トロンボキサン
英訳・(英)同義/類義語:thromboxane, TX
トロンボキサンシンターゼが合成する生理活性脂肪酸で、血小板に多く、血小板活性化作用や血管収縮作用を示す。活性型のA2から不活性型のB2に速やかに分解される。
酵素タンパク質モチーフなど: | デコリン トリペプチド トロンボキサンA2受容体 トロンボキサン トロンボキサン合成酵素 トロンボスポンジン トロンボポエチン |
トロンボキサン
トロンボキサン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/03 01:26 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動トロンボキサン(英: thromboxane, TX)は、血小板の凝集や、血管壁の収縮を引き起こす物質である。リン脂質からホスホリパーゼによって遊離したアラキドン酸は、アラキドン酸カスケードによって代謝される。このアラキドン酸カスケードで主にシクロオキシゲナーゼからプロスタグランジン (PG) 類とトロンボキサンが産出される。
トロンボキサンは、プロスタグランジン、ロイコトリエンとともにエイコサノイドに含まれる。トロンボキサンは酸素を含む六員環(ピラン)を骨格に持ち二重結合を2つ持つという特徴がある。
トロンボキサンの種類と主な作用
トロンボキサンに関係する医薬品
- 塩酸オザグレル:トロンボキサン合成酵素を抑え、TXA2の産生を抑制することにより気管支喘息の薬として用いられる。
- セラトロダスト、ラマトロバン:トロンボキサンA2受容体を拮抗的に阻害することで気管支喘息の薬として用いられる。
脚注
参考文献
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関連項目
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外部リンク
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固有名詞の分類
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