ミエリン‐しょう〔‐セウ〕【ミエリン×鞘】
読み方:みえりんしょう
《myelin sheath》⇒髄鞘(ずいしょう)
髄鞘
髄鞘
(ミエリン鞘 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 07:04 UTC 版)
髄鞘(ずいしょう、myelin sheath)は、神経科学において脊椎動物の多くの神経細胞(ニューロン)の軸索の周りに存在する絶縁性の脂質の層を指す。 おもにミエリンという脂質からなることからミエリン鞘とも言う。ミエリンの成分のひとつであるコレステロールに基づく絶縁性[1]により神経パルスの伝導を高速にする機能がある。
- ^ コレステロールの体内での働きは? - よくある質問 (財団法人日本食肉消費総合センター)
- ^ Ledeen RW, Chakraborty G (March 1998). “Cytokines, Signal Transduction, and Inflammatory Demyelination: Review and Hypothesis”. Neurochem. Res. 23 (3): 277–89. doi:10.1023/A:1022493013904. PMID 9482240 .
「ミエリン鞘」の例文・使い方・用例・文例
- ミエリン鞘を破壊する
- ミエリン鞘に覆われた神経繊維
- 有髄軸索のミエリン鞘の小さな隙間
- 末梢神経系にある神経繊維を覆い、ミエリン鞘を形成する細胞
- 神経繊維のミエリン鞘を形成する板状の突起を持つ神経膠細胞から成る組織
- ニューロンとそのミエリン鞘から成る中枢神経系の白っぽい神経組織
- 神経線維の周りのミエリン鞘の発達
- それらの機能障害をもたらすいくつかの神経線維のミエリン鞘の損失
- ある神経線維の周りのミエリン鞘の損失にかかわる慢性の進歩的な神経障害
- 神経繊維の軸索の周りにミエリン鞘を形成する白色の脂肪質の物質
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