日本産の種
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日本では30種以上が知られる。 ヨモギ A. indica var. maximowiczii、シノニムA. princeps エトロフヨモギ A. insularis Kitam. オニオトコヨモギ A. congesta Kitam. カワラヨモギ A. capillaris Thunb. オトコヨモギ A. japonica Thunb. フクド(ハマヨモギ) A. fukudo Makino カワラニンジン A. apiacea Hance クソニンジン A. annua L. イヌヨモギ A. keiskeana Miq. ミヤマオトコヨモギ A. pedunculosa Miq. エゾハハコヨモギ A. trifucata var. pediculosa サマニヨモギ A. arctica subsp. sachaliensis タカネヨモギ A. sinanensis Yabe ハハコヨモギ A. glomerata Ledeb. シコタンヨモギ A. lacinata Willd. シロヨモギ A. stelleriana Besser イワヨモギ A. iwayomogi Kitam. ヒメヨモギ A. feddei Leveil. et Vaniot ワタヨモギ A. gilvescens Miq. ケショウヨモギ A. dubia Wall. ex DC. ヒトツバヨモギ A. monophylla Kitam. チシマヨモギ A. unalaskensis Rydberg ヒロハウラジロヨモギ A. koidzumii Nakai ヒロハヤマヨモギ A. stolonifera (Maxim.) Komarv ユキヨモギ A. momiyamae Kitam. ヤブヨモギ A. ruburipes Nakai オオヨモギ (エゾヨモギとも)Artemisia montana (Nakai) Pamp. ニシヨモギ A. indica Willd. var. orientalis ミブヨモギ A. maritima L. アサギリソウ A. schmidtiana Maxim. キタダケヨモギ A. kitadakensis Hara et KLitam.
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日本産の種
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ネブトクワガタ Aegus laevicollis 中国に生息するラエビコリスネブトクワガタが原名亜種となっている。日本産のネブトクワガタは亜種として位置づけられている。大きな雄でも3cm程度であり、体が小さいために生態に関心がある愛好家以外には関心を持つ者が少なく、一般愛好家向けの書籍などで取り上げられることも稀である。関東以北では珍品であるが、伊豆七島、愛知県以西では普通種となる。分布の北限は山形県。 広葉樹を好む他のクワガタムシと違い、マツなどの針葉樹の朽ち木のシロアリの活動で生成したフレーク質の部分にもよく産卵することが知られている。これは冒頭に記したようにネブトクワガタ類の幼虫が食べるのは朽木そのものというよりも枯れ木をシロアリが食べて分解し、排泄することによって形成された土状の腐植であり、もともとの材の樹種の影響をあまり受けないこと、シロアリが好んで食べる材のひとつがマツであり、マツの枯れ木はかなりの高頻度でシロアリの摂食活動に曝されていることなどによる。なお、八丈島固有亜種ハチジョウネブトクワガタの幼虫は土中にみられることが多く、オキナワネブトクワガタ、トカラネブトクワガタ等でも同様の生態がしばしばみられる。 成虫は本州の場合6〜9月にかけて出現。西日本ではシイ、カシ、ニレ、タブ、クヌギ等、関東以北ではクヌギ、バラモミ等の樹洞、樹皮の裂け目、めくれといった箇所に潜み、それらの樹液を後食する。モミ以外ではスギの樹液に来た例も1例報告されており、針葉樹の樹液をも食物にしている食性は他のクワガタムシにはみられない特徴である。また、南西諸島では地面に落ちた腐果にもよく来集する。成虫が再越冬能力を持つ種の多いDorcus属に似た姿の本種だが、羽化野外脱出後の成虫寿命は短く、1〜数ヶ月程度。 成虫は針葉樹の林に生息するというわけではない。シロアリの活動が必須なため、繁殖できる木の好みがうるさく、特定の環境でしか採集できないとも言われる。ネブトクワガタ A. l. subnitidus 本州・四国・九州体長♂12.2mm-33mm(飼育下最大33.1mm 2002) ハチジョウネブトクワガタ A. l. fujitai 八丈島 体長♂14.2mm-28mm(飼育下30.2mm 2002) トカラネブトクワガタ A. l. adei トカラ列島 体長♂15mm-29.1mm(飼育下30.8mm 2004) ナカノシマネブトクワガタ A. l. asaii 鹿児島県中之島体長♂12.4mm-23mm(飼育下26.9mm 2008) ガジャジマネブトクワガタ A. l. matsushitai 臥蛇島 飼育下最大体長♂33mm 2001 なお本種の生息地は無人島である オキノエラブネブトクワガタ A. l. tamanukii 沖永良部島 体長♂14.8mm-33.2mm(飼育下最大体長36.3mm 2001) アマミネブトクワガタ A. l. taurulus 奄美群島 体長♂12.9mm-36.3mm(飼育下最大体長37m 2006)日本最大のネブトクワガタである オキナワネブトクワガタ A. l. nakanei 沖縄本島・座間味島 体長♂10.9mm-26mm(飼育下最大29mm 2004) イヘヤネブトクワガタ A. l. doii 伊平屋島 体長♂13.8mm-24mm(飼育下最大26.6mm 2004) ヤエヤマネブトクワガタ A. l. ishigakiensis 石垣島・西表島 体長♂12.1mm-33mm(飼育下最大32.8mm 2004) ヨナグニネブトクワガタ A. l. mizumumai 与那国島 体長♂13.5mm-30.8mm(飼育下最大30.8mm 2005) オガサワラネブトクワガタ A. ogasawarensis 小笠原諸島 飼育下最大体長♂28.7mm 2001原名亜種 A. o. ogasawaraensis チチジマネブトクワガタ A. o. chichijimaensis 父島 飼育下最大体長♂28mm 2002
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日本産の種
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日本産のエビネ画像名称(学名)概説保護上の位置付け エビネ(C. discolor Lindl.) 詳細はエビネを参照。エビネと下記のキエビネ、キリシマエビネ、ニオイエビネは相互に交雑可能で、交雑種も稔性をもつ。混生する自生地では野生下で連続した交雑個体が出現し、3種以上の交配による複雑な交雑種もみられる。 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト) キエビネ(C. striata R.Br. (syn. = C. sieboldii )) エビネより一回り大柄の種。花は大きく、花弁は幅広く、全体が鮮やかな黄色。また、距が短い。本州南岸から四国、九州、済州島に分布。原種としては比較的育てやすい種類だが、園芸流通価格が安価であるため、苗が商業的に人工生産されることは少ない。人工増殖が可能であるにもかかわらず、野生採集品が流通しているのは原種エビネ全般にみられる問題点である。 絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト) キリシマエビネ(C. aristulifera Reichb. fil.) 花はうつむく傾向が強い。花弁はねじれる。また、距が長く、上に向く。唇弁は中央の裂片が大きく、前にとがる。花色は白に紫を帯びる。本州の近畿地方南部から九州、奄美大島に分布。純粋種に近いものは自家受粉による稔性が低く、栄養繁殖もしにくい。 絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト) オオキリシマエビネ(C. izu-insularis (Satomi) Ohwi et Satomi ニオイエビネとも(園芸上はこちらが使われる)。キリシマエビネに似るが、花に強い香りがある。また、花がやや開く傾向がある。葉柄が固いのも特徴。伊豆諸島の新島、神津島、御蔵島、八丈島などに産する。純粋種に近いものは性質が弱く、栽培は容易ではない。しかし園芸的に人気が高く、原種としては例外的に商業的な人工増殖も試みられている。 絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト) サルメンエビネ(C. tricarinata Lindl.) 落葉樹林帯に生育する種。花弁は緑色。唇弁は両側の裂片が小さく、中央の裂片はほぼ円形で大きく、縁はちぢれ、中央に3本のとさか状隆起があり、赤い。北海道から九州、台湾、ヒマラヤに分布。耐暑性に乏しく、暖地では長期栽培は困難。エビネとの間に自然交雑種(イシヅチ)が見つかっており、他の春咲き種とも人工交配は可能であるが、交雑種は稔性が低くなる。 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト) ナツエビネ(C. reflexa Maxim.) 夏に花をつける。花はフジの花のような紫で、花弁は反り返る。花序は花が咲くまでは先端がたれる。葉にはビロードの光沢がある。本州から九州、朝鮮から中国南部に分布。北海道(奥尻島)と青森県西部に自生する、葉の裏に毛のあるものを変種オクシリエビネ var okushirensis Tatew.として区別することがある。耐暑性に乏しく、暖地では正常に開花しにくい。 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト) ツルラン(C. furcata Batem. (syn = C. hoshii S.Kobay)(syn = C. triplicata (Willem.) Ames)) 夏咲き。花は花茎の先端近くに集まって咲く。花は純白。唇弁は細く四裂、基部の上面に黄色のコブがある。また、距が細長く、下に伸びる。亜熱帯産で耐寒性には欠ける。耐暑性はあり、暑さに弱い夏咲き有色種との交配親に使用される。 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト) オナガエビネ(C. masuca Lindl.syn = Calanthe sylvatica auct. non (Thouars) Lindl.) 夏咲き。ツルランに似るが、花数が少なく、唇弁は幅広く、距はさらに長い。花は淡紅紫色、鮮やかな紅紫色の個体もある。山地性で耐暑性は乏しく、耐寒性も弱い。 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト) リュウキュウエビネ(C. okinawansis Hayata) 古くから分類学的に混乱がある。ツルランとオナガエビネの中間的な形から、両者の雑種とも言われる。本種とツルラン、オナガエビネ、その他の外国産夏咲き種などを元にした園芸交配種がリュウキュウエビネとして販売普及しており、混乱に拍車をかけている。野生でみられる個体は耐暑性・耐寒性共に乏しく、栽培品として維持されている例は稀である。 ヒロハノカラン(C. fauriei Shltr.) ダルマエビネとも。姿はツルランに似るが、花弁はごく短く、唇弁は広い。 絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト) トクサラン(C. gracilis Lindl. var. venusta (Shchltr.) F. Maek) 偽球茎が細長く伸びるので、それをトクサの茎に見立てたもの。九州南部から琉球列島、中国からマレーシア、インドまで。 準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト) レンギョウエビネ(C. lyroglossa Reichb. fil.) スズフリエビネとも。花は小さくて数が多く、多数がうつむいて咲く。屋久島以南、中国、フィリピンなどにも分布。 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト) タガネラン(C. bungoana Ohwi) 小型の黄色い花を多数つける。大分県の一部に固有。名前はカヤツリグサ科のタガネソウに似た葉であることから。栽培は難しい。 絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト) キソエビネ(C. alpina Hook. fil var. schlechteri (Hara) F. Maek.) 花は紫を帯びる。唇弁は分かれない。本州中部と四国の一部に分布。耐暑性がないうえ性質も弱く、暖地での栽培は困難。 絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト) キンセイラン(C. nipponica Makino) 初夏に黄緑の花をつける。北海道から九州に分布。耐暑性に乏しく、暖地での栽培は困難。 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)
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日本産の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 07:00 UTC 版)
日本ではウミウ、カワウ、ヒメウ、チシマウガラスの4種が繁殖する。いずれも体色は黒褐色から黒色で、緑色あるいは藍色の光沢がある。 ウミウ(海鵜) 全長約84cm。海岸に生息し、水面近くを飛行する。 くちばしは鋭く、先が鉤状に曲がっており、魚を捕らえるのに適している。 小枝や枯れ草を集めて岩場や断崖にコロニーをつくり営巣する。 日本では捕獲・飼育されたものを鵜飼いに用いる。 カワウ(川鵜) 全長約82cm。ウミウに似るがやや小形。河川部や湖沼に生息。 数十から数百羽単位で行動し、小枝や羽毛などを集めて樹上に営巣する。 中国での鵜飼いに使われる。 ヒメウ(姫鵜) 全長約73cm。ウミウやカワウより小型。 数羽単位で行動し、ウミウのコロニーに営巣することもある。 チシマウガラス(千島鵜鴉) 全長約84cm。主にアリューシャン列島などで繁殖するが、冬鳥として北海道・東北地方に飛来することがある。日本でもごく少数が北海道東部の島で繁殖する。
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日本産の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 23:46 UTC 版)
日本では4種ほど記録されたが、確実なのは以下の2種のようである。 Andreaeaceae クロゴケ科Andreaea クロゴケ属A. rupesitris クロゴケ:北海道から九州までの高地の岩の上に生じ、時に樹皮上に出る。日本では典型的な高山性の蘚類で、世界に広く分布。 A. nivalis ガッサンクロゴケ:本州の公然で雪解け水がかぶるような場所に生育。旧北区に分布。
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