筋小胞体とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 体組織 > 小胞体 > 筋小胞体の意味・解説 

筋小胞体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/07 16:52 UTC 版)

図のSarcoplasmic reticulumが筋小胞体

筋小胞体(きんしょうほうたい、: sarcoplasmic reticulum)は、筋線維内に存在する膜系構造の1つで、滑面小胞体のうち、収縮刺激伝達系として特殊化したものである。

筋小胞体は筋原線維と平行に存在する。弛緩した筋ではカルシウムイオンを含み、カルシウムイオンの放出によって筋を収縮させる。筋小胞体の間には横行小管が位置する。横行小管と接する部分は終末槽: terminal cisternae)と呼ばれる。

機能

主にカルシウムイオン(Ca2+)の蓄積を担う細胞小器官である。

関連項目

参考文献

  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社 1991年 ISBN 4885006104
  • 高橋迪雄監訳 『獣医生理学 第2版』 文永堂出版 2000年 ISBN 4830031824



筋小胞体と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「筋小胞体」の関連用語

筋小胞体のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



筋小胞体のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
JabionJabion
Copyright (C) 2025 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの筋小胞体 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS