トツカワハナネコノメとは? わかりやすく解説

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トツカワハナネコノメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 07:04 UTC 版)

シロバナネコノメソウ」の記事における「トツカワハナネコノメ」の解説

トツカワハナネコノメ Chrysosplenium album Maxim. var. totsukawaense J.Oda et Nagam. - 2020年記載新し変種花時直立し軟らかい円柱形で、高さ5-20cm、太さ0.8-1.2mm、緑色から紫褐色、軟毛とともに白色長毛疎らに生える。根出葉葉柄があり、しばしば花時まで残る。葉身長さ7-10mm、幅8-12mm、扇形または扁円形で、両側1-2個の円い鋸歯があり、基部はやや切形でしばしば葉柄流れ長い毛がまばらに生える。葉柄には長さ10-40mmの長い毛が生える。茎葉無柄または有柄葉身長さ3-10mm、幅4-12mm、両側1-2個の円い鋸歯がある。 花期2月下旬から3月下旬裂片は白色で、長さ2.0-2.6mm、幅1.5-2.9mm、先端は円みをおび、上半分は反曲する。雄蕊は8個で、花糸長さ2.6-3.2mmあり、裂片を0.3-1.0mm超出する。裂開直前は暗赤褐色で、花粉粒白味がかった黄色から黄色になる花柱長さ1.6-2.2mmで、裂片から超出する。蒴果は斜開し、裂片から超出する。種子は卵球形で、長さ0.6-0.7mm、褐色で、10-12個の隆条に低い円形乳頭状突起がならぶ。日本固有種本州紀伊半島南部北側三重県奈良県和歌山県分布し標高200-500mの低山帯の、小さな滝の崖地限って生育する織田および永益 (2020)による記載命名である。 奈良県十津川村 2021年3月上旬 緑色から紫褐色、軟毛とともに白色長毛疎らに生える。 裂片の先端は円みをおび、上半分は反曲し、雄蕊裂片をわずかに超出する。 小さな滝の崖地生育する

※この「トツカワハナネコノメ」の解説は、「シロバナネコノメソウ」の解説の一部です。
「トツカワハナネコノメ」を含む「シロバナネコノメソウ」の記事については、「シロバナネコノメソウ」の概要を参照ください。

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