リン脂質とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 化学 > 化学物質 > 脂質 > リン脂質の意味・解説 

りん‐ししつ【×燐脂質】

読み方:りんししつ

phospholipid複合脂質一つ分子内に燐酸基をもち、脂肪酸グリセリンまたはアミノアルコールなどを含む。細胞膜核膜などを構成する基本物質ホスファチド


リン脂質

英訳・(英)同義/類義語:phospholipid, phospholipids

複合脂質一種で、脂質グリセロールグリセリン)のOH基がリン酸結合している。

リン脂質

1つまたは2つリン酸基を持つ脂質で、特にグリセロリン脂質スフィンゴ脂質誘導体のもの。頭部親水部分尾部疎水部による極性細胞膜形成機能に重要であり、細胞膜にもっとも豊富に含まれている。しかし、多量に貯蔵されることはない。

MeSH 68010743

CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported
Bio Wikiの記事を複製・再配布した「分子生物学用語集」の内容は、特に明示されていない限り、次のライセンスに従います:
CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported


リン脂質(リンシシツ)


リン脂質

【仮名】りんししつ
原文phospholipid

リンを含む脂質脂肪)。リン脂質は細胞膜主要成分である。

リン脂質 [Phospholipid(s)]

 脂質参照

リン脂質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 09:41 UTC 版)

リン脂質(リンししつ、Phospholipid)は、構造中にリン酸エステル部位をもつ脂質の総称。両親媒性を持ち、脂質二重層を形成して糖脂質コレステロールと共に細胞膜の主要な構成成分となるほか、生体内でのシグナル伝達にも関わる。




「リン脂質」の続きの解説一覧

リン脂質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 07:15 UTC 版)

膜脂質」の記事における「リン脂質」の解説

リン脂質および糖脂質は、2本の長い極性疎水性)の炭化水素鎖が親水性頭部基に結合して構成されている。 リン脂質(phospholipids)の頭部基はリン酸化されており、次のどちらか構成されている。 グリセロール(そのため、この脂質群にはホスホグリセリドという名前が付けられている)、または スフィンゴシン(例 スフィンゴミエリンセラミド)。 グリセロールジアルキルグリセロールテトラエーテル(英語版)(GDGT)は、古代環境要因研究英語版)に役立っている。

※この「リン脂質」の解説は、「膜脂質」の解説の一部です。
「リン脂質」を含む「膜脂質」の記事については、「膜脂質」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「リン脂質」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「リン脂質」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



リン脂質と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リン脂質」の関連用語

リン脂質のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リン脂質のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
Bio WikiBio Wiki
Bio Wikiの記事を複製・再配布した「分子生物学用語集」の内容は、特に明示されていない限り、次のライセンスに従います:
CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported
Supplement Kuchikomi RankingSupplement Kuchikomi Ranking
(C)2024 All Rights Reserved. 健康食品のあり方を考える日本サプリメント評議会の運営です。
厚生労働省厚生労働省
(C)2024 Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.
e-ヘルスネット
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2024 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
微生物管理機構微生物管理機構
Microbes Control Organization Ver 1.0 (C)1999-2024 Fumiaki Taguchi
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリン脂質 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの膜脂質 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS