ジアシルグリセロールとは? わかりやすく解説

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ジアシルグリセロール

2つアシル基(R-CO-)を持つグリセロール総称アシル基としてステアリン酸パルミチン酸オレイン酸といった長鎖脂肪酸をもつものはリン脂質などとして脂質二重膜形成する

名前Diacylglycerol
ジアシルグリセロール

ジパルミトイルホスファチジルコリン

ジパルミトイルホスファチジルイノシトール

名前dipalmitoylphosphoinositol, DPPI
ジアシルグリセロール

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ジアシルグリセロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 06:18 UTC 版)

ジアシルグリセロール: diacylglycerolDGDAG)とは、グリセリンに2つの脂肪酸エステル結合を介して結合した分子である。略称してDGまたはDAGと表し、別名をジグリセリドともいう。右の図は1-パルミトイル-2-オレイル-グリセロールであるが、ジアシルグリセロールにはC1位とC2位の脂肪酸の選び方によって多くの種類がある。


  1. ^ 大橋きょう子、島田淳子、濃厚な水中油滴型エマルションの系におけるジアシルグリセロールの乳化特性 日本調理科学会誌 Vol.35 (2002) No.2 p.132-138, doi:10.11402/cookeryscience1995.35.2_132
  2. ^ エコナに関するご報告”. 花王株式会社. 2024年5月1日閲覧。
  3. ^ Berg J, Tymoczko JL, Stryer L (2006). Biochemistry (6th ed. ed.). San Francisco: W. H. Freeman. ISBN 0716787245 


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ジアシルグリセロール

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エコナ」の記事における「ジアシルグリセロール」の解説

平成15年度に厚生労働省が行った厚生労働科学特別研究において、ジアシルグリセロールを与えた、がんの発生確率高位遺伝子組み換えた雄の遺伝子組み換えラットの舌で、発がんプロモーション作用示唆された。雌の遺伝子組み換えラット及び遺伝子組み替え行っていないラットでは、発がんプロモーション作用認められなかった。食品安全委員会は、厚生労働省から依頼を受け、食品健康影響評価追加試験行った厚生労働省では、特定保健用食品許可にあたって安全性審査は妥当であり、健康上の問題はないとしたその後食品安全委員会調査会発がんプロモーション作用について審議進められている。高濃度での試験において皮膚対すプロモーション作用認められるが、「適切に摂取される限りにおいては安全性問題ない判断した」との中間結論方向2009年2月出された。しかし、それぞれの実験報告の中で「安全」あるいはその根拠薄く、安全であると結論する根拠は見あたらないとのコメント提出されており、中間とりまとめ文書最終化にいたっていない。

※この「ジアシルグリセロール」の解説は、「エコナ」の解説の一部です。
「ジアシルグリセロール」を含む「エコナ」の記事については、「エコナ」の概要を参照ください。

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