炭酸水素アンモニウムとは? わかりやすく解説

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炭酸水素アンモニウム


炭酸水素アンモニウム


炭酸水素アンモニウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 10:12 UTC 版)

炭酸水素アンモニウム
識別情報
CAS登録番号 1066-33-7 
PubChem 14013
ChemSpider 13395 
UNII 45JP4345C9 
EC番号 213-911-5
E番号 E503(ii) (pH調整剤、固化防止剤)
国連/北米番号 3077
RTECS番号 BO8600000
特性
化学式 NH4HCO3
モル質量 79.056 g/mol
密度 1.586 g/cm3
融点

41.9 °C, 315 K, 107 °F (分解)

への溶解度 11.9 g/100 mL (0 °C)
21.6 g/100 mL (20 °C)
24.8 g/100 mL (25 °C)
36.6 g/100 mL (40 °C)
溶解度 メタノールに溶けない
危険性
安全データシート(外部リンク) ICSC 1333
GHSピクトグラム [1]
GHSシグナルワード 警告(WARNING)
Hフレーズ H302[1]
Pフレーズ P264, P270, P301+312, P330, P501[2]
主な危険性 分解してアンモニアを放出
NFPA 704
0
2
0
引火点 無し
関連する物質
その他の陰イオン 炭酸アンモニウム
その他の陽イオン 炭酸水素ナトリウム
炭酸水素カリウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

炭酸水素アンモニウム(たんさんすいそアンモニウム、英語 Ammonium hydrogen carbonate)は、分子式 NH4HCO3 で表される化学物質重炭酸アンモニウム(じゅうたんさん -、英語 Ammonium bicarbonate)、重炭安(じゅうたんあん)ともいう。CAS登録番号 1066-33-7。

分子量 79.06 g/mol 、密度 1.586 g/cm3。水に可溶 (20℃で17.4% ) 。アセトンアルコールに不溶。水に溶解すると、加水分解のために、弱アルカリ性を呈する。

固体は58℃、水溶液は70℃に加熱することでアンモニア二酸化炭素の3つの物質に分解する。気体()となるため食品膨脹剤として、小麦粉製品等に添加して用いられる。 炭酸水素ナトリウム(重曹)よりも多量のガスを発生させるので、発泡倍率を上げることができる。

熱分解の反応式は、

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