トッレ・アヌンツィアータのヴィラ
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「ポンペイ、ヘルクラネウム及びトッレ・アンヌンツィアータの遺跡地域」の記事における「トッレ・アヌンツィアータのヴィラ」の解説
トッレ・アンヌンツィアータはポンペイとは約2.5 km 離れている。その郊外の遺跡は1964年から発掘が行われ、出土した「オプロンティスのヴィラ」は2つの区画が世界遺産に登録されている。西側の区画がヴィラA (Torre Annunziata: Villa A, ID829-006)、東側の区画がヴィラB (Torre Annunziata: Villa B, ID829-007) で、世界遺産登録面積は前者が1.15ha、後者が0.55haである。 オプロンティスのヴィラは皇帝ネロの妻ポッパエアが所有していたと考えられ、西側の区画がその皇帝の部屋、東側の区画が奴隷たちの区域となっていたらしい。籠と果物を組み合わせた静物画やクジャクを描いたものなど、美しいフレスコ画が多く残されている。 静物画 クジャク
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