・かや・造花芯地などに使う。


かんれいしゃ 寒冷紗

被覆資材一種で、夏期高温、強光による乾燥、しおれ等防止する育苗時などに使用されるほか、防風防虫防鳥にも利用される

かんれいしゃ【寒冷紗】

木綿ナイロンなどをごく粗めに織った広幅の布。夏は直射日光、冬はなどを遮るために場やの上を覆う。


寒冷紗

綿や麻、ビニロン繊維網状粗く織った薄い布。強すぎる日差しをさえぎる遮光以外にも、防寒防虫防風目的でも利用される通風のよい1~2幅の化繊をよしずのように織った平織り寒冷紗もある。

寒冷紗

目の粗い薄い布。遮光虫よけ目的とする。白・黒灰色緑色などがある。

寒冷紗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:26 UTC 版)

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チーズ製造工程で使用される寒冷紗

寒冷紗(かんれいしゃ、: cheesecloth, : (victoria) lawn)は、荒く平織に織り込んだである。織り糸には主に綿などが用いられる。

農業分野では、耐候性や耐薬品性などの性能向上のため、合成繊維ビニロン糸テトロン糸や高強力ポリエステル糸などを使用している[1][2]

用途

下記の分野で利用されている。

  • 農業分野 - 農作物を覆い、寒さ避けや日よけとして用いる。
  • 縫製分野 - 衣服袖口の形状を保つために芯地として用いられる。
  • 建築分野 - 漆喰を施工する際、下地補強などに用いられる。
  • 製本分野 - 製本を行う際、本の表紙や背を補強するために用いられる。
  • 食品分野 - 出汁をとる際やチーズを作る際、漉し布として用いられる。
  • 美術分野 - 銅版画の印刷の際、版面の余分なインクを拭き取るために用いられる[3]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 寒冷紗”. www.stc.toyobo.co.jp. 東洋紡. 2019年2月13日閲覧。
  2. ^ 奈良蚊帳の丸山繊維産業株式会社”. 寒冷紗 | 奈良蚊帳の丸山繊維産業株式会社. 丸山繊維産業株式会社. 2019年2月13日閲覧。
  3. ^ 寒冷紗”. 造形ファイル. 武蔵野美術大学 (2006-2009). 2015年11月14日閲覧。 “銅版画の印刷の際、版面の余分なインクを拭き取るために用いられる。”

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