漢方
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漢方
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古くからバラ科植物の仁は生薬や食用に利用され、杏仁(アンズ)のほか、桃仁(モモ)、梅仁(ウメ)、アーモンドなどがある。 杏仁には苦みの強い苦杏仁(くきょうにん, Prunus maximowiczii)と、甘みのある甜杏仁(てんきょうにん)があり、前者は薬用に、後者は杏仁豆腐(あんにんどうふ)、アマレットなどの材料として用いられている。ここでは生薬としての杏仁について説明する。 杏仁は、三国時代(3世紀)頃に編纂されたもっとも古い漢方薬書である『傷寒論』にあり、麻黄湯、大青竜湯などの重要な処方に配剤されている大切な薬味である。 古くから「毒のある薬味」とされており、処方する際は分量を慎重に決めるものとされていた。現在では、分解されると青酸を発生するアミグダリンが含まれていることがわかっている。 漢方では鎮咳剤として多く用いられている。 なお、バラ科植物の仁の区別はアーモンドなどを除き極めて難解である。『本草辨疑』には桃仁は見分けやすいが、杏仁と梅仁はよく似ているため、杏仁と梅仁が混じって売られていることがあると記されている。現実の生薬市場では『本草辨疑』で見分けやすいとされている桃仁にも杏仁が混入している場合がある。
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「漢方」の例文・使い方・用例・文例
- 漢方薬
- 漢方薬の使用
- 祖母は漢方薬が一番いいと信じている。
- この漢方薬を飲み続ければ効くでしょう。
- 薬草剤, 漢方薬.
- 漢方薬の有り難いところはここだ.
- 漢方医
- 医者は漢方からも学ぶ処がある
- 漢方では草根木皮のほかは用いぬ
- 彼は、漢方薬で彼の風邪を治療した
- ハーブティー、漢方薬
- 長く漢方薬に使われて、サラダ用野菜として生で、またはホウレンソウのように料理されて食べられる有毛の青い花をつけるヨーロッパの一年の草の葉
- 数種の薬を調合した漢方薬
- 漢方薬の一つ
- 漢方において,陰虚という病気
- 淫羊かくという漢方薬
- 漢方において,主要な薬にそれを補う他の薬を加えること
- 漢方で,小児の疳という病気
- (漢方で)乾薑という,ショウガの根を干したもの
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