灰皿設置の問題点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 22:47 UTC 版)
日本では近年、ごみの分別収集などが厳格化したことに伴って、スタンド灰皿(スモーキングスタンド)やごみ箱を置くと、かえってその場所に無秩序に大量のごみなどが捨てられるケースもあり、公衆衛生上問題であることから、自治体などによって撤去が進められているケースもある。これに似た状況は、1990年代より自動車専用道のサービスエリアやパーキングエリアに設置されたゴミ箱に家庭ゴミなどが大量に投棄されるようになった問題や、2000年代においてコンビニエンスストアの店頭ゴミ箱に家庭ゴミを放置されるなどの問題も見出される。 また、灰皿を設置すると、その場所では頻繁に喫煙が行われ、吸殻自体が燃えて多量の煙を発生させるなど、煙源となってしまうため、悪臭や煙により周囲の空気環境を汚染し煙害を引き起こすなどの問題もある。
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