全身管理とは? わかりやすく解説

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ぜんしん‐かんり〔‐クワンリ〕【全身管理】

読み方:ぜんしんかんり

患者呼吸循環代謝などの生理活動意識・疼(とう)痛(つう)などを総合的に管理すること。外科手術場合、主に麻酔科医が担う。


全身管理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/01/13 02:38 UTC 版)

全身管理(ぜんしんかんり、: General Care)とは、呼吸・循環・代謝といった必須の生理活動、別の表現としては恒常性を、治療中に損うことのないよう管理することをいう。手術中の全身管理(術中管理)は主に麻酔科医が担い、周術期全身管理は、麻酔科医を中心として各科が協同して行う。手術による合併症を避けるために不可欠であり、手術侵襲から患者を保護する。




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全身管理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:52 UTC 版)

熱傷」の記事における「全身管理」の解説

II度以上の熱傷面積成人の場合20%小児の場合10%超える全身状態悪化するため、入院治療が必要である。 広範囲熱傷では細胞外液急速に喪失し脱水による低容量性ショックが起こる。これに対し乳酸リンゲル液大量輸液が行われる。必要輸液量患者体重元に計算する公式が用いられ代表的なものにはパークランド法などがある。急速なサイトカイン流出による浸透圧の変化対応するべくコロイド溶液アルブミン製剤用い輸液法もある。 パークランド法(日本ではバクスター法ともよばれる)輸液量(ml/day)= 熱傷面積(%) × 体重(kg) × 4 また、広範囲熱傷では全身性炎症反応症候群(SIRS)や創感染起きやすく、遷延すると多臓器不全引き起こすため、これらの制御目標とした集中治療が行われる。

※この「全身管理」の解説は、「熱傷」の解説の一部です。
「全身管理」を含む「熱傷」の記事については、「熱傷」の概要を参照ください。

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