鎖とは? わかりやすく解説

じょう〔ヂヤウ|ジヤウ〕【錠/鎖/×鏁】

読み方:じょう

【一】[名]

他人に開けられないように、ドア引き出し金庫などに取り付け、鍵(かぎ)で開閉する装置。「—を掛ける」「—をはずす」

(錠)錠剤。「ビタミン—」

[補説] 1は本来「鎖」であるが、後世「錠」の字を当てるようになった

【二】接尾(錠)助数詞錠剤の数を数えるのに用いる。「食後二—ずつ服用する

アクセント【一】1ジョ【一】2ジョー。


くさり【鎖/×鏈/×鏁】

読み方:くさり

動詞「くさ(鏈)る」の連用形から》

金属製の輪を数多くつなぎ合わせて、ひもや綱のようにしたものかなぐさり。「を—でつなぐ」「懐中時計の—」

物と物とを結びつけているもの。また、つなぎ合わせること。絆(きずな)。「因習の—を断ち切る

鎖帷子(かたびら)」の略。

関節また、「笛のくさり」の形で、のどぼとけ軟骨をいう。

「骨の—」〈日葡

音骨(おとぼね)立てるな女めと、笛の—をぐっと刺す」〈浄・油地獄


さ【鎖】

読み方:さ

常用漢字] [音](呉)(漢) [訓]くさり とざす

[一]〈サ〉

くさり。「鉄鎖連鎖

錠前。かぎ。「鎖鑰(さやく)」

かぎをかける。とざす。「鎖国封鎖閉鎖

[二]〈くさり(ぐさり)〉「鎖鎌(くさりがま)/手鎖(てぐさり)」


作者高木彬光

収載図書首を買う女
出版社角川書店
刊行年月1986.11
シリーズ名カドカワノベルズ


作者上田周二

収載図書闇の扉
出版社沖積舎
刊行年月1988.11


作者中里恒子

収載図書網野菊芝木好子中里恒子
出版社角川書店
刊行年月1999.5
シリーズ名女性作家シリーズ


作者北川歩実

収載図書もう一人の私
出版社集英社
刊行年月2000.9

収載図書もう一人の私
出版社集英社
刊行年月2004.9
シリーズ名集英社文庫


作者庄司肇

収載図書わが弾片
出版社沖積舎
刊行年月2002.2
シリーズ名庄司肇コレクション

収載図書庄司肇作品集 第5巻 掌編小説随筆集
出版社作品社
刊行年月2003.8


作者山本幸生

収載図書破壊小説集―「ジグザグ」「節」など
出版社彩図社
刊行年月2003.12
シリーズ名ぶんりき文庫


作者かいざ涼

収載図書フーコー短編小説傑作選 16
出版社フーコー
刊行年月2005.5


作者坪野哲久

収載図書坪野哲久小説集生誕一〇周年記念
出版社石川県志賀町
刊行年月2006.2


作者ユーリー・オレーシャ

収載図書オンデマンド版
出版社晶文社
刊行年月2007.6
シリーズ名晶文社オンデマンド選書


読み方:くさり

  1. 土蔵盗賊犯行使用スル器具ノ名称。〔第六類 器具食物

読み方:さくり,ざくり

  1. 鎖ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・茨城県
  2. 鎖。〔盗〕〔テ〕
  3. 鎖ノコト。
  4. 〔犯〕鎖の転倒語。
  5. くさり。(鎖)。〔一般犯罪
  6. 鎖。反転語。〔盗〕

分類 掏摸泥棒テキヤ犯罪犯罪者、盗/犯罪茨城県

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 04:44 UTC 版)

(くさり、coil chain)とは、状の部品を繋げて状にしたもの。複数連結され鎖を形成している個々の素子を鎖素子という[1]


注釈

  1. ^ 紀元前225年に、井戸汲み用のバケツにつないで使用されていた[3]
  2. ^ 例として、『日本書紀仁徳紀41年3月条に、百済王が王族を鉄鎖で捕縛し、日本側に進上した記述が見られる。

出典

  1. ^ 意匠分類定義カード(M1) 特許庁
  2. ^ a b c d e f g h 鎖の起源と歴史”. 姫路市電子じばさん館(姫路市・公益財団法人 姫路・西はりま地場産業センター). 2020年8月2日閲覧。
  3. ^ 椿本チエイン, ed (1997). The Complete Guide to Chain. Kogyo Chosaki Publishing Co., Ltd.. pp. 240. ISBN 0-9658932-0-0. p. 211. http://chain-guide.com/breaks/brief-history-of-chain.html 2006年5月17日閲覧。 
  4. ^ 半藤一利 『歴史に「何を」学ぶのか』 ちくまプリマー新書 2017年 p.171.


「鎖」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:03 UTC 版)

ウィザーズ・ブレイン」の記事における「鎖」の解説

空気結晶の鎖によって相手捕らえる。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 04:40 UTC 版)

僕らはどこにも開かない」の記事における「鎖」の解説

雅人見ていた幻覚幻聴雅人にとっては自分縛りつける音。耕太雅人融合した後は一変して解放するになった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/05 04:51 UTC 版)

デーモン聖典」の記事における「鎖」の解説

デーモン召喚し従わせる能力を持つ者。デーモンに姿と名を与えることによりデーモン支配することができる。非常に稀な存在何十万人から何百万人に一人と言われている。その能力ゆえ、デーモン接触して逆行症候群発症しない。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 09:23 UTC 版)

全順序」の記事における「鎖」の解説

全順序同義語としても用いられる鎖(さ、英: chain)は、また適当な半順序集合全順序部分集合に対して用いられる後者の意味での鎖はツォルンの補題極めて重要な役割を果たす例え整数全体の成す集合 Z に包含関係半順序入れた半順序集合考えると、自然数 n に対し、n 以下の自然数全体の成す部分集合 In からなる集合族 {In | n は自然数} はこの順序に関する鎖、すなわち包含関係に関する全順序部分集合になる。実際、n ≤ k ならば In は Ik部分集合である。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 00:02 UTC 版)

インフィニット アンディスカバリー」の記事における「鎖」の解説

月と大地打ち込まれたもの。鎖を打ち込まれた場所から封印軍制圧始めている。それを断て人物シグムントのみだとされる物語開始時シグムント率い解放軍尽力によりいくつかの鎖を断っている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:07 UTC 版)

忍風戦隊ハリケンジャー」の記事における「鎖」の解説

巻之三十六冒頭特訓シーンのみで使用した攻撃用チェーン

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 23:36 UTC 版)

環上の射影直線」の記事における「鎖」の解説

複素数平面における実数直線射影化で円となり、メビウス変換によって他の実­直線写される(という議論実際に実射影直線複素射影直線への標準埋め込みに関して言う)。複素数体 C を実数体 R 上の多元環見れば、この状況を体 F 上の多元環 A に対して一般化し考えることができる。P(F) の P(A) の中への標準埋め込みU F ( x , 1 ) ↦ U A ( x , 1 ) , U F ( 1 , 0 ) ↦ U A ( 1 , 0 ) {\displaystyle U_{F}(x,1)\mapsto U_{A}(x,1),\quad U_{F}(1,0)\mapsto U_{A}(1,0)} で与えられる。これによる P(F)埋め込み像を P(A)任意の射影変換写した像を鎖 (chain) と呼ぶ。鎖に四点載るための必要十分条件は、それら四点複比英語版) F に属することである。カール・フォンシュタウト(英語版)はこの性質自身の reeler Zug(実)論において顕わにした

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出典:『Wiktionary』 (2020/07/09 14:03 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. じょう開かないように閉じる箱状の金具
  2. くさり多数金輪繋いだ物。

熟語


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