分解能とは? わかりやすく解説

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ぶんかい‐のう【分解能】


分解能

読み方ぶんかいのう
【英】: resolving power

計測器あるいは計測観測システム性能を示す数値一つで、その計器によって識別しうる対象極小の量――例え望遠鏡顕微鏡などで 2 点見分けうる極限の距離――をいう。

分解能

英訳・(英)同義/類義語:resolution, resolving power

分析機器観察機器で、二つ異な事象区別できる最小の値。顕微鏡における分解能とは、二点間を有意識別できる最短距離

分解能 [resolution]

シーケンサーシーケンスソフト表現できる一番短い長さ音符のこと。といって絶対的な時間ではなく4分音符何分割することができるかという分割数で表す。4分音符といっても曲によってスピードが違うわけで、テンポ遅くなるほど分解能も粗くなるパソコン使われるソフトでは一時48のものがよく使われていたが、最近では「480」から「960」の高分解能が一般的になってきた。

分解能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 18:46 UTC 版)

分解能(ぶんかいのう、Optical resolution)は、装置などで対象を測定または識別できる能力。顕微鏡望遠鏡回折格子などにおける能力の指標のひとつである。

光学顕微鏡における定義

光学顕微鏡での分解能は、2点分解能をもって定義される。非干渉性で直進並行光の理想光源が照射されている事を前提とした上で、目視の分解能を出すためには550nm(緑色光)で計算しレイリーとアッベの定義に従うとされるが、照明光の開口数によって分解能に違いが出る[1]

レイリー(Rayleigh)の分解能 (レーリーの基準)

レイリーの定義における2つの点光源の分解能δは、光の波長をλ、対物レンズ開口数NA、物体と対物レンズの間の媒質の屈折率n、物体から対物レンズに入射する光線の光軸に対する最大角度をθとしたとき、

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望遠鏡における定義

2点を見分ける最小の角度で定義される。例えば2重星など2つの点光源の分解能

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分解能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/26 15:59 UTC 版)

アナログ-デジタル変換回路」の記事における「分解能」の解説

測定可能な最大値(または最大値と最小値の幅、フルスケール)が、離散化最小単位でみていくつになるかを表したもので、通常2進数桁数(すなわちビット)で表示する。ただしデジタル電圧計など目読する場合10進数桁数などで表す。いわば表示可能桁数であるが、他の要因誤差があるので必ずしも有効桁数とは言えない。

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分解能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 16:45 UTC 版)

膜電位感受性色素」の記事における「分解能」の解説

膜電位感受性色素用いた電位変化光学的測定で、時間分解能電位変化対す色素応答時間測定システム時間分解能2つ因子依存する色素応答時間については先にもふれたが、merocyanine色素場合時定数2.05.0 秒であり、また、測定システム分解時間は0.1-1.0m秒である。空間分解能では二次元分解能と三次元分解能の問題がある。・二次元分解能は顕微鏡の分解能、すなわち倍率開口数依存する。しかし、高倍率にして解像力上げると、S/N小さくなるという問題生じてくる。これは、detectorがうける背景光強度小さくなるためで、S/N背景の平方根反比例する。これが、二次元分解能を制約する因子になる。さらに、組織散乱光空間分解能影響与えることも指摘されている (Orbach, et al, 1985 ; London, et al, 1987)。・三次元分解能は現在の光学的測定困難性として最も大きいものであり、これが光学測定適用範囲規定している大きな要因1つにもなっている。・さらに、組織どれくらい深さまでの信号検出できるかという問題がある。これは、組織光学的不透明度 (opacity) あるいは光学密度 (optical density) の大きさ色素組織内への拡散度合いよる。

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分解能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/25 00:00 UTC 版)

fMRI」の記事における「分解能」の解説

一般に、高磁場のもの程、高い空間分解能持っている例えミネソタ大学米国)の7テスラ装置使ったデータでは、脳組織信号よりも、表在静脈信号強く検出されることが示されている。理化学研究所脳科学総合研究センターから、4テスラ装置使った1mm未満空間分解能可能性指摘する活脳図の報告もある。また、神経活動開始した後、明瞭な信号時間変化が始まるまでに1〜3秒程度かかることが報告されている。すなわち、血液毛細血管通過時間をすぎ、静脈相の時間帯でより信号変化が起こるので、神経活動とほぼ同時におこる酸素交換反応を高い時間分解能で得るのは難しいとされている。

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分解能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 05:36 UTC 版)

マススペクトル」の記事における「分解能」の解説

質量分析計がどれだけ近い m/z 値を持つ2つピーク十分に分離できるか、ということを示す値に分解能 R がある。R が大きいほど小さな質量差のピーク分離して検出することができる。高分解能の装置用いれば一酸化炭素CO質量27.9949)、窒素分子N2質量28.0061)、エチレンC2H4分子量28.0313)も別個の質量持った分子として観測できる小数点以下4桁上の精度得られマススペクトルは高分解能質量分析スペクトルHRMS、ハイマス、ミリマス)と呼ばれ化合物同定用いられる

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