グリシンとは?

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 化合物 > 化合物 > グリシンの意味・解説 

グリシン [2] 【glycine】

最も簡単な α -アミノ酸化学式 H2N-CH2COOH 白色結晶に溶けやすい。多く動物性タンパク質,特にゼラチン・エラスチンなどに多量含まれる。クレアチン・ポルフィリン・グルタチオン・プリンなどの生体物質生合成素材として重要。必須アミノ酸ではないが,甘味とこくを加えるため多く食品少量添加されている。略号 Gly グリココル

グリシン

分子式C2H5NO2
その他の名称:グリココール、グリコリキシル、Glycine、Glycocoll、Glycolixir、Aminoacetic acid、2-Aminoacetic acid、L-Glycine
体系名:L-グリシン、2-アミノ酢酸、α-アミノ酢酸、Gly-OH、グリシン、アミノ酢酸、Gly-L-Hys-OH


グリシン

英訳・(英)同義/類義語:Gly, glycine, G , Gly, glycine

タンパク質構成するもっとも単純なアミノ酸で、光学活性を持たない。化学式は、CH2NH2-COOH。抑制性の神経伝達物質としても働く。略号Gly, G

グリシン

Glycine, Gly, G

側鎖がなく、光学異性(L-,D-)もない最も単純なアミノ酸語源はその甘みから。さまざまな生合成経路現れ、たとえば、ヘモグロビン補因子であるポルフィリン環はグリシンとスクシニルCoAから生合成される。

必須アミノ酸ゼラチンや絹フィブロインに含まれており、治療用の栄養剤としても用いられる。また、速い神経伝達抑制物質でもある。

Name Glycine1)
MeSH 68005998
CAS No.56-40-6
Molecular Formula C2H5NO2
Molecular Weight 75.067
m.p.240 - 245
pK1(25)2.35
pK2(25)9.78
呈味甘みうま味
グリシン

<jmol gly.pdb.gz 250 250></jmol>

CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported
Bio Wikiの記事を複製・再配布した「分子生物学用語集」の内容は、特に明示されていない限り、次のライセンスに従います:
CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported


グリシン

名前 Grishin

グリシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/10 00:50 UTC 版)

グリシン (glycine) とは、タンパク質を構成するアミノ酸の中で最も単純な形を持つアミノ酢酸のこと。別名グリココル。糖原性アミノ酸である。 アミノ酸の構造の側鎖が –H で不斉炭素を持たないため、生体を構成する α-アミノ酸の中では唯一 D-, L- の立体異性がない。非極性側鎖アミノ酸に分類される。




  1. ^ The Merck Index: An Encyclopedia of Chemicals, Drugs, and Biologicals (11th ed.), Merck, (1989), ISBN 091191028X , 4386.
  2. ^ Dawson, R.M.C., et al., Data for Biochemical Research, Oxford, Clarendon Press, 1959.
  3. ^ アミノ酸の分解 講義資料のページ
  4. ^ Appaji Rao N, Ambili M, Jala VR, Subramanya HS, Savithri HS (April 2003). “Structure-function relationship in serine hydroxymethyltransferase”. Biochim. Biophys. Acta 1647 (1-2): 24–9. PMID 12686103. 
  5. ^ Stover P, Schirch V (August 1990). “Serine hydroxymethyltransferase catalyzes the hydrolysis of 5,10-methenyltetrahydrofolate to 5-formyltetrahydrofolate”. J. Biol. Chem. 265 (24): 14227–33. PMID 2201683. 
  6. ^ http://www.genome.jp/dbget-bin/www_bget?enzyme+2.1.2.1
  7. ^ 諸角誠人、小川由英、「実験的蓚酸カルシウム結石症における蓚酸前駆物質に関する研究」 『日本泌尿器科学会雑誌』 1987年 78巻 2号 p.311-318, doi:10.5980/jpnjurol1928.78.2_311
  8. ^ Carney, E.W. (1994) An integrated perspective on the developmental toxicity of ethylene glycol. Reprod. Toxicol. 8, 99-113
  9. ^ 高グリシン血症 (難病情報センター)
  10. ^ アミノ酸の製造方法(特開2008-74729)
  11. ^ グリシンの静菌作用有機合成薬品工業
  12. ^ グリシンを利用した無薬飼料給与時のブロイラーの生産性の改善 (PDF) (山梨県畜産試験場)
  13. ^ グリナ味の素
  14. ^ a b 上田博史, 横田浩臣, 田先威和夫、「ヒナのメチオニン過剰障害に及ぼすグリシンの緩和効果」日本家禽学会誌 1979年 16巻 3号 p.113-120, doi:10.2141/jpsa.16.113
  15. ^ a b 太田能之, 石橋晃、「ブロイラーのメチオニン不足および過剰による成長阻害におよぼす飼料中グリシンの影響」 日本家禽学会 1995年 32巻 2号 p.81-89, doi:10.2141/jpsa.32.81
  16. ^ a b c d Dietary glycine supplementation mimics lifespan extension by dietary methionine restriction in Fisher 344 rats The FASEB Journal 2011年
  17. ^ Amino-acid imbalance explains extension of lifespan by dietary restriction in Drosophila Nature 2009年
  18. ^ アミノ酸代謝促進で長寿に ~Sアデノシルメチオニン代謝が寿命延長の鍵~ 科学技術振興機構 2015年
  19. ^ Growth factors in milk and dairy products: ANSES publishes its opinion on their impact on the risk of developing cancer フランス食品環境労働衛生安全庁 (ANSES) 2012年5月4日


「グリシン」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グリシン」の関連用語

グリシンのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



グリシンのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2020 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
JabionJabion
Copyright (C) 2020 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
Bio WikiBio Wiki
Bio Wikiの記事を複製・再配布した「分子生物学用語集」の内容は、特に明示されていない限り、次のライセンスに従います:
CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのグリシン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2020 Weblio RSS