漢方とは? わかりやすく解説

かん‐ぽう〔‐パウ〕【漢方】

読み方:かんぽう

中国から伝わった医術皇漢医学漢方医学

[補説] 「漢法」とも書く。


漢方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 04:38 UTC 版)

漢方(かんぽう)とは

  • 中国医学 - 中国の伝統的な診断方法・医学理論・薬の配給を指す。中医学。
  • 漢方医学 - 中国医学をベースに独自に展開していった日本の伝統的な診断方法・医学理論・薬の配給を指す。狭義の漢方。
  • 漢方薬 - 漢方医学に基づいて処方される生薬を指す。
  • 東洋医学 - 狭義では中国系の東アジア全般の伝統医療体系を指すが、広義の場合別系統のアーユルヴェーダなども含める。

漢方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/04 04:35 UTC 版)

杏仁」の記事における「漢方」の解説

古くからバラ科植物の仁は生薬食用利用され杏仁アンズ)のほか、桃仁モモ)仁(ウメ)、アーモンドなどがある。 杏仁には苦みの強い苦杏仁くきょうにん, Prunus maximowiczii)と、甘みのある甜杏仁てんきょうにん)があり、前者薬用に、後者杏仁豆腐あんにんどうふ)、アマレットなどの材料として用いられている。ここでは生薬として杏仁について説明する杏仁は、三国時代3世紀)頃に編纂されたもっとも古い漢方薬書である『傷寒論』にあり、麻黄湯大青竜湯などの重要な処方配剤されている大切な薬味である。 古くから「毒のある薬味」とされており、処方する際は分量慎重に決めるものとされていた。現在では、分解される青酸発生するアミグダリン含まれていることがわかっている。 漢方では鎮咳剤として多く用いられている。 なお、バラ科植物の仁の区別アーモンドなどを除き極めて難解である。『本草辨疑』には桃仁見分けやすいが、杏仁仁はよく似ているため、杏仁仁が混じって売られていることがある記されている。現実生薬市場では『本草辨疑』で見分けすいとされている桃仁にも杏仁混入している場合がある。

※この「漢方」の解説は、「杏仁」の解説の一部です。
「漢方」を含む「杏仁」の記事については、「杏仁」の概要を参照ください。

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漢方

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 06:05 UTC 版)

名詞

かんぽう

  1. 中国から日本伝来した医術

関連語


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