代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/20 22:57 UTC 版)
現在、世界で約100種が記録されている。それぞれの種の判断には疑問もあるが、今後も多くの種が記載される可能性がある。代表的なものを示す。 代表的な種(節の分類はGams,1977による) Sect. Simplex:胞子のう柄は分枝せず、高さ200μmを越える。多胞子の胞子のう M.globulifera・M. tuberosa・M.pilulifera・M. strangulata・M.simplex・M.rostafinskii Sect. Alpina:背は低くて高さ150μm以下で、先細りの柄の先に多胞子の胞子のう M. alpina・M. horticola・M. polygonia・M.antarctica・M.globalpina Sect. Hygrohyla:背は低く、分枝がある場合は柄の下の方で生じる。多胞子の胞子のう M. elongata 基部で2-3本に分かれた細長い胞子のう柄の先端に丸くて多胞子の胞子のうをつける。胞子のう胞子は楕円形。 M.verticillata・M. minutissima・M.hyalina・M.epigama・M. zychae・M.beljakowae・M.bainieri・M.verrucosa Sect. Stylospora:スチロスポアのみをつける。 M. horticola・M.stylospora・M.zonata・M.humilis・M.verticillata Sect. Schmuckeri:単胞子の胞子のうを細い柄の先につける。柄は気中菌糸から密に出る。 M. schmuckeri・M.claussenii・M.camargensis Sect. Mortierella:胞子のう柄は太い主軸と細い枝・枝は中程より上で出る M. reticulata・M. oligospora・M.polycephala・M.echinulata Sect.Actinomortierella:胞子のう柄は太い主軸と細い枝・枝は柄の最先端から出る M. ambigua 胞子のう柄は細長い円錐形、基部には仮根がある。先端は細まって、それから膨らみ、その上に丸い胞子のうをつける。先端の胞子のうが熟して胞子を放出した後、直下の膨らみから横に短い枝が出て、その先に小さい胞子のうができる。ダンゴムシの死体周辺で接合胞子を形成することが知られる。 M.wolfi・M.capitata Sect. Spinosa:胞子のう柄は太い主軸がはっきりしない・多胞子の胞子のう M. pulchella・M.epicladia・M.umbellata・M.parvispora・M.exigua Sect. Haprosporangium:胞子のう柄は短く、先が細くなる・胞子のうは1か2胞子 M. bisporalis:Haprosporangium属に含めてあった代表的な種。気中菌糸に一面に胞子のう柄を並べる。胞子のう柄は短く、途中で真横に枝を出す場合がある。柄は先に向かって急に細くなり、球形の胞子のうがつく。胞子のう内部には一個か二個の胞子が入っている。 Subgenus Micromucor(=Sect. Isabellina)M.ramanniana isabellina節の代表的な種。現在ではMicromucor ramannianaあるいはUmbelopsis ramannianaとする場合もある。培地上では胞子のう柄を密生した背の低い絨毯のような、赤茶色のコロニーを作る。ほんの小さな柱軸をつける。土壌から普通に出現。 M. nana・M. isabellina・M.vinacea Dissophora decumbens 胞子のう柄の先端はどんどん成長しながら、側面に短い柄の先に着いた多胞子の胞子のうをどんどん出す、というもの。
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 00:49 UTC 版)
日本に産する種を挙げておく。日本本土ではカンコノキが南日本に広く見られる。それ以外の種は九州にわずかに分布があるものもあるが、ほとんどが南西諸島に分布し、更に南に分布域を持つ。 以下、複数の文献における和名と学名の対応関係である。同じマスに学名が2つ以上あるものは、Govaerts (2019) でシノニムの関係にあると認められていることを意味する。前に★が置かれた学名は Govaerts (2019) で正名として受容されているものである。 和名(大場1999 および Kurosawa 2016)学名〔左記の和名と異なる場合は括弧内にその和名〕備考Kawakami (1910)牧野 (1940)コーナー & 渡辺 (1969)大場 (1999)Kurosawa (2016)ウラジロカンコノキ - - ★Phyllanthus triandrus (Blanco) Müll. Arg. カキバカンコノキ★Glochidion Zeylanicum A. Juss. - - ★Glochidion zeylanicum (Gaertn.) A. Juss. G. hongkongense Muell. Arg. Phyllanthus gaertneri T. Kuros. Phyllanthus zeylanicus Müll.Arg. は同属の別種 P. anabaptizatus Müll.Arg. のシノニム カンコノキGlochidion obovatum S. et. Z. Glochidion obovatum Sieb. et Zucc. - Glochidion obovatum Sieb. et Zucc. ★Phyllanthus sieboldianus T. Kuros. Phyllanthus obovatus Muhl. ex Willd. は同属の別種 P. caroliniensis Walter subsp. caroliniensis のシノニム キールンカンコノキ★Glochidion lanceolatum Hay. - - ★Glochidion lanceolatum Hayata Phyllanthus keelungensis T. Kuros. Phyllanthus lanceolatus Poir. は同属の別種 ケカンコノキ(オオバケカンコノキ)Glochidion Arnottianum Muell. Arg.〔アカカンコ〕 - - ★Glochidion zeylanicum var. tomentosum Trim. G. dasyphyllum K. Koch var. iriomotense Hurusawa Phyllanthus hirsutus (Roxb.) Müll. Arg. ツシマカンコノキ- - - Glochidion puberum Hutchison G. hayatae Croizat et Hara var. tsushimense Hurusawa ★Phyllanthus puberus (L.) Müll. Arg. ヒラミカンコノキGlochidion Fortunei Hance. - Glochidion coronatum Hook.f.〔ウラゲベニカンコノキ〕 Glochidion rubrum BL.〔ベニカンコノキ〕 Glochidion rubrum Blume Phyllanthus rubrus (Blume) T. Kuros. 黒沢の提案した学名は1826年発表の別種 Phyllanthus ruber (Lour.) Spreng. と被っており非合法名と判定され、Phyllanthus subscandens (Zoll. & Moritzi) Müll.Arg. var. subscandens が受容されている。 Phyllanthus assamicus(syn. Glochidion ellipticum)の花 P. assamicus の果実 カンコノキの樹姿
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 09:01 UTC 版)
ハエトリグモ科のものはこの科に属することは分かりやすいが、科の中での分類はなかなか難しいようで、属の構成等がよく変えられる。ここには比較的古い体系を示した。なお、ハエトリグモの種名は慣習的にグモを外す。 シラヒゲハエトリグモ属 Menemerus シラヒゲハエトリ(人家外壁に普通) オビジロハエトリグモ属 Hasarius アダンソンハエトリ Hasarius adansoni(人家に普通) ムツバハエトリグモ属 Yaginumanis ムツバハエトリ(森林内の苔の生えた岸壁) マミジロハエトリグモ属 Evarcha マミジロハエトリ(草の上。オスは眼の上に白毛、触肢が白玉状)、デーニッツハエトリ(山野に普通) コゲチャハエトリグモ属 Carrhotus ネコハエトリ(山野に普通) マダラハエトリグモ属 デーニッツハエトリ オオハエトリグモ属 Marpissa オスクロハエトリおよびヤハズハエトリ(いずれも細長く、ススキ等に生息。雌雄の色彩が異なる。近似種あり) Hakka属 Hakka イソハエトリ(海岸性) Hakka himeshimensis(Don. & Str., 1906) オビハエトリグモ属 Silerella アオオビハエトリ(地上性でアリを捕食) スジハエトリグモ属 Plexippus チャスジハエトリ(人家に普通) ウデブトハエトリグモ属 Harmochirus ウデブトハエトリ カラスハエトリグモ属 Rhene カラスハエトリ アリグモ属 Myrmarachne アリグモ、ヤサアリグモ マミジロハエトリ(メス) Evarcha albaria アダンソンハエトリ(オス) Hasarius adansoni
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/01 17:13 UTC 版)
ホワイトビーム亜属 -アズキナシ属 Aria とする場合もある。 Sorbus admonitor - No Parking Whitebeam Sorbus alnifolia – アズキナシ Sorbus anglica - English Whitebeam Sorbus aria - Common Whitebeam Sorbus arranensis - Arran Whitebeam Sorbus bristoliensis - Bristol Gorge Whitebeam Sorbus devoniensis - Devon Whitebeam Sorbus folgneri - Folgner's Whitebeam Sorbus japonica - ウラジロノキ Sorbus intermedia - Swedish Whitebeam Sorbus latifolia - Service Tree of Fontainebleau Sorbus mougeotii - Vosges Whitebeam Sorbus rupicola - Rock Whitebeam Sorbus thibetica - Tibetan Whitebeam Sorbus vestita - Himalayan Whitebeam ローワン亜属 Sorbus aucuparia - セイヨウナナカマド Sorbus americana - アメリカナナカマド Sorbus austriaca Sorbus californica Sorbus cashmiriana - Kashmir rowan Sorbus commixta - ナナカマド Sorbus decora - Showy mountain-ash Sorbus esserteauiana - Esserteau's rowan Sorbus fosteri Sorbus fruticosa Sorbus glabrescens - White-fruited rowan Sorbus gracilis - ナンキンナナカマド Sorbus harrowiana - Harrow rowan Sorbus hupehensis - Hubei rowan Sorbus hybrida - Finnish whitebeam Sorbus insignis Sorbus khumbuensis Sorbus koehneana Sorbus lanata Sorbus lancastriensis Sorbus lancifolia Sorbus latifolia Sorbus matsumurana - ウラジロナナカマド Sorbus maderensis - Madeira rowan Sorbus microphylla - Small-leaf rowan Sorbus oligodonta - Kite-leaf rowan Sorbus pallescens Sorbus pekinensis Sorbus pinnatifida Sorbus pinnatifida Sorbus pluripinnata Sorbus pohuashanensis -トウナナカマド Sorbus pontica Sorbus porrigentiformis Sorbus poteriifolia Sorbus prattii Sorbus pseudofennica Sorbus pseudovilmorinii Sorbus pygmaea Sorbus randaiensis - タカサゴナナカマド Sorbus redliana Sorbus reducta - Dwarf rowan Sorbus rehderiana Sorbus retroflexis Sorbus rockii Sorbus rotundifolia Sorbus rufo-ferruginea Sorbus rufopilosa - Tsema rowan Sorbus sambucifolia - タカネナナカマド Sorbus sargentiana - Sargent's rowan Sorbus scalaris - Ladder rowan Sorbus simonkaiana Sorbus sitchensis - Sitka mountain-ash Sorbus stankovii Sorbus subcuneata Sorbus subpinnata Sorbus subsimilis Sorbus taurica Sorbus thibetica Sorbus thibetica Sorbus torminalis Sorbus umbellata Sorbus ursina Sorbus vertesensis Sorbus vestita Sorbus vexans Sorbus vilmorinii - Vilmorin's rowan Sorbus wardii Sorbus wilfordii Sorbus wilmottiana Cormus亜属 Sorbus domestica - True Service Tree Torminaria亜属 Sorbus torminalis - Wild Service Tree Chamaemespilus亜属 Sorbus chamaemespilus - false medlar その他、亜属間の交配種が多く存在する。
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/13 17:31 UTC 版)
観賞用に流通しているものが、この属の中では知名度が高い。主な原種・野生種を紹介。 主に南米大陸に分布する。アマゾン川やその水系、パンタナール大湿原にも多くの種類が生息している。アクアリウムの世界では、このグループに属する水草が多種栽培されているが、日本においてはアクアリウム以外での利用はあまり聞かない。サバナないし熱帯雨林の原産であるが、日本国内で屋外栽培を行って越冬した例もある。本来は抽水植物であるが、アクアリウムでは水に沈めた状態で栽培されることが多い。
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 06:54 UTC 版)
ロウバイは、古くから庭木として栽培されている。 クロバナロウバイ属 Calycanthus も比較的栽培しやすく、見かけるようになった。
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/27 01:15 UTC 版)
以下に代表的なものを挙げておく。 Sansevieria チトセラン属Sansevieria aethiopica Sansevieria arborescens Sansevieria conspicta Sansevieria cylindrica ボウチトセラン Sansevieria dooneri Sansevieria ehrenbergii Sansevieria grandis オオヒロハチトセラン Sansevieria hyacinthoides ヒロハチトセラン Sansevieria etallica Sansevieria parve Sansevieria stuckyii ツツチトセラン Sansevieria subspicata Sansevieria suffruticosa Sansevieria trifasciata アツバチトセラン - アフリカ原産 Sansevieria zeylanica - スリランカ原産(小種名のzeylanicaは「セイロンの」の意。参考:Wikt:en:zeylanicus)。よく出回っているSansevieria trifasciataとよく似ているが、葉はより硬く、やや薄い。Sansevieria trifasciataの葉縁部の斑が無いものが本種の名称で販売されている事がよくある。(※ただし、もっとも、本種がSansevieria trifasciataと同じ種である認定がされる可能性はそれなりに存在する。しかしその場合でも、種より下のレベル(亜種、品種)での違いとして扱われるような性質的違いは存在し、また系統の違いについては確実に存在する。) 図版 ボウチトセラン ヒロハチトセラン S. arborescens茎が立つ種
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/27 23:53 UTC 版)
以下に代表的な種をあげておく。 Drynaria ハカマウラボシ属D. roosii (fortunei) ハカマウラボシ D. quercifolia カシノハウラボシ D. rigidula D. sparsisora D. mollis D. involuta 日本には従来は発見されていなかったが、1991年に沖縄本島で発見されたことが報告された。ただしたった1カ所、それも小さなコロニーだけとのことで、絶滅が大いに危惧されている。※ただし、この自生地は米軍基地内のため、今のところは乱獲を防ぐことができている。
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 15:21 UTC 版)
日本産の種は以下の通り。 ショウガ科 Zingiberaceae ショウガ属 Zingiberミョウガ Z. mioga (Thunb.) Roscoe ハナミョウガ属 Alpiniaハナミョウガ A. japonica (Thunb.) Miq. アオノクマタケラン A. intermedia Gagnep.分布は、九州南部を中心に四国、紀伊半島、伊豆半島など温暖な海岸の林内。 イリオモテクマタケラン A. flabellata Ridl. クマタケラン A. formosana K.Schum. ゲットウ A. zerumbet (Pers.) B. L. Burtt and R. M. Smith ( = A. speciosa (Wendl.) K.Schum.) シマクマタケラン A. boninensis Makino:本種以下三種は小笠原、硫黄諸島固有。 チクリンカ A. bilamellata Makino イオウクマタケラン A. nakaiana Tuyama 他に栽培されているものなどの有名種を以下に挙げる。 ショウガ Zingiber officinale (Willd.) Roscoe ムラサキガジュツ Curcuma aeruginosa Roxb. クルクマ・アリスマティフォリア C. alismatifolia Gagnep. キョウオウ C. aromatica Salisb. ウコン C. domestica Valet. ガジュツ C. zedonaria Rosc. ショウズク(カルダモン) Elettaria cardamomum Koenig ハナシュクシャ Hedychium coronarium Koenig ヤクチ Alpinia oxyphylla Miq. レッドジンジャー(英語版) Alpinia purpurata クラチャイダム Kaempferia parviflora
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 15:46 UTC 版)
ウツボカズラは約70種以上があり、現在も新種が発見されている。また、自然雑種も知られている。人工交配による園芸品種も数多い。ここには日本でよく知られた種のみを挙げる。それ以外はウツボカズラ属の種一覧及びウツボカズラ属の一覧・地域別を参照のこと。
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 03:18 UTC 版)
日本で見られる代表的なものとしては、次のようなものがある。 オオキンカメムシ:全身が朱色がかった赤で、それに黒い大きな斑紋が出る。本州南岸以南、中国から東南アジア一帯に分布。移動性が強く、採集記録は北海道からもある。繁殖に必要な餌としてはアブラギリの果実が重要で、この植物の種子に多量に含まれる不飽和度の高い乾性油のためか、標本にすると滲み出した油が松脂のように凝固して塊となってこびりつく。 アカスジキンカメムシ:緑色の金属光沢の地に、赤い亀甲模様に似た斑紋が出る。殊に羽化後間もない個体は鮮やかな緑色を呈する。小楯板は大型で、腹の背面全体を覆う。“歩く宝石”の異名をとる。やや山地に生息、さまざまな樹木につくが、繁殖に際してはスギやヒノキの毬果内部の種子が必要なようである。本州から九州、台湾、中国に分布。 ニシキキンカメ:アカスジキンカメに似てさらに派手。日本で最も美しいカメムシと言われる。本州から九州の限られた地域でのみ採集されており、ツゲの果実を摂食すると言われる。他に朝鮮半島に分布。 ナナホシキンカメ:緑の金属光沢に黒い斑点。沖縄以南、東南アジア一帯に分布。腹の下側は金属光沢をもった緑色。 ハラアカナナホシキンカメ:ナナホシキンカメムシに似るが、腹は橙色を呈する。 アカギカメムシ:やや細み。体色に変化が多く、オレンジや白のつや消しに黒い斑点が出る。南西諸島から東南アジア一帯に分布。九州から記録があるらしい。移動性の強い種で、海上の定点観測所でも捕獲されることがある。日本産は両肩が滑らかだが、熱帯産のものは鋭い刺が出る。卵や孵化した幼虫を保護する習性をもつ。 ミカンキンカメ:全体に赤褐色。台湾ではミカンの害虫として知られるが、日本ではセンダンの果実を餌として繁殖していることが確認されている。日本では石垣島、西表島から知られる。国外では台湾、中国からベトナムまで分布。 チャイロカメムシ:茶褐色の地味なカメムシで、種名にも「キン」とつかないが、キンカメムシ科の一種である。イネ科の雑草につき、まれにイネにもつく。本州から九州、朝鮮、中国に分布。
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 18:00 UTC 版)
以下に日本で知られている種を挙げる。 C. maximowiczii ムカゴネコノメソウ C. grayanum ネコノメソウ C. pseudofauriei var. nipponense ヒメオオイワボタン C. echinus イワネコノメソウ C. kamtschaticum チシマネコノメソウf. tobishimense トビシマネコノメソウ var. aomorensis ミチノクネコノメソウ C. fauriei ホクリクネコノメf. ferruginiflorum サンインネコノメ C. kiotoense ボタンネコノメソウf. xanthandrum キンシベボタンネコノメ C. nagasei ヒダボタンvar. luteoflorum ヒメヒダボタン var. porphyranthes アカヒダボタン C. macrostemon イワボタンvar. atrandrum ヨゴレネコノメ var. shiobarense ニッコウネコノメ var. calicitrapa キシュウネコノメ var. viridescens サツマネコノメ C. ramosum マルバネコノメソウf. microphyllum コマルバネコノメ f. macrophyllum オオマルバネコノメ C. album シロバナネコノメソウvar. stamineum ハナネコノメ var. nachiense キイハナネコノメ var. flavum キバナハナネコノメ var. totsukawaense トツカワハナネコノメ C. rhabdospermum ツクシネコノメソウvar. shikokianum トゲミツクシネコノメ C. pilosumvar. sphaerospermum コガネネコノメソウ var. fulvum オオコガネネコノメソウ C. pseudopilosum トウノウネコノメvar. divaricatistylosum ヤマシロネコノメ C. flagelliferum ツルネコノメソウ C. japonicum ヤマネコノメソウvar. tetrandrum ヨツシベヤマネコノメ C. tosaense タチネコノメソウ C. alternifolium エゾネコノメソウ C. suzukaense スズカボタン エゾネコノメソウ:花 エゾネコノメ果実が開いて種子が見える シロバナネコノメの変種花弁に見えるのは萼 ヨゴレネコノメ包に斑紋が出る例
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 09:56 UTC 版)
以下に日本に自生する種を挙げる。和名、学名はYListによる。。 マルバチャルメルソウ節 Sect. Nudae マルバチャルメルソウ Mitella nuda L. (1753) エゾノチャルメルソウ節 Sect. Spuriomitella エゾノチャルメルソウ Mitella integripetala H.Boissieu (1897) チャルメルソウ節 Sect. Asimitellaria モミジチャルメルソウ Mitella acerina Makino (1902) アマミチャルメルソウ Mitella amamiana Y.Okuyama (2016) ヒメチャルメルソウ Mitella doiana Ohwi (1932) ミカワチャルメルソウ Mitella furusei Ohwi (1959) var. furuseiチャルメルソウ Mitella furusei Ohwi var. subramosa Wakab. (1977) オオチャルメルソウ Mitella japonica Maxim. (1867) ツクシチャルメルソウ Mitella kiusiana Makino (1910) コシノチャルメルソウ Mitella koshiensis Ohwi (1949) コチャルメルソウ Mitella pauciflora Rosend. (1914) タキミチャルメルソウ Mitella stylosa H.Boissieu (1897) var. stylosaシコクチャルメルソウ Mitella stylosa H.Boissieu var. makinoi (H.Hara) Wakab. (1977) トサノチャルメルソウ Mitella yoshinagae H.Hara (1938)
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:15 UTC 版)
日本には以下のような種がある。 A. bilamellata チクリンカ A. boninensis シマクマタケラン A. flabellata イリオモテクマタケラン A. formosana クマタケラン A. intermedia アオノクマタケラン A. japonica ハナミョウガ A. nakaiana イオウクマタケラン A. speciosa ゲットウ 以下、日本に自生のないものの代表的なものを挙げる。 A. albplineata シロフゲットウ A. chinensis A. conchigera A. galanga ナンキョウ(参照: ガランガル) A. officinarum:コウリョウキョウ(英語版)(高良姜; 別名: ホソバゲットウ; 漢方名: 良姜; 参照: ガランガル) A. oxyphylla:ヤクチ(益智) A. purpurata レッド・ジンジャー A. sanderae フイリゲットウ A. zerumbet ゲットウ
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 05:19 UTC 版)
ハズ属植物で最も知られている種は東南アジアに自生する樹木あるいは低木であるハズ(巴豆、学名: Croton tiglium)であろう。ハズは、1578年にクリストヴァン・アコスタによって lignum pavanae としてヨーロッパの文献で初めて言及された。強烈な瀉下薬として植物薬(英語版)で用いられるハズ油はハズの種子から抽出される。現代では、ハズ油は危険であると考えられており、多くの国の薬局方にはもはや記載されていない。
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 05:26 UTC 版)
この属の31種を下に記す。 A. albus ( Dorofeeva et al. 2003, ; 「albus」はラテン語で白色を意味する男性形容詞であり、この命名はこの細菌の白色のコロニーから命名された。) A. allii ( Jung et al. 2007, ; 「allii」は新ラテン語で「Allium」の属格名詞であり、ギョウジャニンニク(学名:Allium victorialis var. platyphyllum)の根圏から分離されたことに因んでいる。) A. atrinae ( Park et al. 2010, ; 「atrinae」は、二枚貝の属名に使用されるラテン語名詞「Atrina」の新ラテン語属格名詞であり、この命名は、タイラギ(Atrina pectinata)の発酵食品からタイプ株が分離されたことに因む。) A. aurantiacus ( Li et al. 2003, ; 「aurantiacus」は新ラテン語でオレンジ色を意味する男性形容詞。) A. aureus ( Corretto et al. 2016 ) A. bauzanensis ( Zhang et al. 2010, ; 「bauzanensis」は、イタリア南部チロルにある都市ボルツァーノの中世ラテン語の名前であるBauzanumに因む中世ラテン語の男性形容詞。) A. binzhouensis ( Chen et al. 2016 ) A. bracchium ( Takeuchi and Hatano 2001, ; 「brachium 」は木の枝を意味する同格における主格名詞であり、この命名はこの細菌の枝のような形態に因む。) A. cerinus ( Zgurskaya et al. 1992, ; 「cerinus」はワックスのような黄色を意味するラテン語男性形容詞。) A. flavus ( Chen et al. 2011 ) A. fucosus ( Zgurskaya et al. 1992, ; 「fucosus」はフコースを意味する新ラテン語男性名詞「fucosum」の男性形容詞であり、この命名は細胞壁にフコースが含まれることに由来する。) A. hippuratus ( (Zgurskaya et al. 1992) Ortiz-Martinez et al. 2004, ; 「hippuratus」は新ラテン語で馬尿酸を意味する男性形容詞であり、この命名は馬尿酸の分解能に因む。) A. humatus ( Jurado et al. 2005, ; 「humatus」は「埋められた」を意味する男性形容詞。) A. indicus ( Dastager et al. 2012 ) A. insulae ( Huang et al. 2016 ) A. iriomotensis ( Hamada et al. 2014 ) A. italicus ( Jurado et al. 2005, ; 「italicus」はイタリアを意味するラテン語男性形容詞であり、このタイプ株の発祥地に因む。) A. lapidis ( Jurado et al. 2005, ; 「lapidis」は石を意味する属格名詞。) A. luteolus ( Takeuchi and Hatano 2001, ; 「luteolus」はラテン語で黄色を意味する男性形容詞。) A. marinus ( Hamada et al. 2015 ) A. mediolanus ( (ex Mamoli 1939) Suzuki et al. 1996, nom. rev., ; 「mediolanus」は新ラテン語でイタリアのミラノの古名称「Mediolanum」の男性形容詞。) A. neolithicus ( Jurado et al. 2005, ; 「neolithicus」は新ラテン語で新石器時代を意味する男性形容詞であり、この命名はこの細菌が、新石器時代の壁画が描かれていることで有名なGrotta dei Cerviの土壌から単離されたことに因む。) A. ramosus ( Gledhill and Casida 1969, species. ; アグロマイセス属のタイプ種。「ramosus」はラテン語で、多数の枝を持つ、多く枝分かれしている、を意味する男性形容詞。) A. rhizospherae ( Takeuchi and Hatano 2001, ; 「rhizospherae」は、新ラテン語で根を意味する「rhiza」と、ドイツ語で空間を意味する「sphaira」を組み合わせた造語で、根圏を意味する。) A. salentinus ( Jurado et al. 2005, ; 「salentinus」は新ラテン語でサレント半島を意味する男性形容詞であり、この島はこの細菌が単離されたGrotta dei Cerviがある場所である) A. soli ( Lee et al. 2011 ) A. subbeticus ( Jurado et al. 2005, ; 「subbeticus」は新ラテン語でスペイン南部のスブベティコ山系を意味する男性形容詞。) A. subtropicus ( Hamada et al. 2014 ) A. terreus ( Yoon et al. 2008, ; 「terreus」はラテン語で土壌を意味する男性形容詞である) A. tropicus ( Thawai et al. 2011, ; 「tropicus」はラテン語で「熱帯の」を意味する男性形容詞であり、この命名はこの細菌が熱帯雨林から単離されたことに因む。) A. ulmi ( Rivas et al. 2004, ; 「ulmi」はラテン語で楡の木を意味する属格名詞であり、この木はこの微生物の分離源である。)
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/03/04 13:05 UTC 版)
Pyrococcus furiosus Pyrococcus glycovorans Pyrococcus horikoshii “Pyrococcus abyssi” Pyrococcus woesei Pyrococcus yayanosii 大西洋中央海嶺アシャゼ熱水帯より単離された(水深4100m)。増殖温度は80-108℃(至適98℃)。絶対好圧性で、20MPa(約200気圧)未満では増殖できず、52MPaが最適、120MPa(約1200気圧)でも増殖できる。
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/28 09:00 UTC 版)
集中的な研究は上記のようなものであるが、この属の新種はぽつぽつと世界各地で報告されて、次第に数を増している。この属の種数として、1959年にベンジャミンは30種をあげ、葛葉は1980年に40種と言っており、Ho & Benny(2008)では59種とある。他方でそのすべてが認められるとは言い難く、たとえばZychaらの総説では、彼らは34の学名をあげながら、26種のみを認めて、4つを同物異名、4つを疑問種としている。 ごく代表的なものをいくつか挙げておく。 小型種 S. cornu:柄が蕨巻きになる。頂嚢は球形、上半分に多数の分節胞子嚢をつける。 S. nodosa:柄に結節状の凹凸がある。分節胞子嚢は基部で二分。 S. nana:頂嚢は楕円形、上半分に分節胞子嚢をつける。胞子は二個ずつ。 大型種(0.5-1mm位の高さになる) S. sphaerica:頂のうは球形、上半分に一面に枝分かれしない分節胞子のうをつける。 S. asymmetrica:頂嚢はほぼ球形、その全面に分枝しない分節胞子嚢をつける。 S. depressa:頂嚢は逆円錐、周辺に円形に基部で枝分かれのある分節胞子嚢が並ぶ。 S. obconica:頂嚢は逆円錐、周辺に枝分かれしない分節胞子嚢を円形につける。 S. penicillata:頂嚢は楕円形、外周には枝分かれのある分節胞子嚢を、その内側には分枝のない分節胞子嚢をつける。 S. tenuis:頂嚢は小型、大きい楕円形の胞子二つからなる胞子嚢を少数つける。 S. wynneae:頂嚢は半球形、その表面から一面に突起が出て、その先端に分節胞子嚢を数個ずつつける。
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代表的な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/09 08:51 UTC 版)
南アフリカ原産で多くの種類がある。 G. heterochaeta DC. G. krebsiana Less. (syn. G. pavonia) G. lichtensteinii Less. G. rigens (L.) Gaertn. (syn. G. splendens)
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