細胞体とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 細胞体の意味・解説 

さいぼう‐たい〔サイバウ‐〕【細胞体】

読み方:さいぼうたい

神経細胞体


細胞体

英訳・(英)同義/類義語:cell body, soma

神経単位ニューロン)で、存在する神経細胞本体を指す。

神経細胞

(細胞体 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 07:07 UTC 版)

神経細胞(しんけいさいぼう、ニューロン、neuron)は、神経系を構成する細胞で、その機能は情報処理と情報伝達に特化しており、動物に特有である。なお、日本においては「神経細胞」という言葉でニューロン(neuron)ではなく神経細胞体(soma)を指す慣習があるが、本稿では「神経細胞」の語を、一つの細胞の全体を指して「ニューロン」と同義的に用いる。


  1. ^ Yamada K, Nabeshima T (2004). “Brain-derived neurotrophic factor/TrkB signaling in memory processes.”. J. Pharmacol. Sci. 91 (4): 267-70. PMID 12719654. 
  2. ^ 神経細胞の「外科手術」に必要な目印を発見”. 国立遺伝学研究所. 2008年1月15日閲覧。


「神経細胞」の続きの解説一覧

細胞体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 16:34 UTC 版)

神経細胞」の記事における「細胞体」の解説

細胞体(cell body, soma)は神経細胞の中で細胞核などの細胞小器官集中し樹状突起軸索会合する部位である。神経細胞内でのタンパク合成など、一般的な細胞としての機能はほとんどここで行われる。細胞体の大きさヒトでは直径3~18マイクロメートル程度だが、無脊椎動物中には1ミリメートル達するものもある。細胞骨格には中間径フィラメント一種であるニューロフィラメント高密度で分布する。細胞体には神経細胞以外の細胞存在する微細管相当する神経細管が存在し、細胞体と樹状突起軸索間の物輸送関連していると考えられている。また、周辺部には粗面小胞体集塊であるニッスル物質存在し、ニッスル染色によって染色される。このことから、細胞体ではタンパク合成が盛んであることがわかる。

※この「細胞体」の解説は、「神経細胞」の解説の一部です。
「細胞体」を含む「神経細胞」の記事については、「神経細胞」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「細胞体」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「細胞体」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「細胞体」の関連用語

細胞体のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



細胞体のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの神経細胞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの神経細胞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS