旧北区
旧北区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/15 03:35 UTC 版)
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旧北区(きゅうほっく、きゅうほくく、PalearcticまたはPalaearctic)は、生物地理区の一区分である。
東アジアの大部分(日本のトカラ列島悪石島以北、中国の秦嶺山脈以北、朝鮮半島 )、北アジアおよび中央アジア、中東(アラビア半島南部およびイラン南部は除く)、ヨーロッパを含むヒマラヤ山脈以北のユーラシア大陸および北アフリカ(サハラ砂漠以北)から成る広大なエリアである。面積は5410万平方キロメートル。
区内は、乾燥帯・温帯・亜寒帯・寒帯と多彩で、また四季の変化がはっきりしている。
旧北区の代表的な動物として、ヤマネ、タヌキ、ラクダ、アナグマ、ヒツジ、キジ等がある。
本区分は1876年、 ウォレスにより設けられたが、新北区(北アメリカ)との間の共通点が多いため、近年では、両者を合わせて全北区とし、その中の亜区として扱うこともある[1]。
脚注
- ^ 小項目事典,世界大百科事典内言及, 精選版 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典. “旧北区(きゅうほっく)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年8月30日閲覧。
旧北区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 22:35 UTC 版)
旧北区 (Palearctic ecozone) は、東アジアの大部分(日本のトカラ列島悪石島以北、中国の秦嶺山脈以北、朝鮮半島)、北アジアおよび中央アジア、中東(アラビア半島南部およびイラン南部は除く)、ヨーロッパを含むヒマラヤ山脈以北のユーラシア大陸と、北アフリカ(サハラ砂漠以北)から成るエリア。区内は、亜熱帯・温帯・冷帯・寒帯と様々で、四季の変化がはっきりしている。代表的な動物は、ラクダ、ヒツジ、ウマ、ノガンなど。ユーラシア大陸はローラシア大陸の一部として北アメリカ大陸とつながっていた時期があり、特に植物相は両者で共通するグループが多い。植物地理区では新北区と旧北区を合わせて全北区として区分する。面積は5410万平方キロメートル。
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「旧北区」の例文・使い方・用例・文例
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