フィブロインとは? わかりやすく解説

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フィブロイン【fibroin】

読み方:ふぃぶろいん

絹やクモの糸などの主成分で、繊維状の硬たんぱく質・希酸・希アルカリ溶けない繭糸ではセリシン包まれている。


フィブロイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/14 07:58 UTC 版)

フィブロイン: fibroin)とは、繊維状のタンパク質の一種で、昆虫クモ類の糸を構成し、その70%を占める。カイコ糸の主要成分である。分子量約37万で、大小2つのサブユニットからなる。希酸、タンパク質分解酵素等に安定。グリシンアラニンセリンチロシンを多く含み、この4つで全アミノ酸の90%近くを占める。CAS登録番号は9007-76-5。


  1. ^ タンパク質は、隣接したアミノ酸同士がペプチド結合でつながっているが、このペプチド結合によりつながる部分が主鎖で、個々のアミノ酸の性質を示す基が側鎖。


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