小児の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 01:25 UTC 版)
東洋医学において、小児がかぜをひきにくくなる、というのは、体の免疫機能が高められていることを意味する。かぜをひきにくくする、ということは虚弱体質の改善と関係があると考え、次のような漢方処方が代表的なものだとも言われている。 葛根湯(かっこんとう)。薬方中の麻黄はエフェドリンを含み、ときに消化器障害、興奮などをおこすことがあるが、小児の場合、成人にくらべて麻黄によく耐えるということが経験的に知られており、(成人に比べれば)神経質に考えなくてもよい。ただし、あまりに胃腸の弱い小児には使用しないほうがよい。
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小児の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:26 UTC 版)
この病気は回復までに約3ヶ月を要し、通常7-10日間程度の潜伏期間を経て発症する。 カタル期 : 約2週間持続、初期は軽く風邪症候群のような症状。 痙咳期 : 約2-3週間持続、次第に特徴的な発作性痙攣性の咳(痙咳)となる。短い咳の連続的に、続いて、息を吸う時に笛の音のようなヒューという音が出る。この様な咳嗽発作がくり返す。嘔吐を伴う。乳児期早期では特徴的な咳は無い。単に息を止めているような無呼吸発作からチアノーゼ、痙攣、呼吸停止と進展する。 回復期 : 約2 - 3週間以上持続、激しい発作は次第に減衰。 咳発作は夜間が起こりやすく、24時間で平均15回程度。発作時には嘔吐、チアノーゼ、無呼吸、顔面紅潮・眼瞼浮腫(百日咳顔貌)、咳による呼吸困難からの低酸素症により脳、眼、皮膚、粘膜への出血症状が見られ、尿失禁、肋骨骨折、臍ヘルニア、直腸脱、失神も見られる。発作による体力消耗は激しく、不眠や脱水、栄養不良等が著しい場合は入院治療が必要。 合併症は、脳炎、気管支肺炎、中耳炎。
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