全身緑色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 05:18 UTC 版)
主にヤクザ役の時、全身黄緑色のスーツをいじられ「センスのわからん奴っちゃのう、イタリア製のオーダーメイドでコーディネートや」「目に優しい緑やろ」などと返す。これは紫色のスーツで出演したときに吉田ヒロから、細身で長身の見た目を「アスパラガス!」といじられ、その後ヒロが「アスパラガスやったら緑色にせなあかんな」と提案して発展していったものである。この全身緑色のアスパラヤクザのキャラが実り、のちに劇中そのままの出で立ちでCM出演まで果たした(後述)。 衣装はスーツだけでなく、靴や靴下、財布や名刺、携帯電話まで緑であり、さらにプライベートでも帽子やTシャツ、ズボンなどの普段着、ベルトや腕時計、携帯電話までも緑にするなど、キャラを大切にしている。さらにはサインを頼まれる際も自分で持ち歩いている緑のサインペンを使ってサインをする。 緑の衣装はヤクザスーツだけにとどまらず、作業着や着物、スカジャンなども緑のことが多い。2009年4月の放送では、白衣ではなく全身緑の服を着た医師を演じた(役名は「グリーンクリニック院長」)。 共演者から「ちょっとこうして?」と言われ、走るポーズをすると『非常口』といじられる(ちなみに中條は、学生時代陸上部である)。 特に帯谷孝史とヤクザ役で出演した際には、(帯谷の持ちギャグであるポットと合わせて)「なんや、ポットの次は、緑茶かい」といじられる。 ハケる際に、「これで、お茶でも飲んでください」と、ポチ袋など少額のお金が入っていると思われる封筒を共演者に渡す(封筒の色が緑のこともある)。中條がハケた後 、いくら入っているかと封筒を開けると、ティーバッグが一つ入っており、「『お茶でも』って、お茶しか飲まれへんやん!」と共演者がツッコんでおとす。 吉田ヒロの座長引退公演の際には緑のスーツだけでなく、全身黄色のスーツや全身赤のスーツを着て出てくる場面があった。いわく、「だんだん紅葉していく」。 緑についてのバリエーションは、「(借金取り立ての際)グリーンファイナンスの者(もん)や」と名乗ったり、新幹線の席がグリーン車であったり、電話相手の名前がみどりであったりと、徐々に増えつつある。最近ではドスや血まで緑であり、呼び名によるいじりも、「ネギ」「カマキリ」「キュウリ」「観葉植物」「京阪電車」「青汁の訪問販売」、「生協」、「ミドリちゃん」などと、豊富にある。
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