筋層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/08/07 00:37 UTC 版)
筋層 | |
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胃粘膜の層
1.漿膜 en:Serosa 2. 漿膜下組織 en:Tela subserosa 3. 筋層 en:Muscularis 4. 筋層の斜線維 en:Oblique fibers of muscle wall 5.環状筋 Circular muscle layer 6.縦走筋 Longitudinal muscle layer 7.粘膜下層 en:Submucosa 8.粘膜筋板 Lamina en:muscularis mucosae 9.粘膜 en:Mucosa 10.粘膜固有層 en:Lamina propria 11.上皮細胞 en:Epithelium 12.胃腺 en:Gastric glands 13. 胃小窩 en:Gastric pits 14.絨毛ひだ en:Villous folds 15.胃周辺 Gastric areas(胃表面 gastric surface[1]) |
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尿管の断面
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ラテン語 | tunica muscularis |
筋層(きんそう、英: muscularis externa)は、脊椎動物の多数の臓器に認められる粘膜下層に接する筋肉の部分である。筋層は、英語で、muscular coat, muscular layer, muscular fibers, muscularis propria, muscularis externaと色々な名前で呼ばれている。筋層は、蠕動のような腸の動きを司っている。
筋層は、通常2つの方向の平滑筋、つまり内側の環状筋、外側の縦走筋を有している。 これに対して、いくつかの例外もある。
胃と大腸においては、筋層に至るまで3つの層が存在する。食道上部においては、筋層は平滑筋と言うよりは骨格筋となっている。筋層の内側の層は、消化器官の2つの場所で括約筋を形成している。
胃の幽門では、幽門括約筋を形成している。肛門では、肛門括約筋を形成している。
追加画像
脚注
筋層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/03 06:21 UTC 版)
筋層は、内側の環状筋と縦走筋で形成されている。環状筋は食べ物が後戻りさせない機能があり、縦走筋は消化管を縮める機能がある。これらの層は良く連携した縮小運動である蠕動を行い、消化管内で混沌となった食べ物の塊を前進させる役割を持つ。 2つの筋層の間には筋層間神経叢(アウアーバッハ叢)がある。
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