エオシンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 化合物 > 色素 > エオシンの意味・解説 

エオシン【eosine】

読み方:えおしん

赤色酸性染料の一。赤インク・レーキ顔料・分析試薬などに使用ヨーシン


エオシン

分子式C20H6Br4Na2O5
その他の名称エオシン、エオシンG、エオシンイエロウィシュ、EosineEosine G、C.I.45380、C.I.Acid Red 87Eosine Yellowish、2',4',5',7'-Tetrabromo-3',6'-bis(sodiooxy)spiro[isobenzofuran-1(3H),9'-[9H]xanthen]-3-one赤色103号、Eosine YS、エオシンK、エオシンS、エオシンOJ、エオシンY、エオシンA、DandCレッド22D&CレッドNo.22、エオシンYS、エオシンイエロウィッシュ、D and C Red No.22D&C Red No.22Eosine Y、Eosine A、Eosine OJEosine S、Eosine K、テトラブロモフルオレッセインナトリウム塩、Tetrabromofluorescein sodium saltC.I.アシッドレッド87赤色230-1号、Red No.230-1、Eosin Y、テトラブロムフルオレセインナトリウム、Red No.103
体系名:2',4',5',7'-テトラブロモ-3',6'-ビス(ソジオオキシ)スピロ[イソベンゾフラン-1(3H),9'-[9H]キサンテン]-3-オン


エオシン

英訳・(英)同義/類義語:eosin, Eosin, staining

実験観察で、細胞染色する色素の名称。

エオシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/21 09:07 UTC 版)

エオシンY
識別情報
CAS登録番号 17372-87-1 
PubChem 27020
MeSH Eosine+Yellowish-(YS)
特性
化学式 C20H8Br4O5
モル質量 647.89052
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
エオシンB
識別情報
CAS登録番号 548-24-3
PubChem 452704
MeSH Eosine+I+Bluish
特性
化学式 C20H8Br2N2O9
モル質量 580.09352
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

エオシン: Eosin,中:伊紅)は、フルオレセインを臭素化してできる赤い蛍光色素。エオジンとも表記される。

顕微鏡検査の際に細胞質膠原線維筋線維染色に用いられる。このエオシンに染まりやすい組織をエオシン好性と呼ぶ。エオシンYとエオシンBの2つの誘導体がある。

関連項目


エオシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 15:31 UTC 版)

染色 (生物学)」の記事における「エオシン」の解説

エオシン(eosin)はヘマトキシンの対比染色に最もよく用いられ細胞質細胞膜一部細胞外構造をピンクや赤に染める。これは赤血球には強い赤色与える。エオシンはグラム染色対比染色や他の多くの手順にも使う事ができる。二つの非常に近縁化合物がエオシンと呼ばれている。よく使われているのはエオシンY(eosin yellowish, eosin Y ws)で、非常に薄く黄色がかった種類である。もうひとつのエオシンがエオシンBeosin bluishまたはimperial red)で、非常に幽かに青みがかった種類である。二つ染料には互換性があり、どちらを使うかは好み伝統問題である。

※この「エオシン」の解説は、「染色 (生物学)」の解説の一部です。
「エオシン」を含む「染色 (生物学)」の記事については、「染色 (生物学)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エオシン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「エオシン」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エオシン」の関連用語

エオシンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エオシンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
JabionJabion
Copyright (C) 2025 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエオシン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの染色 (生物学) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS