しょう‐しつ〔セウ‐〕【消失/×銷失】
消失
消失
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消失 | |
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訳題 | the disappearance |
作者 | ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
ジャンル | 戯曲 |
幕数 | 1幕 |
初出情報 | |
初出 | 舞台公演 |
刊本情報 | |
収録 | ケラリーノ・サンドロヴィッチ 消失/神様とその他の変種 |
出版元 | ハヤカワ演劇文庫 |
出版年月日 | 2012年6月1日 |
初演情報 | |
公演名 | NYLON100℃ 27th SESSION |
場所 | 紀伊國屋ホール |
初演公開日 | 2004年12月3日 |
劇団 | ナイロン100℃ |
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『消失』(しょうしつ、英文表記:the disappearance)は、ケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲。劇団「ナイロン100℃」(以下「ナイロン」)によって「NYLON100℃ 27th SESSION」として東京・紀伊國屋ホールにて2004年12月3日に初演、ハヤカワ演劇文庫より2012年6月1日に刊行の戯曲集『ケラリーノ・サンドロヴィッチ 消失/神様とその他の変種』に収録された。未来を舞台に6人の善人の善意がもたらす悲劇を描いた「シリアス・コメディ」[1]。
2004年から2005年にかけて日本で上演された演劇作品。2015年に「ナイロン100℃ 43rd SESSION」として再演が行われた[1]。作・演出はケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下「KERA」)。群像劇としての性質が強い。
ストーリー
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この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。
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- 遠い未来、地球は“第二の月”を打ち上げたが、その星との交信は長く途絶えている。
- 最終戦争が終わったのち、そこから再生を図ろうとする兄弟。
- 怪しい人物たちが次々と登場するなか、事態は急速に悪化してゆく。
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登場人物・配役
- チャズ・フォルティー - 大倉孝二
- スタンリー・フォルティー - みのすけ
- ホワイト・スワンレイク - 犬山イヌコ
- ドーネン - 三宅弘城
- エミリア・ネハムキン - 松永玲子
- ジャック・リント - 八嶋智人(客演:カムカムミニキーナ)
- (声の出演:池谷のぶえ)
上演
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(以下、配役まで典拠[2])
初演
「NYLON100℃ 27th SESSION」として、東京および地方ツアーにて上演。
- 日程
- キャスト
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「#登場人物・配役」を参照
- スタッフ
再演
「NYLON100℃ 43rd SESSION」として上演。出演は同メンバー。
その他
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この節に雑多な内容が羅列されています。
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- 初演の模様を収めたDVDが発売されている。
- テーマソングはタートルズの「Happy Together」。初演パンフレットにも明記されている。
- 公式アナウンスではシリアス・コメディーと分類される。
- 上演時間は2時間45分で、休憩なし。場内アナウンスでは2時間40分と説明された。一幕での上演時間としては、ナイロンとしてもKERA作品としても最長。再演時は休憩が入った。
- 一幕劇であり、大がかりな舞台装置の転換がないこと、外の世界の設定が現実とはかけ離れていること、登場人物が限られていることなどは、『4 A.M.』を感じさせる部分がある。
- SFめいた設定であるが、「部屋の外の世界」での出来事は映像で説明されるのみである。
- 全編を静かなトーンが包むが、これらについてKERAは、「破裂しない笑い」を目指したものとし、具体的には、小津安二郎、ウディ・アレン、エルンスト・ルビッチなどを手本としたと明かしている[3]。
- スタンリーは、劇中では「スタン」と呼ばれる。スタンとチャズ以外の4人は姓で呼び合っている。
- ドーネンのみ、ファーストネームが戯曲中にも存在しない。
- 当初の構想では、スワンレイクは出てこないと思われていたらしい[4]。
書誌情報
- ケラリーノ・サンドロヴィッチ 消失/神様とその他の変種(2012年6月1日、ハヤカワ演劇文庫、ISBN 978-4-15-140032-2) - 「神様とその他の変種」を併録
脚注
外部リンク
消失
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「イリュージョン (奇術)」の記事における「消失」の解説
17世紀のインドで演じられていた『ヒンズー・バスケット』という奇術では、竹で編んだかごに子供を入れて消失させている(2007年9月19日に日本テレビの『史上最強のマジックTV奇跡の宴』でもイシャム・ディーンが演じている)。 文献上、日本で類似の行為をやってみせたのは、武田信玄の軍配者である小笠原源与斎で、『甲陽軍鑑』巻4品第7には、風呂に入り、上から人々に蓋を押さえさせ、知らぬ間に外に出ていたと記述される。この他にも源与斎は、夜の会合の席で、向かいの山に火を立ててみせようと言い出し、実際、火を立ててみせたことが『甲陽軍鑑』に記され、奇術を用いた面がみられる(事実とすれば、16世紀には行われていたことになる)。 また、本格的な消失としてはドコルタの『消える貴婦人』が有名である。ステージ上に置かれた椅子の上に女性が座り、マジシャンがそれを絹のショールで隠す。ショールをどけると女性はステージ上から消失している。考案者は四つ玉や消える鳥カゴなどの発明で知られるドコルタである。彼はこれを演じるとき、ステージ上の床に隠された落とし穴が無いことを強調するために、床に新聞紙を敷いていた。 さらに大規模な消失としてはハワード・サーストンが自動車、ハリー・フーディーニがゾウ、ジークフリード&ロイがディズニーランドの城、デビッド・カッパーフィールドが自由の女神像、ジェット機、オリエント急行を消失させている。
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消失
「消失」の例文・使い方・用例・文例
- 強勢のない母音の語中音消失
- それは消失した。
- 私はそのデータが消失しないか不安でした。
- 私は携帯電話を水に沈めてしまったので、データが消失した。
- 私は電話を水に沈めてしまったので、データが消失した。
- それは焼けて消失した。
- 残りの資料は数年前の火災で消失してしまいました。
- ここで明確にしなければならない点は、スポーツにおいてアマチュアとプロフェッショナルの境界線が消失しつつあるということだ。
- 弱母音は消失する傾向がある.
- 識閾 《意識作用の生起と消失の境》.
- 神を恐れるという感情は我々の心から完全に消失してしまったかのように見える.
- 法的効力の消失による無効
- 肉体と思われていたものが、吐く息のように風の中で消失した−シェイクスピア
- 望ましい行動を強化し望ましくない行動を消滅させることによって、異常あるいは不適応な行動を消失、あるいは抑制しようとする心理療法
- 語頭音消失に関するもの、によって、または、それから成るさま
- 語頭母音消失によって生産された
- 聴覚消失・聾のための矯正法
- 語尾の音や音群を消失することによる語の省略
- 英国人は語尾音を消失させ、'pudding'から`pud'とする
品詞の分類
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