全身麻酔とは? わかりやすく解説

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ぜんしん‐ますい【全身麻酔】

読み方:ぜんしんますい

中枢神経系麻痺(まひ)させて、全身知覚意識失わせること。吸入麻酔用いるか、または麻酔薬静脈内筋肉注射する。→局所麻酔


全身麻酔


全身麻酔(ぜんしんますい)

全身麻酔とは、脳に作用する用いて身体痛み刺激加わっても痛いと感じない状態を作り出し行われている事を「わからなく」するものです。全身麻酔の三要素は「覚えていないこと」「痛くないこと」「動かないこと」です。その種類には「吸入麻酔」「静脈麻酔」があり、併用されることもあります手術時は、全身麻酔の作用や、筋弛緩薬筋肉緩め)の併用により呼吸が完全に停止するので、口から気管までビニールチューブ入れ、それを通じて人工呼吸行います。そのため、手術後は喉が痛くなったり、痰が多くなることがあります

全身麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 05:36 UTC 版)

全身麻酔(ぜんしんますい、: General anesthesia)は、痛覚刺激を与えても患者が覚醒しないように、人為的に誘発される意識喪失である[1]。この効果は、静脈内または吸入の全身麻酔薬を投与することで得られ、しばしば鎮痛剤および神経筋遮断薬が併用される。手術中は自発呼吸が十分でないことが多く、気道を保護するための介入が必要となることが多い[1]。全身麻酔は一般に手術室では患者にとって耐え難い痛みを伴う外科手術を可能にするために、集中治療室救急外来では重症患者の気管挿管機械換気を容易にするために実施される。




「全身麻酔」の続きの解説一覧

全身麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 05:57 UTC 版)

麻酔」の記事における「全身麻酔」の解説

詳細は「全身麻酔」を参照 静脈注射ないしガス吸入によって中枢神経薬物作用させる多くの全身麻酔では中枢神経系機能抑制したり、大脳新皮質解離させたりして意識可逆的に失わせる筋弛緩を伴う吸入麻酔の際は人工呼吸器必須であり、気化器モニタリング機器一体になった麻酔器用いられる

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全身麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:54 UTC 版)

日本の発明・発見の一覧」の記事における「全身麻酔」の解説

華岡青洲は、1804年世界で初めて全身麻酔を手術用いた外科医で、乳癌中咽頭癌の手術、壊死した骨の除去四肢切断などの手術を日本恐れず行った

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全身麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 03:42 UTC 版)

気管挿管」の記事における「全身麻酔」の解説

全身麻酔にて、特に人工呼吸管理施行する場合行われる

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全身麻酔(general anesthesia)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/28 13:18 UTC 版)

麻酔科学」の記事における「全身麻酔(general anesthesia)」の解説

患者全身麻酔し、手術適した状態(鎮静筋弛緩鎮痛有害な自律神経反射抑制)にする。あらゆる部位の手術に利用できるが、全身麻酔下の患者意識がなく、自発呼吸停止しているため、人工呼吸をはじめ慎重な全身管理求められる局所麻酔困難な場合麻酔科医判断代替手段として用いることもある。

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