トツカーナとは? わかりやすく解説

トツカーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/26 03:37 UTC 版)

トツカーナ
Totsukana
戸塚郵便局方面から見た
トツカーナ東急プラザ戸塚及びトツカーナモール
店舗概要
所在地 244-0003
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町16-1
座標 北緯35度24分2.9秒 東経139度31分57.3秒 / 北緯35.400806度 東経139.532583度 / 35.400806; 139.532583 (トツカーナ)座標: 北緯35度24分2.9秒 東経139度31分57.3秒 / 北緯35.400806度 東経139.532583度 / 35.400806; 139.532583 (トツカーナ)
開業日 2010年4月2日
施設所有者 東急不動産株式会社、株式会社東急コミュニティー
施設管理者 東急不動産SCマネジメント株式会社
敷地面積 11,230 m²
延床面積 70,800 m² 
商業施設面積 28,874 m²
中核店舗 東急ストア
店舗数 167
営業時間

10:00 - 21:00(東急プラザ) 10:00 - 20:00(トツカーナモールの物販・サービス店)

11:00 - 21:00(トツカーナモールの飲食店)
駐車台数 602台
駐輪台数 475台
最寄駅 戸塚駅
外部リンク トツカーナモールホームページ
東急
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戸塚駅西口第1地区第二種市街地開発事業 共同ビル棟[1]
情報
設計者 西松建設一級建築士事務所(実施設計)
日本設計(基本計画・管理)
施工 西松建設関東建築支店
建築主 東急不動産東急コミュニティー
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート構造
(一部、鉄骨構造
敷地面積 11,232 m²
延床面積 70,813 m²
階数 地下2階、地上7階、塔屋2階
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戸塚駅東口から望む
ネズミ侵入防止装置

トツカーナ (Totsukana) とは、神奈川県横浜市戸塚区に所在する商業施設である。戸塚駅西口再開発事業の核となる共同ビルであり、東急不動産が運営する東急プラザ戸塚(56店舗)、再開発前の戸塚駅西口商店街で営業していた地元店舗が主体となるトツカーナモール(111店舗)で構成される。2010年4月2日に正式オープン(4月1日プレオープン)した。「トツカーナ」の名称は一般公募により選出された[2]

JR東海道線・JR横須賀線横浜市営地下鉄戸塚駅と3階および地下1階で直結しており、戸塚駅西口の路線バス乗り場である神奈川中央交通の戸塚バスセンターに隣接している。

概要

戸塚は古くから東海道宿場町である戸塚宿として発展したが、近年では先に都市整備が行われ商業施設が集積された戸塚駅東口や東戸塚と比較して、戸塚駅西口周辺は遅れを取っていた。

また、道幅が狭く雑然とした町並みは防災上も問題が多く、神奈川中央交通の旧・戸塚バスセンターが駅から離れており利便性に欠けるなどの問題も浮上しており、横浜市は1997年3月より戸塚駅西口の市街地再開発事業に乗り出した。実際は1960年代から再開発構想が練られていたという。

地元戸塚を愛し再開発を強く願う商店街側が多い中、商店街の一部からの反対が根強く、計画は途中何度も変更を余儀なくされたが、地元商店街側と横浜市との粘り強い努力により2006年7月にようやく決定する。その間、仮設店舗用のビルである戸塚ウエストが2002年に完成した。実際に使用を開始したのは再開発工事を開始した2007年6月となる。

2010年3月末をもって戸塚ウエストは閉鎖され、戸塚ウエストに店舗を構えていた商店街の店舗の大部分はトツカーナモールに移転し、東急プラザ戸塚と一体となってトツカーナという商業施設を構成する。ただし、東急プラザ戸塚の運営は東急グループが受け持つのに対して、トツカーナモールはあくまでも店舗の集合体であり、運営は個々の店舗に任されている。

また、戸塚バスセンターもトツカーナに併設する形で移転し、タクシー待合所及び自転車駐輪場と合わせて第1交通広場として2010年4月18日より供用を開始した。一般自動車の乗降場となる第2交通広場及び戸塚ウエスト跡に建設される戸塚区役所が移転予定の公共施設は、2013年2月22日より供用を開始した。

トツカーナに隣接している11棟の個別ビル群は、戸塚パルソ (PALLSO) という名称が付けられており、トツカーナモールに入居しなかった戸塚ウエストの店舗はこちらに入居、2010年3月より順次オープンしている。

西口再開発によるトツカーナモールオープン後、東京・横浜のベッドタウンとしての戸塚の人気は急上昇。これで東口西口ともに便利になったと西口再開発の効果は大きいと評価されている。

周辺施設

問題点・改善された点

トツカーナは商店街や利権者の意向を重視したあまり、利用者本位の設計になっていない箇所が散見される。

東急プラザ戸塚とトツカーナモールでは、運営が違うためにパンフレットも別々になっている。また、フロアによってテナントの業種が統一されていない。

交通結節点として見ても、駅から西口交通広場へは再開発ビルを通り抜けるような動線設計となっており、長い平面移動を余儀なくされることから利便性が悪い。バスを降車する際は駅に近接している停留所が利用でき、一応の乗降分離はなされているが、いずれにせよ中途半端な設計である。

2013年9月には、再開発前から営業していたスーパー「ウィズ戸塚店」も閉店するなど、かつて入居していたテナントも生え抜きでチェーン店になっており、商店街として栄えた形跡は失いつつあるという声も一部あるが、トツカーナモール内には商店街で長年営業していた店舗が多く入っているため、大手テナントのほか地元で長年親しまれてきた商店街の個性豊かな店舗が軒を連ねており、なおかつ天候に関係なく買い物ができ区役所も隣接していることで区民生活の利便性アップに大いに貢献し戸塚の知名度をさらに上げたといえる。

主なテナント

戸塚駅西口・旭通商店街及び戸塚ウエスト(仮設店舗)には入居していなかった新規のテナントには、★を付けている。

東急プラザ戸塚(東急不動産グループ専門店)

トツカーナモール

戸塚パルソ

脚注

  1. ^ 戸塚駅西口第1地区第二種市街地開発事業 共同ビル棟 (PDF) (一般社団法人 日本建設業連合会)
  2. ^ 戸塚駅西口の商業施設愛称は「トツカーナ」 - 横浜市公式サイト

関連項目

外部リンク


トツカーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/27 00:11 UTC 版)

ファラ夫」の記事における「トツカーナ」の解説

カイロガレー船スクール校長引き籠りファラ夫少年彼の父母から依頼を受け1年間面倒を見た

※この「トツカーナ」の解説は、「ファラ夫」の解説の一部です。
「トツカーナ」を含む「ファラ夫」の記事については、「ファラ夫」の概要を参照ください。

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