脊髄反射

デジタル大辞泉

せきずい‐はんしゃ【脊髄反射】

読み方：せきずいはんしゃ

大脳皮質を経ないで、脊髄にある反射中枢を介して起こる反射。膝蓋腱(しつがいけん)反射・アキレス腱反射など。

生物学用語辞典

脊髄反射

英訳・(英)同義/類義語：spinal reflex

受容器から効果器への信号伝達が大脳を介さず脊髄のみで行われる、意志に関わりのない反射運動を起こす。

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脊髄反射

【英】Spinal Reflexes
読み方：せきずいはんしゃ

中枢神経系における統合と機能の基本単位であり、上位中枢による統御をうける。一般に反射の検査は、その反射に関与する脊髄分節を評価するものである。膝蓋腱反射、二頭筋および三頭筋反射のごとき腱反射の一群は、小動物では評価し難い。発達検査の一環として屈筋反射および交叉性伸筋反射が実施されることが多い。

ウィキペディア

反射 (生物学)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/04 00:04 UTC 版)

生物学における反射（はんしゃ、英: reflex or spinal reflex）とは、動物の生理作用のうち、特定の刺激に対する反応として意識される事なく起こるものを指す。普通、反射という言葉を使う対象は意識の存在が（曖昧にではあっても）確かめられる脊椎動物に限られる。たとえば昆虫が光に集まる、ゾウリムシが水面近くに集まるというような走性は反射と呼ばない。ヒトの反射でもっともよく知られたものに、膝蓋腱を叩くと下腿が跳ね上がる膝蓋腱反射、屈筋反射がある。条件反射は定義によっては反射に含まれるが、ここでは扱わない。

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