アサギリソウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > アサギリソウの意味・解説 

あさぎり‐そう〔‐サウ〕【朝霧草】

読み方:あさぎりそう

キク科多年草東北地方から北の高山海岸自生。高さ約50センチ全体銀白色の絹毛がある。糸状小葉からなる羽状複葉。秋、黄白色の小花穂状につける観賞用に栽培。《 秋》


朝霧草

読み方:アサギリソウ(asagirisou)

キク科多年草高山植物園芸植物

学名 Artemisia sericea var.schmidtiana


朝霧草

読み方:アサギリソウ(asagirisou)

北陸・東北地方北海道などの高山岩場などに見られるキク科多年草で、ヨモギ一種

季節

分類 植物


アサギリソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/15 06:23 UTC 版)

アサギリソウ
Artemisia schmidtiana
分類
: 植物界 Plantae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: ヨモギ属 Artemisia
: アサギリソウ A. schmidtiana
学名
Artemisia schmidtiana
和名
アサギリソウ
英名
Silvermound

アサギリソウ(朝霧草、学名:Artemisia schmidtiana)はキク科ヨモギ属多年草である。北海道、東北、北陸[1]樺太南千島の高山や海岸の岩場[2]に分布する。和名は、表面の白色の毛を通して薄く緑の見える様子を朝霧に例える[2]。仲秋(白露より寒露前まで)の季語

特徴

高さ15~60cm、茎の先で多数に分枝する[2]。葉は互生[3]、幅約1mmに2回羽状に裂け、両面に白色の毛を持つ[4]。8~10月に長めの枝を出し幅約5mmの頭花を下向きにつける[3]頭花は黄白色、花床には毛が生える。花の重みで枝は下方にたわみがちである[2]。地下茎は横に這う[5][3]

参考文献

  1. ^ 福岡誠行「日本海要素の分布様式について」『北陸の植物』第15巻第1-3号、金沢植物同好会、1966年、63-80頁。 
  2. ^ a b c d 牧野富太郎『新分類 牧野日本植物図鑑』北隆館、2017年、1193頁。ISBN 978-4-8326-1051-4 
  3. ^ a b c 奥田重俊『日本野生植物館』小学館、1997年、508頁。ISBN 4-09-526072-6 
  4. ^ 北村四郎、村田源、堀勝『原色日本植物図鑑・草木編I』保育社、1957年、55頁。ISBN 4-586-30015-9 
  5. ^ 大井次三郎『改訂新版 日本植物誌 顕花編』至文堂、1965年、1361頁。 

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アサギリソウ」の関連用語

アサギリソウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アサギリソウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアサギリソウ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS