エチレンとは?

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エチレン [1] [2] 【ethylene】

アルケンエチレン系炭化水素)のうち最も簡単な物質無色で,かすかに甘いにおいのある可燃性気体化学式 C2H4 工業的にはエタン脱水素または石油クラッキングによって得る。反応性に富み,ポリエチレンなど種々の有機化学製品原料となる。また,植物ホルモン一種で,果実成熟させたり,落葉促進したりする働きがある。エテン

エチレン

読み方えちれん
【英】: ethylene

分子式 C2H4炭素数 2 のオレフィン系炭化水素で、かすかに甘い臭いのある無色気体
融点 -169.1 沸点 -103.7 気体比重 0.98(空気=1)で、引火性発火性を有する。エチレンは接触分解ガスわずかに含まれているが、工業的にはエタンプロパンブタンまたはナフサ熱分解して製造する。分解方法としては管式加熱炉法が主であり、ナフサ分解の際にはエチレンのほかにプロピレンブチレンブタジエン芳香族炭化水素などが得られる。エチレンはポリエチレン酸化エチレン塩化エチル塩化ビニルエチルベンゼンアセトアルデヒドエチルアルコールなど石油化学の重要な原料である。

エチレン

植物自体生成し、成熟老化等を促進する重要な植物ホルモン植物傷害病害を受けるとエチレン生成顕著誘導され、周辺植物の老化腐敗促すため、鮮度保持上は望ましくない物質

エチレン

分子式C2H4
その他の名称:エチレン、エライル、オレフィアントガス、Elayl、EtheneEthylene、Olefiant gas、Acetene、アセテン
体系名:エテン


物質
エテン
慣用名
エチレン
英語名
Ethene
化学式
C2H4
原子量
28.05
融点(℃)
-169.15
沸点(℃)
-103.9

気体無色で、甘い臭いと味を持つ。水やアルコール混合すると溶ける引火性持ち、熱にさらすと燃え上がる危険性が高い。火炎にさらすと爆発する危険もある。490℃で自然発火する。

エチレン

英訳・(英)同義/類義語:ethylene

二重結合を持つ炭素2個から成る不飽和炭化水素果実熟成促進する。C2H4

エチレン

植物自身バナナも含む)が作りだす植物ホルモン一種植物の成長に重要な役割を果たす果物与えると、成熟促進する働きがあるため、青いバナナ黄色く熟させるときに使用される。

エチレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/25 14:24 UTC 版)

エチレン(ethylene、IUPAC命名法では エテン (ethene) )は、分子式 C2H4構造式 CH2=CH2 で、二重結合で結ばれた炭素2個を持つ炭化水素。もっとも単純なアルケンである。




  1. ^ 久郷昌夫、栗林浩、エチレンの水和によるエタノールの合成に関する研究 冷エチレン注入式固定床反応器 化学工学 Vol.31 (1967) No.9 P.928-929,a1, doi:10.1252/kakoronbunshu1953.31.928
  2. ^ 合成アルコールの製造方法 日本合成アルコール株式会社
  3. ^ 経済産業省生産動態統計年報 化学工業統計編
  4. ^ 兵藤宏、エチレン生合成の調節 化学と生物 Vol.22 (1984) No.5 P.339-344, doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.22.339
  5. ^ a b 管野浩編 『雑学おもしろ事典』 p.32 日東書院 1991年
  6. ^ 地理 統計要覧 2014年版 ISBN 978-4-8176-0382-1 P,100


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