イノシトールトリスリン酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/04 02:06 UTC 版)
イノシトールトリスリン酸(英: Inositol trisphosphate, IP3)は、イノシトールに3つのリン酸がエステル結合した化学物質[1]。ジアシルグリセロールと共に、細胞のシグナル伝達においてセカンドメッセンジャーの1つとして生体に利用されている。また、脂質メディエーターとしても使われる。
- ^ 名称に含まれるトリス(tris)はリン酸基が3つあることを意味する接頭辞。
- ^ Ferris CD, Snyder SH. IP3 receptors. Ligand-activated calcium channels in multiple forms. Adv Second Messenger Phosphoprotein Res. 1992;26:95-107. PMID 1329896
- ^ Somlyo AP, Somlyo AV. Signal transduction and regulation in smooth muscle. Nature. 1994 Nov 17;372(6503):231-6. PMID 7969467
- 1 イノシトールトリスリン酸とは
- 2 イノシトールトリスリン酸の概要
イノシトールトリスリン酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/04 02:53 UTC 版)
「イノシトールリン酸」の記事における「イノシトールトリスリン酸」の解説
詳細は「イノシトールトリスリン酸」を参照 イノシトールトリスリン酸は、イノシトールトリスリン酸受容体に作用し、細胞質にカルシウムを放出する。
※この「イノシトールトリスリン酸」の解説は、「イノシトールリン酸」の解説の一部です。
「イノシトールトリスリン酸」を含む「イノシトールリン酸」の記事については、「イノシトールリン酸」の概要を参照ください。
- イノシトールトリスリン酸のページへのリンク