試薬とは? わかりやすく解説

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し‐やく【試薬】

読み方:しやく

化学分析実験などで、化学反応起こさせるために用い化学薬品


試薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/20 21:19 UTC 版)

試薬(しやく、: reagent)もしくは試剤(しざい)とは、化学実験で反応させる目的で製造した薬品をさす呼称であり、メーカーが販売しているものを指すことが多い。同一の化合物であっても、生体や組織に作用させる薬品は試薬と呼ばれることは少なく、生化学あるいは生理学実験では薬剤と呼ばれる。そしてヒトや動物の疾患の治療に用いられる場合は医薬品(動物薬)である。一方、人工的な条件下で行う生物学実験などにおいては、酵素や受容体そのものを生体より取り出して作用させる場合にこれらを試薬と呼ぶこともある。


  1. ^ 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の運用について” (PDF) (2004年3月25日). 2020年9月10日閲覧。


「試薬」の続きの解説一覧

試薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/21 06:23 UTC 版)

マラカイトグリーン」の記事における「試薬」の解説

遊離リン酸測定試薬として用いられる

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試薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 07:54 UTC 版)

「クロロキン」の記事における「試薬」の解説

抗マラリア薬、抗アメーバとしての効能を持つが、日本では主に研究用試薬として販売されている。 クロロキン(Chloroquine)、KEGG D02366、CAS 54-05-7 塩酸クロロキン(Chloroquine hydrochloride)、KEGG D03469、CAS 3545-67-3 クロロキン硫酸塩(Chloroquine sulfate)、KEGG D07680、CAS 132-73-0 ヒドロキシクロロキン(Hydroxychloroquine)、KEGG D08050、CAS 118-42-3

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試薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/01 05:16 UTC 版)

フェリシアン化カリウム」の記事における「試薬」の解説

無機化学では鉄イオンの検出などに用いる。2価鉄イオンを含む溶液加えると濃青沈殿ターンブルブルー)を生じ、3価の鉄イオン溶液加えると溶液褐色になる。 有機化学では穏やかな酸化剤として使われる生理学実験では酸化還元電位増加させる目的にしばしば使われるpH 7 で E0' はおよそ +436 ミリボルト)。その場合、普通は亜ジチオン酸ナトリウム還元剤として使われるpH 7 で E0' はおよそ −420 ミリボルト)。

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試薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 15:49 UTC 版)

イライアス・コーリー」の記事における「試薬」の解説

いくつかの新規合成試薬を開発している。 クロロクロム酸ピリジニウム (pyridinium chlorochromate, PCC) - アルコールアルデヒドへの酸化広く使われる。 t-ブチルジメチルシリルエーテル (t-Butyldimethylsilyl ether, TBDMS) - 一般的なアルコール保護基。 キラルホウ素触媒による不斉ディールス・アルダー反応およびケトン還元

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試薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/10 01:29 UTC 版)

比色分析 (化学)」の記事における「試薬」の解説

比色分析にでは様々な発色試薬を用いて分析対象物質存在測定可能な色に変換する無機化学有機化学では金属イオン元素分析生化学分野では酵素抗体ホルモン分析発色試薬が用いられる生化学での発色試薬の例は以下の通りp-ニトロフェニルリン酸アルカリホスファターゼ(ALP)によって加水分解され黄色呈する肝機能検査用いられるクマシーブリリアントブルーCBB)はタンパク質定量(ブラッドフォード法)に用いられる染色試薬。タンパク質結合する褐色青色になる。ビシンコニン酸同様にタンパク質定量用いられるTMBELISA試験において用いられる免疫染色のための試薬。

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試薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 01:06 UTC 版)

ジエチルパラフェニレンジアミン法」の記事における「試薬」の解説

DPD試薬 - N,N-ジエチル-p-フェニレンジアミン1.0gをメノウ乳鉢中で粉砕し無水硫酸ナトリウム24gを加え結晶粒粉砕しない程度混和したもの。「DPD錠」として1回分を錠剤にした市販品もある。反応試薬として液状にして添加する場合もある。 リン酸二水素カリウム溶液(0.2mol/L) - リン酸二水素カリウム27.22gを無炭酸精製水に溶かして1Lとしたもの水酸化ナトリウム溶液(0.2mol/L) - 水酸化ナトリウム8.00gを無炭酸精製水に溶かして1Lとしたものリン酸緩衝液(pH6.5)- 2.を100mL、3.を35.4mLを混合した後、これにtrans-1,2-シクロヘキサンジアミン四酢酸(1塩)0.13gを溶かしたもの1.と4.を用いて試験を行う場合と、「DPD法粉体試薬」として1回分ずつ分包されたものや、1回分を錠剤にした市販品用いて行う場合がある。

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試薬

出典:『Wiktionary』 (2021/06/19 13:13 UTC 版)

名詞

しやく

  1. (化学) 化学分析実験反応させるために用い薬品

発音(?)

し↗やく
し↘やく

翻訳


「試薬」の例文・使い方・用例・文例

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