歩脚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 03:59 UTC 版)
胸部に備わる3対の付属肢を歩脚といい、付け根から先端にかけて基節・転節・腿節・脛節・跗節の計5節に分れている。ただし、跗節は更に複数の跗小節に分かれ、往々にして爪や褥盤などの構造を持つ。歩いての移動のために使われる他、前脚は捕獲のために鎌になっていたり(カマキリなど)、後脚は跳躍用(バッタなど)や遊泳用(ゲンゴロウなど)に発達していたりと、様々な適応がみられる。
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