ホスファチジルセリン
生体膜を構成するグリセロリン脂質。セリンのOH基がリン酸ジエステル結合でジアシルグリセロールに結合。リン酸に加え、カルボキシル基がある。
化合物名や化合物に関係する事項: | ペクチン ホスファチジルエタノールアミン ホスファチジルコリン ホスファチジルセリン ホルムアルデヒド ポリ ポリクローナル抗体 |
ホスファチジルセリン
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ホスファチジルセリンあるいはフォスファチジルセリン(Phosphatidylserine、略称: Ptd-L-SerあるいはPS)は、リン脂質の成分であり、通常はフリッパーゼと呼ばれる酵素によって細胞膜の内葉(細胞質側)に留められている。細胞にアポトーシスが起こる時、ホスファチジルセリンは細胞膜の細胞質側にもはや制限されず、細胞の表面に露出するようになる[1]。これをイートミーシグナルと呼ぶ。後述される効用のためアメリカでは広くサプリメントとして普及している。
- 1 ホスファチジルセリンとは
- 2 ホスファチジルセリンの概要
ホスファチジルセリン (PE)
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「オーガズム後疾患」の記事における「ホスファチジルセリン (PE)」の解説
ホスファチジルセリンは、細胞内で自然につくられるリン脂質である。認知を高める効果があると宣伝されているが、科学的根拠はない。2003年、FDAは、「PSと認知機能障害のリスク減少の関係があると有資格の専門家との間で科学的合意を得たことはない」と声明をだした。興味深いことに、このサプリメントはbrain fogを晴らし、集中力を回復するという観点から、POISの症状を「少し」緩和する。PSの製造業者は受容体部位の数を増やすことで脳細胞間の情報伝達が強化されると公然と主張している。
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