脂質二重層
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/24 23:37 UTC 版)
脂質二重層 (ししつにじゅうそう、英: lipid bilayer) は極性を持った薄いリン脂質が二層になった膜。ほぼ全ての生物で細胞膜の基本構造として利用されている。
注釈
- ^ リン脂質二重層の厚さに関しては文献によって異なり、『三輪血液病学』p129では7.5ナノメートル、H. Lodish,他 著『分子細胞生物学』p381では3.5-5.6ナノメートル、日本検査血液学会編『スタンダード検査血液学』では8ナノメートル、『図解分子細胞生物学』では3-5ナノメートルなど様々である。これは膜に存在するタンパクの厚さも影響していると思われる。タンパクを考慮しない脂質二重層のみの厚さは3-6ナノメートルの範囲と思われる。ここでは『分子細胞生物学』の数字をあげた。
出典
- 1 脂質二重層とは
- 2 脂質二重層の概要
- 3 参考文献
- 脂質二重膜のページへのリンク