はえとり‐ぐも〔はへとり‐〕【×蠅取蜘=蛛】
ハエトリグモ
ハエトリグモ
- アシダカグモ Heteropoda venatoria (Linné)
- ハエトリグモ類 Salticidae
- イエユウレイグモ Pholcus phalangioides (Füesslin)
- イエオニグモ Neoscona nautica (L.Koch)
イエバエなどの小昆虫に飛び掛って捕食する。網を張らない徘徊性のクモであるが、ハエを襲う時には、糸を固定して引きながらジャンプし、また高所からの降下時も常に糸を引いている。屋内に周年生息し、冬でも出現する。
チャスジハエトリの成体は5~8月に出現し,おもに幼体~亜成体で越冬する。生活史の詳細は不明であるが、1年に1世代を経過すると推定されている。
蠅取蜘蛛
蠅虎
ハエトリグモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 02:00 UTC 版)
ハエトリグモ(蝿取蜘蛛・蠅捕蜘蛛・蝿虎・蝿豹子[1]・蝿蝗[1]、英語: jumping spider)は、節足動物門クモ綱クモ目ハエトリグモ科(学名: Salticidae)に属するクモ類の総称。正面の2個の大きな目が目立つ小型のクモ。その名の通りハエ類を含む小型の虫を主食とする益虫であるが、他のクモを狙う種、アリを食う種など特殊なものもあり、さらには草食を中心とした種の存在も知られている[2]。捕獲用の網を張らず、歩き回りながら獲物を狩る徘徊性のクモである。一部の種は都市部や人家にも適応しており、日常の中でよく出会うクモでもある。
- ^ a b 落合直文著・芳賀矢一改修 「はへとりぐも」『言泉:日本大辞典』第四巻、大倉書店、1927年、3730頁。
- ^ a b “草食のクモを初めて確認”. ナショナルジオグラフィック協会. (2009年10月13日) 2023年11月23日閲覧。
- ^ a b 須黒達巳「ハエトリグモ 新種を探せ◇国内の103種採取 飼育して撮影、図鑑出版◇」『日本経済新聞』、2020年6月3日。2020年6月3日閲覧。
- ^ 宮田純一 (2019年10月21日). “【記者発表】令和元年度 新たな横浜市指定・登録文化財について”. 横浜市. 2019年10月21日閲覧。
- ^ 『横浜市報』令和元年(2019年)11月5日定期第18号 pp.57(横浜市ホームページ)2019年11月5日閲覧
- ^ “江戸と座敷鷹”. 2012年11月27日閲覧。
- 1 ハエトリグモとは
- 2 ハエトリグモの概要
- 3 生息環境
- 4 代表的な種
- 5 脚注
- 6 関連文献
- ハエトリグモのページへのリンク