灰白質とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > 生物学 > 組織 > 灰白質の意味・解説 

かいはく‐しつ〔クワイハク‐〕【灰白質】

読み方:かいはくしつ

神経細胞密集して灰白色をしている部分脊髄では白質囲まれ断面がH字状をなす。大脳・小脳では白質を囲む皮質部をなす。


灰白質

英訳・(英)同義/類義語:grey matter, gray matter

ヒト組織で、大脳脊髄などで細胞体集まっている部分白質対し灰白色をしている。
「生物学用語辞典」の他の用語
個体の器官や組織など:  滑膜包  滑膜性  滑走関節  灰白質  灰色3日月環  無胚乳種子  無髄神経

灰白質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 20:36 UTC 版)

灰白質(かいはくしつ、英語: Grey matter)とは、中枢神経系の神経組織のうち、神経細胞の細胞体が存在している部位のこと。これに対し、神経細胞体がなく、有髄神経線維ばかりの部位を白質(はくしつ)と呼ぶ。


  1. ^ a b コレステロールの体内での働きは? - よくある質問 (財団法人日本食肉消費総合センター)


「灰白質」の続きの解説一覧

灰白質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 14:46 UTC 版)

性差の神経科学」の記事における「灰白質」の解説

2014年メタ分析では、男女間の灰白質量の差が認められた。その結果、差が測定され部分では、男性扁桃体海馬、前傍海馬傍回などにおいて灰白質量が多く女性右前英語版)、下前頭回中前頭回前帯状回外側後頭皮質などで灰白質量が多くなっていた。また、密度については、男女間でも違い見られた。男性では、左扁桃体海馬小脳の右第六小葉英語版)などが密集している傾向があり、一方で女性左前密集する傾向があった。これらの違い重要性は、側性化(男性は左半球でより多く容量があり、女性は右半球でより多く容量がある)と神経学的、そして精神医学的条件違いを探るために、これらの知見可能性利用する方法両方にある。

※この「灰白質」の解説は、「性差の神経科学」の解説の一部です。
「灰白質」を含む「性差の神経科学」の記事については、「性差の神経科学」の概要を参照ください。


灰白質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 20:38 UTC 版)

白質」の記事における「灰白質」の解説

脳のもう1つ主要な構成要素は、神経細胞構成される灰白質(実際に毛細血管によりピンクがかった褐色である)である。黒質は、脳内見られる3番目の色要素であり、ドーパミン作動性神経細胞のメラニンレベルが近く領域よりも高いため、暗く見える。使用する染色種類によっては、顕微鏡スライド上で白質が灰白質よりも暗く見えことがある大脳及び脊髄白質には、樹状突起神経細胞体、または短い軸索含まれず[要出典]、これは灰白質にのみ見られる

※この「灰白質」の解説は、「白質」の解説の一部です。
「灰白質」を含む「白質」の記事については、「白質」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「灰白質」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「灰白質」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



灰白質と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「灰白質」の関連用語

灰白質のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



灰白質のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの灰白質 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの性差の神経科学 (改訂履歴)、白質 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS