さ・る【去る】
読み方:さる
[動ラ五(四)]
1 《本来は移動する意で、古くは、遠ざかる意にも近づく意にもいう》
㋐ある場所から離れる。そこを離れてどこかへ行ってしまう。遠ざかる。「故郷を—・る」「この世を—・る」「片時も念頭を—・らない」
㋒時が過ぎる。ある季節・時期が遠のく。「冬が—・る」「青春は—・った」
㋓時間的、空間的に隔たる。離れている。「今を—・る七年前」「東京を—・ること二〇〇キロ」
㋔今まであった状態が薄らいだり、なくなったりする。消える。「痛みが—・る」「危険が—・る」
2
3 (動詞の連用形に付いて)すっかり…する、…しつくすの意を表す。「忘れ—・る」「葬り—・る」
[可能] される
さる【去る】
去る
「去る」の例文・使い方・用例・文例
- 私は彼の誠実さに対する疑念を捨て去ることができなかった
- すべてのものは来ては去る.何もそのままではいない
- 本国を去る
- 「世を去る」は「死ぬ」の遠回しな言い方である
- ジョンはビルに立ち去るという約束をした
- この場から去る
- 去る者は日々に疎し
- 走り去る;出発して
- 登山家たちはテントの中で嵐が去るのを待たなければならなかった
- 姿が見えない者は記憶から消えていく;去る者は日々に疎し
- 大またで歩き去る
- 記憶を消し去る
- 今彼女のもとを去るのは残酷でしょう
- 子どもを連れ去る所を近所の人が見た
- 古い陳腐な考えを捨て去る
- 私は彼女がそれを言ったとき背をむけて立ち去るところだった。
- 日本を去る前にしたいことはそれですか?
- 彼らは半永久的にロシアを去る。
- そこを去る時あなたに感謝の言葉を伝えたかった。
- 私はそのクラブを去ることを寂しく感じる。
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