静脈麻酔薬とは? わかりやすく解説

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静脈麻酔薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 09:57 UTC 版)

静脈麻酔薬(じょうみゃくますいやく)とは静脈から投与する麻酔薬のことである。本稿では薬理作用別に各薬剤を列挙して、さらに鎮静鎮痛どちらの作用があるのかを紹介するにとどめる。詳細記事は各項目毎への参照で確認いただきたい。




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静脈麻酔薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:58 UTC 版)

全身麻酔」の記事における「静脈麻酔薬」の解説

チオペンタール(ラボナール)/チアミラール(イソゾール) バルビツール系静脈麻酔薬。アメリカでは2009年生産中止小児にも成人にも使用可能である。重度喘息には禁忌添付文書記載されている。 プロポフォールディプリバン、プロポフォールマルイシ) 肝臓での代謝早く麻酔導入にも維持にも好んで用いられるもっとも主流全身麻酔薬である。疼痛効果がなく、フェンタニルなどの麻薬鎮痛薬硬膜外麻酔などの局所麻酔併用する小児対す麻酔目的での使用禁忌ではないが、避けられる傾向にある。これは集中治療分野で、長期間鎮静のために投与され患者Propofol Infusion Syndromeという重篤病態発生した報告があるためである。 ミダゾラム(ドルミカム) 短時間作用性ベンゾジアゼピン循環抑制軽く重症患者麻酔導入や、麻酔前投薬にも用いられる。 ケタミン(ケタラール解離性麻酔薬呼ばれる視床大脳新皮質抑制するが、大脳辺縁系賦活する。血圧上昇頻脈などを起こす。そのため、呼吸抑制による死亡生じない体性痛を非常によく抑え熱傷疼痛除去でも好んで用いられる近年日本では麻薬指定され法的な取り締まり対象となったが、薬理学的には麻薬オピオイド)ではない。

※この「静脈麻酔薬」の解説は、「全身麻酔」の解説の一部です。
「静脈麻酔薬」を含む「全身麻酔」の記事については、「全身麻酔」の概要を参照ください。

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「静脈麻酔薬」の例文・使い方・用例・文例

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