店舗入口の灰皿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 22:47 UTC 版)
一般に言うところの公共施設やコンビニエンスストア・スーパーマーケット・ショッピングモールなどの一般に広く利用者を集める小売店や飲食店では、利用客等に入店前の吸殻処理による店内禁煙の遵守を促すため、出入り口付近の戸外に灰皿が設置されている店舗も見られるが、これら灰皿は特に用途は明示されていないため、喫煙所となっている場合も散見される。 このように設置された灰皿には、清掃が行き届かず吸殻が溜まるものもあり、前述の灰皿設置の問題点が顕著となる傾向がある。 また、灰皿の設置場所が同店舗に出入口付近にあることにも絡み、同店舗利用者の通行する場所に煙が流れる等の問題もあることから、施設・店舗によっては灰皿を撤去したり、設置場所を工夫するなどの対応を図るところもある。 東京都港区のように店頭灰皿の撤去を義務づける条例を制定した自治体が存在する一方、全国たばこ販売協同組合連合会のようにたばこの売上アップなどを目的に店頭灰皿の設置を推進する団体も存在している。
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