近似種とは? わかりやすく解説

近似種

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ジュドウマクラ」の記事における「近似種」の解説

一見似たものが多いが殻口内の橙色側面形状目安にすれば識別しやすい。 オオジュドウマクラ Oliva sericea (Roeding, 1798) 一見ジュドウマクラ似ているが、本種では殻口内外ともに淡肉色なのが一般的で、殻口内奥部の色が濃くなる場合でもジュドウマクラほど明瞭な橙色ならないこと(ジュドウマクラは普通内唇や外唇よりも内奥部が明らかに濃い橙色になる)、上部の各層の側面丸み帯びて多少なりとも弧膨する(弧状膨らむ)こと(ジュドウマクラでは普通は弧抉(弧状抉れる)して弱い凹面になるか時に直線的、しかし膨らことはない)などで識別できる。また模様がより細かい傾向があることと、体層側面がやや膨ら傾向があることでも相違するが、この2点には変異もあるため飽くまでも参考である。最大では110mmほどになりジュドウマクラより大成する個体があるが、十分成長したもの以外大きさは全く当てにならない。名前は大-ジュドウであるが、殻形はクチベニマクラに似ており、それを巨大にして口縁の色淡くたような外観をもつ。 ヌメリマクラ Oliva irisans Lamarck, 1811 斑紋、殻形、大きさなどが似ているが、殻口内は橙色にならず、塔の大部分が滑層に覆われるため、層の最終以外の縫合には溝がないことで識別できる

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トゲアシガニ」の記事における「近似種」の解説

本種はこの属では日本唯一ののである。やや似たものショウジンガニがあり、共にショウジンガニ亜科属している。ただし背甲はより角張っており、全体そこまで扁平でないなど、一見して区別は容易である。

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マギレミジンコ」の記事における「近似種」の解説

全体にはビワミジンコ D. biwaensis に似ているがこの種では尾爪にはっきりした櫛状歯がある。また微歯の列は2群に分かれる。またこの種は琵琶湖の固有種である。 他にハリナガミジンコ似ているがこの種では微歯列は群に分かれない。

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コケオトギリ」の記事における「近似種」の解説

ヒメオトギリに類似するが、ヒメオトギリの雄しべ10-20個あるため、雄しべ5-8個である本種と区別できる

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ガンゼキラン」の記事における「近似種」の解説

この種を含むガンゼキラン属は熱帯アジア中心に50種が知られる日本では屋久島以南カクチョウラン(P. tancarvilleae (Banks) Blume)がある。姿はガンゼキランに似るが、さらに大きくなるまた、花は蝋細工のように白く唇弁のうち側と先端近くが濃い紅色になっている。これもツルランやリュウキュウエビネなどとともによく栽培される

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コナギ」の記事における「近似種」の解説

単子葉植物ゆえに当初子葉一枚のみであるが、その後ササ似たのやや広い線形出し、その姿はおなじ水田雑草であるウリカワオモダカヘラオモダカなどと酷似する。ややが深い場合は、葉柄長くなり、浮葉をつける場合もある。やがて次第膨らみ帯びるようになり、卵形心臓形へと変化するさまざまな別名はこの短い間の形の変化由来する。なお、基部同属ミズアオイや同じ科のホテイアオイのように太くならない上記オモダカ類の種とは、成長するわかりやすく、また花はまった異なるので混同することはない。ミズアオイ同属だけによく似ているが、ミズアオイ花序穂状に上に伸びるに対してコナギのそれは葉腋に数花出るだけなので区別できる。ただし、よく成長したコナギは、花がなければミズアオイ見間違える場合もある。いずれにせよ、ここにあげた植物は現在では希少種となっており、植物採集家や水草マニアは、時にコナギ見て悩まされたり落胆したりしがちである。農家から見れば喜ばしいこととはいい難いが、多く水田雑草がその姿を希少なものにしている中では、コナギはまだ減少してないほうであるといえる。 なお、アメリカコナギ (Heteranthera limosa (Sw.) Willd.) が帰化植物として日本侵入している。コナギと名前がつくが、別属(アメリカコナギ属)の植物である。

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トリゲモ」の記事における「近似種」の解説

オオトリゲモと非常に似ている長さ変異大きいため、外観ではほとんど見分けつかない種子表面格子状模様区別することもあるが、トリゲモオオトリゲモ種子表面は非常に酷似するため、この点で同定を行うのは困難である。この2種確実に同定するためには、雄花葯室の数を見る必要がある葯室の数が1室ならトリゲモ、4室ならオオトリゲモである。

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マダラバッタ」の記事における「近似種」の解説

ヤマトマダラバッタ(ヤマトバッタ)Epacromius japonicus 海岸線局所的に分布しマダラバッタよりやや大型

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ホシダ」の記事における「近似種」の解説

ヒメシダ属は世界800種、日本だけでも40近い種を含む大きな群であり、かなり性格の違う種も含まれるので、ここではホシダ比較似たもののうち代表的なものだけをとりあげる。ただし、分類にはさまざまな問題あるようである。 ケホシダ T. parasitica (L.) Fosberg ホシダ似ているが、がやや柔らかく葉柄からの裏一面に細かい毛が生えている。また、羽片ホシダほどはっきりしていない。九州南部から琉球列島小笠原諸島では道端普通なのであるアジア熱帯域広く分布するとされる。 イヌケホシダ T. dentata (Forsk.) St.John ホシダ似ているが、頂羽片ははっきり出ない葉柄からの裏に毛がある。本州南部では数カ所に生育地知られる。それ以南では次第に普通の雑草的に見られる世界熱帯域広く分布テツホシダ T. interrupta (Willd.) K. Iwats. ホシダにやや似た姿のシダ根茎長く地中走り、まばらに立てる。は質が硬く、つやが強く、ほとんど直立する一回羽状複葉であるが、羽片深く切れ込みが入るホシダとは異なり浅く切れ込むだけ。胞子のう群は円形で、の縁に近く並ぶが、成熟する互いにくっついて見える。湿地生え時には浅い水の中にも生育して一面広がった群落作る本州南部四国南部九州から以南世界熱帯・亜熱帯広く分布する琉球では普通種であるが、本州産地では亜熱帯植物群落代表種として貴重視されている。

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ヒノキシダ」の記事における「近似種」の解説

その形の特徴と、地表這い回るような姿から、見分けるのは簡単である。形の上で最もよく似ているのは、コウザキシダ(A. ritoense Hayama)である。裂け方や、その質感などがよく似ている。しかし、全体の形が楕円形近く幅広いことや、先端から出ない点などで区別できるどちらかと言えば岩の側面着生状になり、垂れ下がらせるように生育していることが多い。アオガネシダ(A. wolfordii Mett. ex Kuhn)やオオバヒノキシダ(A. trigonopterum)もやや似ているが、小羽片がやや幅広く胞子のう群が複数つく。いずれも本州南岸以南生育する。他にも近縁種多数あるが、形態的にはやや外れる。

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クサキリ」の記事における「近似種」の解説

ヒメクサキリ H.jezoensis 体長頭頂より翅端まで)40-60mm。体は緑または褐色で、前胸背面上両側がやや薄い色で縁取られている。この線は若齢幼虫では不明瞭で、クサキリとの区別難しい。後脚脛節及びメス産卵管褐色部分少なく、色が薄い。ヒメとは名が付くが体長体格はほぼクサキリと同様、かえって本種の方が大きいことさえ有る本州中部以北分布。主に山間部林縁などに生息し、北に行くほど個体数増え普通種となる。東北地方より北海道掛けて、他のクサキリ類が見られない地方ではほぼ本種が占めるようになる鳴き声クサキリよりやや大きいぐらいで、区別付きにくいが、時折、「ジ・ジ・ジ・・・・」と言うような合いの手入れ鳴き方をすることで区別できる。羽はあるがほとんど飛翔しない。飛んで1-2メートル程度の距離である。孵化及び羽化クサキリより半月ほど早い。卵で越冬し、年1回発生オオクサキリ H.sp 体長頭頂より翅端まで)55-70mm。体は緑または褐色で、前胸背面上両側がやや薄い色で縁取られている。この線は若齢幼虫では不明瞭で、クサキリとの区別難しい。後脚脛節褐色部分少なく、色が薄い。メス産卵管クサキリ同様褐色で、腹部より若干長い分布きわめて局所的で、関東地方海岸線一部山間部新潟-長野県あたり。主に芦原生息しクサキリカヤキリなど他のクサキリ類と混生することも多い。分布限られ生息する環境限定されるため、絶滅危惧種指定する県が多い。鳴き声は非常に甲高く金属的で、「キリキリキリ・・・・」と聞こえる。いつも様々なテンポ鳴き方をする個体混生し、遺伝などによる物かどうか不明である。他のクサキリ2種比べてややカヤキリのような性質生態をもち、羽はあるが全く飛翔せず、歩行跳躍によって移動する。また昼間草の根もと付近に潜んでいるため探すのも困難である。夜間になると高いところに這い出してきて鳴くのもカヤキリ一緒である。最近ではセイバンモロコシ食草にして、僅かではあるが個体数回復兆し見える。有毒であるセイバンモロコシを何故食草出来るかは不明であるが、毒の少な部位選んで食べているのではないか思われる孵化及び羽化クサキリより半月ほど早い。卵で越冬し、年1回発生ヒサゴクサキリ Palaeoagraecia luteus

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リュウグウケボリ」の記事における「近似種」の解説

マツミヤケボリ Crenavolva tokuoi Azuma, 1989 殻高12mmほど。紀伊半島沖に分布。 アヤメケボリ属 Crenavolvaに分類される種のうち、外唇に顕著な刻みがないのは本種とリュウグウケボリのみとされるが、本種はリュウグウケボリよりも肩が強く張り出して顕著に角張ること、条がやや明瞭なこと、殻色白色もしくは白に近い淡色背面小さ褐色斑を数個もつことで識別される。また外唇の幅が狭いことも識別点の一つとされるが、外唇幅に関して沖縄産の標本では違い認められないとの報告がある。 ビードロマメヒガイ Phenacovolva vitrea Omi & Iino, 2005 殻高11mmほど。紀伊半島沖に分布リュウグウケボリのうち、肩の張り出し弱く全体に細い個体は本種ビードロマメヒガイに外観が似るとされるが、ビードロマメヒガイは肩の張り出しがなく、殻表はほぼ平滑条彫刻はほとんど認めらない。また、ビードロマメヒガイは一般には別属であるシロオビキヌヅツミ属 Phenacovolva に分類されているが、リュウグウケボリなどと同じアヤメケボリ属 Crenavolva に分類する考え方もあり、ウミウサギガイ科の属の分類には不明瞭な部分少なくない

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ドヨウオニグモ」の記事における「近似種」の解説

同属のものは日本11種が知られるその中で、よく似たものとして小野編著(2009)は以下の2種をあげている。 N. theisi ホシスジオニグモ N. amamiensis アマミオニグモ これらはいずれも本種より褐色強く、また腹部斑紋区別できる。ただし、アマミオニグモはトカラ列島奄美諸島からしか知られていないホシスジオニグモ南西諸島九州四国本州南岸まで生息するが、日本本土においては沿岸部見られるのである

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コウヤノマンネングサ」の記事における「近似種」の解説

同属フロウソウに似るが、フロウソウ一般にやや背が低く、主の上部が湾曲しない、端が細くならないなどの点で本種と区別できる

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フロウソウ」の記事における「近似種」の解説

同属コウヤノマンネングサに似るが、コウヤノマンネングサの主上部湾曲し端が細くなるなどの点で本種と区別できる

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ジュウモンジシダ」の記事における「近似種」の解説

同属にもそれ以外にもあまり似たものがなく、判別しやすいシダである。 大隅半島南部から琉球列島にはタイワンジュウモンジシダ P. hancockii (Hance) Diels がある。これも同じよう十文字型になるのでその名がある。裂片はこちらの方が遙かに小さくせいぜい3cm、普通はそれより小さい。また、葉数少なく質はやや革質である。形では最下羽片申し訳程度に単羽状になるくらいで、見た目はずいぶん異なっている。名前は同じものを使っているが、系統的にそれほど近くないものと考えられる。より渓流に近いところに見られる国外で中国南部台湾から知られる

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サツマノミダマシ」の記事における「近似種」の解説

極めてよく似たもの同属のワキグロサツマノミダマシ (N. mellotteei (Simon)) があり、外形色彩極めて似ている外見的な違い腹部下面褐色をしている点である。サツマノミダマシでは腹部前方側面黄色斑紋から下も緑色であるのに対し、ワキグロでは黄色部分から下は褐色である。脇黒の名はここによる。また、頭胸部歩脚もやや褐色が濃い。習性等もよく似ており、生息環境似ていて、同じ場所で両種を見ることが普通である。分布の上では、ワキグロは北海道にも生息している点が異なる。 他に緑色オニグモ類としてはアオオニグモ普通種だが、腹部の色は薄くてむしろ青みがかっており、混同することはない。ハラビロミドリオニグモ黄緑色だが小型腹部の幅が広く光沢があり、希少種普通に見られるものではない。

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ツユムシ」の記事における「近似種」の解説

アシグロツユムシ Phaneroptera nigroantennata ツユムシに似るが脚が黒い。特にオスは黒い部分が多い。触角黒く所々白い帯模様がある。複眼灰色。(ツユムシは赤い。)前胸背褐色縦筋がある。全体体型ツユムシに同じ。山地森林縁に普通で、鳴き声ツユムシ異なり、「ジュキー・ジュキー」と鳴く幼虫は緑、黒、白のまだら模様で、一見目立ちそうだが、日陰の上にいると見事な保護色になる。成虫近づくにつれまだらは薄くなり、終齢は殆ど成虫と同じ色彩である。食草ツユムシ似通っているが、キイチゴ属樹上良くいる。 セスジツユムシ Ducetia japonica 平野部森林縁に主に生息する人家近くにも生息し良く生け垣絡まった蔓草にいる。名前の通り背面頭頂から翅端まで貫くように1本の筋が通っている。オスメスとではこの筋模様若干違いがあり、慣れない同種族とは思いにくい。オス頭部-前胸まで褐色縁取りのあるオレンジ、羽は褐色メスはすべて乳白色の筋模様である。オス夜間、「チッ・チッ・チッ…」と繰り返し次第テンポ速め最後に「ジュキージュキージュキー」というような独特の節回し終え鳴き方をする。ツユムシ属より若干頑丈な体つきで、堅め喰うことが出来るが、身軽さ劣り飛び方はあまり上手ではない。メスは短翅型と長翅型があり、短翅型数十センチしか飛べないが長翅型オスとほぼ同等飛翔力を持つ。昼はの上触角と脚をそろえた独特のポーズで「昼寝」をする。 エゾツユムシ Kuwayamaea sapporensis はじめはセスジツユムシ同属にされたが、メス亜生殖版の形状の違いなどから別のになった色彩特徴セスジによく似ていて、背中縦筋有するのも一緒であるが、オス頭部-前胸の線に褐色縁取りがない。メス後ろばねが退化していて、日本ツユムシ類では珍しい姿である。オス夜間だけ鳴き、「ジーチキキッ…」と繰り返し有る程度繰り返す鳴き方を変え、「ジィジィツッツッ」と数回繰り返し終わる。この際良く歩き回るが、メス移動力が劣るため、鳴きながら探しているという説もある。飛翔力はさらに劣りオス1-2メートル程度メス至っては全く飛べない。東京都高知県レッドリスト準絶滅危惧指定受けている。 クダマキモドキ(サトクダマキモドキ) Holochlora japonica 平地森林樹冠部に棲んでいる。ツユムシ仲間としてはかなり大型普通種なのだがこのように高いところにいる上、殆ど鳴かない鳴き声小さいため弱ったものが地面にいるとき以外はなかなか気づかないである。夜間、非常に小さな声で「チ・チ・チ…」と鳴くメス似たような声で鳴き返すという。普段じっとしてやり過ごそうするところツユムシ似ている飛翔技術は非常に高く巧みに飛んで逃げる点も一緒山地には非常によく似たヤマクダマキモドキ Sinochlora longifissaがいる。前足赤み帯びるほか、複眼の色や模様異なる。

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ゼニゴケシダ」の記事における「近似種」の解説

基本的な特徴からマメゴケシダ属に含められているが、上記のような特殊な特徴を持つのはこの種だけであり、似たものは他にない。日本にはこの属にもう二種が知られるが、特に近縁ではない。 むしろ苔類の方が似ているとも思われるが、本種のように丸い形の苔類はない。なお、全体二又分枝した葉脈存在するため、苔類とは明確に区別できる苔類葉脈的な構造持たないのが特徴一つとなっている)。

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アフリカオオヤスデ」の記事における「近似種」の解説

タンザニアオオヤスデ(学名 Spirosteptus giganteus)という種がいて、同じよう世界最大級のヤスデとなっているが、同種なのか、別種かは不明。こちらの方が体色がより黒目である。 他にもセーシェル諸島生息するダイオウヤスデ(大王馬陸 Orthoporus seychellarum)も最大で30cmほどになる巨大種である。

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ホソバコケシノブ」の記事における「近似種」の解説

小さいものでは特にコケシノブ H. wrightii との区別難しくなる。裂片の角度が本種の方がずっと大きいことで区別出来る。

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コウボウムギ」の記事における「近似種」の解説

エゾノコウボウムギは、コウボウムギとほぼ同じ姿であるが、より葉鞘が濃い色で、はつよく三角、ざらつきが激しく果胞熟す開出し、嘴がとがるなどさまざまな点で異なる。コウボウムギとは住み分け北海道東側から東アジア北部経て北アメリカ西海岸まで分布する

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トウヨウタマガイ」の記事における「近似種」の解説

フロガイ Naticarius alapapilionis (Roding, 1798) は殻型や大きさがよく似るが、周縁明瞭な色帯点線状の模様をもつことで区別できる

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シオクグ」の記事における「近似種」の解説

よく似た姿のものがオオクグで、より背が高くなり、70cmにもなる。また、の幅が広くなる北海道本州九州汽水域にまれに見られる意外と似ているのがコウボウシバである。この種は元来砂浜生育する種で、砂の中に匍匐茎伸ばし、砂の表面根出葉出し、ごく短い花茎伸ばす植物である。したがって外見的に大きく異なるのだが、シオクグ砂浜に出る場合、かなり背が低くなって、コウボウシバより一回り背が高いだけになる場合がある。葉の形などもよく似ているから、そうすると、これはもう花序小穂特徴に頼らなければならなくなるのだが、実はこれがまたよく似ているのであるコウボウシバの方が果胞がすぐに細まること、鱗片長いことなどで区別できる。こちらも日本では北海道から琉球列島まで分布し国外で東アジアもとよりオーストラリア南米チリにまで分布がある。

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クロモ (水草)」の記事における「近似種」の解説

コカナダモオオカナダモ似ているが、コカナダモよりは幅が広くオオカナダモよりは小ぶりである。ただしクロモ形態栄養条件などによって非常に変異があるため、その2種に似た形態をとることもある。 オオカナダモは丸い三弁を持つ大きい花が付くのではっきりと区別できる

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クログワイ」の記事における「近似種」の解説

前述食用とされる種の基本変種シログワイ(別名イヌクログワイ)(E. dulcis (Burm. fil.)Trinius)という。クログワイに似るがより大型で1mを越える。また、穂が白っぽくなる日本南西部中国南部から太平洋諸島オーストラリアまで、またマレーシアインド経てアフリカにまで産する日本では本州南岸一部から九州琉球列島産するが、栽培からの逸出であるとも言われる栽培種であるオオクログワイ大きくて直径2-3cmに達する。 ミスミイ(E. fistulosa (Poiret) Link et Sprengel)は、これらに似て水中の泥に匍匐枝伸ばし花茎多数立て植物で、小穂花茎先端に、滑らかにつながって生じる点もよく似ている。はっきりと異なるのは、花茎断面三角形をしていることである。また、花茎中空でない。本州では日本南西部中国から、インドオーストラリアにまで分布し特に日本では愛知県紀伊半島一部、それ以南九州から琉球列島分布する本土ではごく珍しいものである。 なお、ヌマハリイ類もこれらと同様に水中の泥に匍匐枝伸ばし花茎多数立て一面花茎並んだ群落作る花茎先端小穂基部がはっきりとくびれて、小穂楕円形花茎よりはっきりと太い点が異なる。

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パフィオペディルム・ハイナルディアヌム」の記事における「近似種」の解説

本属には複数花をほぼ同時に開花させるものは他に幾つかある。その中でローウィ P. lowii は花の形や模様が本種ととてもよく似ている違いについてはこの種の項を参照のこと。 花の形 全 近似種のローウィ

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キンメダイ」の記事における「近似種」の解説

キンメダイ属にはキンメダイの他にナンヨウキンメ、フウセンキンメ(英語版ドイツ語版)の2種があり、体型特徴微妙に異なる。食味キンメダイ(本キンメ)より劣るとされ市場価格もやや低めだが、切身として販売される場合キンメダイとして流通している事も多い。

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近似種

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オジロビタキ」の記事における「近似種」の解説

ニシオジロビタキ 英名 Red-breasted flycatcher学名:F.parva) ユーラシア大陸西部繁殖日本では愛知県大阪府鹿児島県記録がある。以前亜種考えられていた。

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近似種

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アリアケスミレ」の記事における「近似種」の解説

変種のリュウキュウシロスミレとは、大抵は分布域区別できる形態的には花茎長くて花がより高く抜き出て咲くこと、葉の形がやはり三角だが、側面くぼんだ曲線の度が強く下端両側突き出す程度大きいなどの差がある。 白い花咲かせるスミレ類としては似たものシロスミレ V. patrinii がある。アリアケスミレ比べて葉数少なく、また葉柄より葉身が短い。それにシロスミレ本州では高地見られ平地出現しないため、混同することは少ない。他にも白い花咲かせるスミレ幾つかあるが、それほど似ていない。 形態的にはスミレ V. mandshurika がよく似ているが、花色は全く異なる。もしスミレ白花出現すると困ることになるが、幸いなことに、これは滅多に出現しない。細部では形態的にも区別は可能である。

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近似種

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タマゴケ」の記事における「近似種」の解説

同属のコウライタマゴケ B. ithyphylla に似るが、コウライタマゴケのほうがやや大型で、乾いて縮れないなどの違いがあるため区別できる

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モクメダマ」の記事における「近似種」の解説

マサメダマ Tanea lineata (Röding, 1798) の殻は白色地に褐色の縦斑があり一見似るが、縦斑は細くて数も多く殻口正面向けた場合には2030程度の縦斑が見えモクメダマでは7〜10前後)、多少波打つ程度モクメダマのような強い稲妻状にはならない。成貝サイズ大きく、殻高・殻径ともに40mmほどの球形で、殻高が殻径の8割程度つぶれた球形モクメダマとは殻形も異なる。また軟体は全体一様な淡褐色これといった斑紋がない。奄美群島以南インド太平洋分布する下記の Tanea 属の諸種なども褐色の縦斑を持つが、いずれの種も縦斑は細かく、縦斑が強く屈曲する場合には隣同士屈曲部が連続して狭い螺状帯となるなど、モクメダマのように縦斑全体大胆な稲妻模様呈することはない。ミナミカザリダマ Tanea euzona (Récluz, C., 1844), オオナミカザリダマ Tanea magnifluctuata (Kuroda, 1961) ハルサメダマ Tanea pluvialis Kurono, 1999 カンゼミズタマ Tanea tenuipicta (Kuroda,1961)

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キョウチクトウ」の記事における「近似種」の解説

日本には同属分布していない。琉球諸島には別属のミフクラギ(別名オキナワキョウチクトウCerbera manghas)が分布する。花は白くて、ややキョウチクトウ似ているが、多肉質大きな実をつけるので、印象はかなり異なる。

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ウミテング」の記事における「近似種」の解説

細身なヤリテング (Pegasus volitans) や、タツノオトシゴのような体表の骨板が目立つテングノオトシゴ (Pegasus laternarius) がいるが、本種ほど数は多くない

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エレガンスクワガタ」の記事における「近似種」の解説

エレガンスクワガタ属は3種構成されているが、形状コクワガタ亜属近くコクワガタ亜属属しているという見方もある。 Dignophorus elegans (Parry, 1862) インド Digonophorus rubrolateris Nagai, 2000 ミャンマー Digonophorus costipennis Nagai, 2000 ミャンマー

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イトヒキハゼ」の記事における「近似種」の解説

よく似た種類にヒメイトヒキハゼがいる。幼魚では区別難しいが、成魚では頬に青い斑点がないので区別できる

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ゼンマイ」の記事における「近似種」の解説

アメリカには姉妹種のレガリスゼンマイ (O. regalis L.) がある。ゼンマイに似るが、胞子葉独立しておらず、栄養葉先端羽片胞子嚢がつく。 ゼンマイ属世界十数種、日本には5種があるが、そのうちヤシャゼンマイ (O. lancea Thunb.) はゼンマイにごく近縁シダで、外見は非常によく似ている異なる点はが細いことで、特にゼンマイ小羽片の基部丸く広がり、耳状になるのに対してはるかに狭くなっている。また、植物体も一回り小さく質はやや厚い。日本固有種で、北海道南部から九州東部にかけて分布する生育環境はっきりしていて、必ず渓流の脇の岩の上である。ゼンマイ水辺が好きであるが、渓流のすぐそばには出現せず、ヤシャゼンマイとは住み分けている。上記特徴いわゆる渓流植物の特徴そのものであり、そのような環境適応して種分化したもの考えられる。 なお、この両種が生育している場所では、両者中間的な型のものが見られる場合がある。これは両者雑種考えられており、オオバヤシャゼンマイ O. ×intermedia (Honda) Sugimoto という。その形や大きさはほぼ中間であるが、やや変異見られると言うまた、胞子葉は滅多に形成されず、できた場合胞子成熟しないらしい。

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コチョウラン」の記事における「近似種」の解説

同属のアマビリス P. amabilis は、本種に非常によく似ている。花はこの種の方が本種より多少大きく、また弁の基部中央の肉質突起がこの種では2個の角になるに対して、本種では4個の角になっている。

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テキリスゲ」の記事における「近似種」の解説

非常によく似た種にヤマテキリスゲ (C. flabellata H. Lev. et Vaniot) がある。見かけ細部もよく似ているが、植物体がざらつかない細部では果胞脈があるなどの違いがあり、別種とされる北海道本州四国分布しやや寒地に産する。 他に、大柄で、に鞘がなく、細長い小穂垂らすようにつけるものとしては、オタルスゲアゼナルコ、アズマナルコ、シラスゲ、ヤラメスゲなどがある。その中で小穂が紐のようにだらりとしている様子はかなり独特である。

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タガネソウ」の記事における「近似種」の解説

このような姿のスゲは他にはほとんどないが、近縁種は他に二種知られている。 ケタガネソウC. ciliatomarginata):タガネソウに非常に似ているが、全体にやや小型であること、全に毛が多く、特にの縁に長いものが並ぶこと、花茎先端小穂が雄小穂であることなどから別種とされている。本州から九州と、前種よりやや南に片寄った分布を持つ。国外で似た傾向がある。 ササノハスゲC. pachygyna):見かけタガネソウ似ているが、小穂は随分異なる。小穂雄雌性、ほぼ球形で、花茎の各節から2-3個ずつ出る。タガネソウ違い常緑性近畿以西本州四国のみに産する

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ギョウギシバ」の記事における「近似種」の解説

地表を這う姿はシバにも似る。区別点は先述通り。穂の形はメヒシバ類、オヒゲシバ類なども似ているが、メヒシバとは小穂腹背扁平であること、オヒゲシバは小穂があるので区別できるまた、どちらもギョウギシバほど広く這い回らないギョウギシバ属は世界で10種ほど知られているが、日本棲息するのはこの1種のみ。

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アイアシ」の記事における「近似種」の解説

アイアシ属には地中海からインドアジア四種がある。日本にはこの一種のみ。紛らわしいものはない。穂や小穂構造からはウシノシッペイカモノハシが近いが、それらははるかに小さくてか細い植物なので、外見的に間違可能性がない。 むしろ全体の姿はアシ似ている上に、よく一緒に生えているのでややこしいアイアシの方が小さいが、アシ背丈も結構変わるので、それだけでは区別できないの色がアシの方はやや緑が濃く、つやがなくて主脈目立たない、といった差はあるが、決め手にはなりにくいかもしれない。したがって両者の穂が出ていない初夏までの時期にはややこしいが、たいてい両者ともに昨年の穂が枯れて残っているので、その残骸さえあれば確実に区別できる

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ウシノシッペイ」の記事における「近似種」の解説

ウシノシッペイ属は旧世界熱帯中心に数種がある。日本本土では以下のもの以外には類似したものはない。同属のコバノウシノシッペイ(H. compressa (L. fil.) R. Br.)は、ウシノシッペイによく似ているが、よりきゃしゃで、根元がやや匍匐する九州から南西諸島中国大陸南部からインドシナインド分布する。 別属ではあるが、よく似たものに、沖縄県熱帯分布し日本では沖縄帰化しているツノアイアシがある。道端にはえる雑草で、真っすぐ立ち上がり、高さは1-2.5mほど。全体ウシノシッペイ似た姿であるが、よりがっしりとした植物である。穂は線形棒状で、小穂密着して生じる点も同じであるが、ツノアイアシでは小穂が軸にのめり込むように半ば埋まっている。また、熟すると穂が節ごとに折れてバラバラになる。ツノアイアシ属は他に世界熱帯域に約30種がある。この種もアジアアフリカ熱帯域原産で、沖縄県には第二次大戦後に帰化したのである

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ニワホコリ」の記事における「近似種」の解説

類縁のものではオオニワホコリ(E. pilosa (L.) Beauv.)が全体によく似ている一回り大きく時には高さ70cmになるほか、穂の先端がややたれること、花軸の節に白い毛をまばらにつけることなどが異なる。これも日本全土でやや普通に見られ世界的な分布では更に広くユーラシア大陸温帯暖帯にわたる。 同属その他の種ではカゼクサが最も普通だが、はるかに大きい。南西諸島などに見られるヌカカゼクサは似たような大きさだが小穂はるかに小さくて数が多い。 縁は近くない似ているものにスズメノカタビラがある。別属のものであるから分類上の重要な点違いがあり、外見的にはより柔らかく全体黄緑色であること、より湿った場所に生育することなど異なった点も多いが、外見的特徴はとても似た点が多い。小穂に関しても、いずれも多数小花を持つイネ科よくある形なので、よく似ている実際に両者が同じ場所で見られることもよくあり、特に裸地の庭では普通である。そのような場所では生育十分でない例が多い。しかもそれでも育って花をつけるのが雑草雑草たる所以であり、しかもこの両者とも筋金入り雑草であるから条件の悪い場所でもいじけた姿ながらよく生育して花をつけている。その結果、両種の特徴紛らわしい例があるのである

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ノコンギク」の記事における「近似種」の解説

もっともよく似ているのはヨメナである。葉の形花の色形まで非常によく似ているヨメナ時に野菊の代表とされ、辞典等では野菊ヨメナ別称とする例もあり、はるかに知名度が高い。しかし実際に両者はよく似ている上に分布重複しており、同じよう環境によく見かけられるから、両者混同されヨメナ呼ばれていることが多いと思われる。もっともはっきりした違いは、ヨメナの種(果実であるが)には冠毛がないことで、花期終わった花序があれば一目でわかる。両面に毛があることも、ほぼ無毛ヨメナとは異なるが、あまり目立たない見分け方詳細ヨメナの項も参照のこと。 他に同じ種内の亜種変種多数あるが、以下に記す。

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近似種

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カセンガイ」の記事における「近似種」の解説

近似種との見分け容易だが、近似する種類比較的多い。以下に代表的な種を示す。 テンニョノカムリ Babelomurex japonicus (Dunker, 1882) カセンガイ比べ透明感乏しい。また、肩の刺列は上方を向く。大西洋にも非常によく似た種類がある。 太平洋日本フィリピンハワイ)の水深80400m岩礁底に棲息する。 スガノミヤカセン Hirtomurex filiaregis Kurohara, 1959 肩に刺状の刺列がない。また、水管長く鱗片カセンガイより刺刺しい昭和天皇第五皇女清宮貴子内親王(すがのみや たかこ ないしんのう)に献名された。記載者高知県コレクター黒原和夫太平洋西部日本フィリピン)の水深100200m棲息する。 ナカミガワカセン Babelomurex nakamigawai (Kuroda, 1959) 体層などに鱗片がない。貝殻コレクター中上小六郎(なかみがわ ころくろう:1894-1965:中上川彦次郎の六男)に献名された。太平洋西部暖海域(日本豪州)の水深100300mの泥底に棲息する。 カワムラカセン Babelomurex kawamurai (Kira, 1959) 同様に鱗片がない。元JCB会長貝殻コレクターだった河村良介かわむら りょうすけ:1898-1993)に献名された。インド太平洋暖海域(日本フィリピン南アフリカ)の水深100400m棲息する

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近似種

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アカナマダ」の記事における「近似種」の解説

近似種にLophotus lacepedeという本種に似た種と、本種と同じ科であり同じく稀種であるテングノタチEumethichthys fiski がいる。

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ペルビアンジャイアントオオムカデ」の記事における「近似種」の解説

全身が赤いロブスターオオムカデ(Scolopendra gigantea robusta)や、黄色関節部分の黒のツートンカラー特徴のタイガーオオムカデ(Scolopendra sp.)がおり、同じく体長30cm以上にもなる。 近縁巨大種ではガラパゴスオオムカデ(S galapagosensis”)がおり、ガラパゴス諸島対岸エクアドルなどに分布しており、体色は黒で、本種より太目でがっしりとした体格をしている。なお、ガラパゴスオオムカデは未確認情報で60cm以上に達すと言われているが、定かではなく誤認情報だという可能性もある。

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マドガ」の記事における「近似種」の解説

Thyris fenestrella (Scopoli, 1763) Thyris 属のタイプ種ユーラシア西部分布する。 Thyris fenestrella ussuriensis Zagulajev, 1985 ロシア極東部(ウスリーアムールサハリンなど)に分布する上記 fenestrella の亜種最初独立種として記載されたが、その後マドガ亜種として扱われことがある。しかし前翅半透明班が2個あること(マドガでは1個)や、オス交尾器のウンクス先端尖りマドガでは短く丸い)、同アンプラのコスタ多数の小歯があることなどでマドガとは明確に異なり交尾器がよく似た上記 Thyris fenestrella の亜種とされるようになった過去におけるロシア極東部からのマドガ記録は本亜種誤認したものであり、実際に分布しいとされる

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テイオウゼミ」の記事における「近似種」の解説

クロテイオウゼミ Pomponia merula ボルネオ生息するテイオウゼミよりもやや小さく、名前通り黒みが強い体色となる。。 タイテイオウゼミ Pomponia imperatoria タイ西北部生息する近似種で。古い図鑑では「シャムオオゼミ」とも呼ばれていた。テイオウゼミよりも赤み薄くなる

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アカアシクワガタ」の記事における「近似種」の解説

海外オオクワガタ属には、本種の近似種がいるが、本種のように脚部腹部が赤い種はいない。 アローコクワガタ D. arrowi インド北東部ミャンマー東部タイ北西部生息体長最大70mmに達し、前羽根赤色なのが特徴。 ヤマダクワガタ D. yamadai 台湾生息最大体長は65mmになり、本種よりも大型化する。体色は黒。

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イスノキ」の記事における「近似種」の解説

同属植物ヒマラヤに数種が知られるが、日本ではこの種だけである。しかし葉の形などにはっきりした特徴少なく慣れない分かりにくい面もある。上記のように虫こぶがよい目安になる。

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ダイオウサソリ」の記事における「近似種」の解説

オオダイオウサソリ (ソウトウサソリ) (Pandinus Dictator) 「ソウトウ総統サソリ」とも呼ばれるカメルーン生息する近似種で、見た目は同じ種類見えるが、別種とされており、ダイオウサソリ全般的に上回る体躯からそう呼ばれ学名では「独裁者の意味持ち最近は和名でも「ソウトウサソリ」の名で呼ばれる事が多くなった。 ダイオウサソリ比べて身体がやや細いように見えるが、大きめで鋏と尾部もやや長いものの、個体差ダイオウサソリよりも小さくなる場合もある。生態面でもほぼ同じだが、大人しいダイオウサソリよりも性質はやや荒く攻撃的ダイオウサソリ同様にワシントン条約での保護対象となる。 レッドクロウエンペラースコーピオン (Pandinus Cavimanus) 名前通り、鋏部分と、体色がやや赤みがかっている大型種である。 ダイオウサソリ同じくアフリカ生息し生態面でも似ているが、ダイオウサソリよりやや小型であるといわれるダイオウサソリチャグロサソリ同じくペット対象ともなるが、オオダイオウサソリと同様にダイオウサソリよりもやや攻撃的な性格。 この種も現在はワシントン条約での保護対象となっている。 チャグロサソリ (Heterometrus spp.) 東南アジア広く住む大型種で、体長では大きいもので20cm以上になり、ダイオウサソリ負けない程の大きさになるものの、こちらの方は全体的に横幅狭くスマートな体型である。鋏角部分の毛の色は緑で、尾の色は茶色であり、それに黒い体色交えた和名となる。英名や、輸入名ではアジアンフォレストスコーピオンと呼ばれる通常チャグロサソリHeterometrus spinifer)として輸入されるが、マレージャイアントスコーピオン(H. spinifer)、 アジアンロングクローフォレストスコーピオン(H. longimanus)、H. liophysaなどが含まれている。チャグロサソリという名はHeterometrus属の総称である。 地域によって、個体差や毒の強弱にも違い出てくると言われるはっきりしない。この種もペットサソリとしては最も普及している種であり、原産地近さから比較安価となっている。生態面でも似ており、熱帯雨林多湿性の環境の中で、倒木石の下潜んで生息しているが、ダイオウサソリよりも気が荒く攻撃的

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ルブロンオオツチグモ」の記事における「近似種」の解説

本種の他にも世界最大蜘蛛候補がおり、近似種のゴライアスピンクフットバードイーターと、アフリカ産のサントメジャイアントオリーブバブーンがいるが、一般的には本種が最もよく知られている。 ゴライアスピンクフットバードイーターは、名前通り幼体つま先ピンクの目立つ模様持っているが、成体になるにつれて薄くなる。本種よりも大型化すると言われている。

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リーフィーシードラゴン」の記事における「近似種」の解説

ウィーディーシードラゴン 学名Phyllopteryx taeniolatus Lacepède, 1804 同じくヨウジウオ亜科魚類リーフィーシードラゴンに似るが、体はやや直線的で、皮弁の数が少なくリーフィーシードラゴン様に皮弁の軸から別の皮弁分岐したり、皮弁そのもの大きく切れ込むとがない育児嚢持たずオスメス産んだ卵を腹部体表付着させて保護するオーストラリア南部及びタスマニア島沿岸分布する

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カモジグサ」の記事における「近似種」の解説

同属には他にも数種が見られるが、特に以下の種はほぼ同様の環境同じよう普通に見られる。 アオカモジグサ E. racemifer (Steud.) Tsvel. 外見的に細部でもよく似ているが、はっきりと別種である。名前はカモジグサ比べて緑に見えことによる具体的にはカモシグサが緑であるが粉を吹いたように白っぽく小穂が紫を帯びるのに対して、アオカモジグサは全体に緑が強く、粉を吹いたようであったり紫を帯びることがないまた、乾燥する反り返りやすい。細部ではカモジグサでは護頴と内頴がほぼ同長なのに対して、アオカモジグサでは内頴が明らかに短い点などの違い見られるこのような多数の花を含む小穂を柄のない穂状花序につけるものとしてはドクムギ属のものもあり、複数種が雑草として普通種であるが、より小穂幅広く偏平で、それほど発達しない

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ヨミノアシロ」の記事における「近似種」の解説

近似種にBassogigas profundissimusがいて、形態類似していて、共に超深海生息していることで、かつては同種かと思われたが、別種分類された。 体色灰色がかった黄色で、生態も近いかと思われる

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ミナミトビハゼ」の記事における「近似種」の解説

日本本土見られるトビハゼ P. modestus は同属であり、外見的にもよく似ている違いとしては本種は第1背鰭先端突出すること、その縁に暗色部があることが挙げられる。また吸盤となる左右腹びれがこの種では膜蓋癒合膜によって繋がっているのに対して、本種ではそのように繋がっていない点も区別点である。 分布の点では本種が奄美大島以南であるのに対し、この種は沖縄本島以北分布する沖縄本島などでは両種ともに見られる。ただし沖縄では主に見られるのは本種であり、トビハゼ分布域こそあちこちにあるものの範囲限られており、個体数少ない。 なお蒲原(1980)ではトビハゼは P. cantonensis であり、その分布は日本から南太平洋に渡るとされており、本種も区別されていなかったようである。

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近似種

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ハマスゲ」の記事における「近似種」の解説

カヤツリグサ属本土において同様な場所に出現する種としては、カヤツリグサイヌクグクグガヤツリなどがあるが、これらは根出葉それほど発達せず、また小穂それほど色づかないので、形も見かけもかなり異なる。八重山には類似のスナハマスゲ (Cyperus stoloniferus Retz.) が自生する。より小穂が太いのが特徴である。 近年帰化植物にセイタカハマスゲ (Cyperus longus L.) と ショクヨウガヤツリ (別名: キハマスゲ学名: Cyperus esculentus L.) がある。前者ハマスゲ似てより大型根本根茎できない右図)。後者は穂が黄色っぽい(左写真)。 なお、屋久島から知られるヤクシマハマスゲ (Carex yakusimensis) はスゲ属である。

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近似種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 23:45 UTC 版)

アブラススキ」の記事における「近似種」の解説

アブラススキの名を持つものにはオオアブラススキ属のオオアブラススキ Spodiopogon sibiricus Trin. や、同属のミヤマアブラススキ S. deppauperatus Hack. がある。これらは穂の先が垂れないのではっきりと区別できるまた、ヒメアブラススキ Capillipedium parviflora (R. Br.) Ohwi は、より小型で、穂がまばらに散開するそのほか大柄な小穂先にまるものではモロコシ属 Sorghumセイバンモロコシ S. halepense (L.) Pers. var. propinquum (Hitchc.) Ohwi やモロコシガヤ S. nitidum (Vahl) Pers. var. majus (Hack.) Ohwi がある。

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近似種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 20:26 UTC 版)

トニナ (水草)」の記事における「近似種」の解説

数多くの近似種が記載されてきたが、多くが本種のシノニムとされている。Syngonanthus appressusは陸生強く抱く。Syngonanthus rhizonemaはより細くがなく、総苞片有毛である。また、Syngonanthus rhizonemaの分布域サンパウロ州であり、分布違っている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 21:44 UTC 版)

ミドリカミキリ」の記事における「近似種」の解説

本種は当初は Leotium viride Thomson学名記載されその後現在の属に移されたものである。 本種を含むアオカミキリ族には複数の属があり、いずれも青緑色体色をしており、日本には複数種がある。その多くは本種より大型幅広い体格をしている。ただし南西諸島にはオオシマミドリカミキリ Chlorodilum loohooanum やヤクシマミドリカミキリ C. kurosawae などの類似した種がある。ただしこれらはかつては別属とされたもので、現在は同属とするものの、それでも亜属段階分けられており、その違いとしては本種の後肢?節の第1節が特に長い点が挙げられる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 21:41 UTC 版)

ヒメギス」の記事における「近似種」の解説

イブキヒメギス(オランダ語版) Eobiana japonica 山地性でヒメギスに似るが、翅の先が丸み帯び、前胸後端部の白線不明瞭かまたは無いことで区別される鳴き声異なり、「チリッ チリッ チリッ…」というように聞こえる。本州中部からサハリンまで分布する最近[いつ?]では複数の近似種が含まれるという見解がある[誰によって?]。 コバネヒメギスオランダ語版Chizuella bonneti ヒメギス近縁だが、コバネヒメギス属(オランダ語版)に含まれる。翅は名前の通り非常に短く、前胸よりも短い。しかしながらオス発音器備え、「チリ・チリ…」とイブキヒメギスに似て、さらに弱々しい声で鳴く腹部下面中央黄色っぽくなるのも特徴で、ヒメギス属に比して胸側に対して背面がやや広いという違いもある。平地から亜高山帯まで広く分布。イブキヒメギスやヒメギス混生もするが、やや草深く乾き気味の環境を好む。九州から北海道朝鮮半島中国東北部シベリアにかけて分布する

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近似種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 23:47 UTC 版)

ミズアオイ」の記事における「近似種」の解説

同じミズアオイ属コナギに似るが、ミズアオイ花序真上伸ばすに対してコナギは花を葉腋につけることで区別できる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 09:22 UTC 版)

アルケスツヤクワガタ」の記事における「近似種」の解説

本種に似たツヤクワガタ仲間で、インターメディアツヤクワガタの他、オニツヤクワガタ (Odontlabis siva) や、カリナータツヤクワガタ (Odontlabis carinata) などが、フィリピンをはじめ中国南部台湾インド東南アジアにかけて広く分布する

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トビズムカデ」の記事における「近似種」の解説

似た種にアオズムカデアカズムカデがいる。亜種とされていたアオズムカデはこれらの中では比較小型で、10cm以下の個体多く、数も比較少ない。 また、マレーシア産のマレージャイアントオオムカデ(オニオオムカデともいう)をはじめとした東南アジア一帯には巨大な亜種がおり、体長が30cm近くにも達する。 中国では蜈蚣(ごこう)という漢方薬として使用されるアトピー性皮膚炎などの治療のほか、散剤として他の漢方薬混合される

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 16:12 UTC 版)

セイヨウタマシダ」の記事における「近似種」の解説

ヤンバルタマシダとは混同されることがしばしばあった。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 02:14 UTC 版)

モノアラガイ」の記事における「近似種」の解説

モノアラガイ科の種でモノアラガイ近似する種は多い。しかし、外観変異大きさなどから殻だけでは分類が困難であるため、正確な同定には軟体部解剖などが必要とされる。そのため、あまり研究進んでおらず分類混迷している。また、外来種の近似種も多く在来種との交雑などを引き起こしより一層種の区別を困難、複雑にしているものと思われる。 その他、サカマキガイ科のサカマキガイや、オカモノアラガイ科オカモノアラガイなどにもやや似るが、こちらの区別は容易である。

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近似種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 14:07 UTC 版)

カヤラン」の記事における「近似種」の解説

カヤラン属はインド東南アジアからオーストラリアに約30種があるが、日本では本種だけである。洋ランバンダ[要曖昧さ回避]やコチョウラン胡蝶蘭)に近縁とされ、国産フウランなどとでも交配は可能である。日本では他に似た姿のものとしてマツラン(Gastrochilus matsuran)がある。この種は別名をベニカヤランと言い、よく似た姿ながらやや小型赤紫斑点があるのが普通である。これに近縁のモミラン(Gastrochilus toramanus)も似ているが、こちらは成長するとむしろ樹皮上を這い回る姿となる。 日本ラン科植物で他に左右に並べて垂れ下がるものにヨウラクラン(Oberonia japonica)があるが、これは左右から偏平単面葉となる。また、花は個々見て取れないほどに小さなものを穂状につけるまた、幼くて垂れ下がる前のものはフウランのように見え場合もある。

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近似種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 00:06 UTC 版)

マツバスゲ」の記事における「近似種」の解説

小穂を軸に一つだけつけるスゲ類はいろいろあり、たいていは先端雄花部を持つから似たところが多い。最もよく似ているのがハリガネスゲ(C. capillacea Boott)である。一般にマツバスゲより雄花部が短いこと、果胞がやや大きい(2.5-3mm)ことで区別されるが、判断難し場合あるようである。 また、シラコスゲ(C. rhizopoda Maxim.)は果胞細長くて軸に密着すること、がよく発達するので印象はかなり異なる。 他にも小穂一つだけ持つスゲはいくつかあるが、多くはより小型である。その中でコハリスゲ(C. hakonensis Franch. et Sav.)などのハリスゲ類は全体一回り小さく小穂が短いものが多いが、かなり似た植物である。

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近似種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/01 03:10 UTC 版)

ヒメグモ」の記事における「近似種」の解説

コンピラヒメグモ(A. kompirensis (Boes. et Str.))、キヒメグモ(A. asiatica (Boes. et Str.))などはヒメグモよりやや小型だが、いずれも黄色っぽい腹部に黒い斑点があるので、よく似ている斑点位置などは異なるが、外見では判断難し場合もある。 なお、この類は分類上の扱い流動的な部分があり、たとえばTheridionとしたりすることもある。そのため、分類体系変更によってヒメグモヒメグモ属から外れ場合や、逆にヒメグモ所属する属ヒメグモ属に改名する例などがある。

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近似種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/17 23:34 UTC 版)

ヒカゲスゲ」の記事における「近似種」の解説

非常によく似た種として古くから知られた種にホソバヒカゲスゲ (Carex humilis Less. var. nana (H. Lev. et Vaniot) Ohwi) がある。同種内の亜種ないし変種とされたこともある。の幅がさらに細くて0.5-1.5mmであること、それに花穂はるかに短い点が特徴で、ヒカゲスゲの花がの上伸び上がって咲くのに対して、ホソバヒカゲスゲの場合新し陰に花が出る。それ以外特徴はよく似ている分布もほぼ同じである。この種そのものヨーロッパまで分布するのである2000年頃よりさらに種内変異思われいたものから種として独立させるべきものがあると考えられるようになり、検討進行中のようである。

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